タマへの愛撫で知っておきたいこと
男性への愛撫で上手に使えば非常に効果的なもの、
それが「タマへの愛撫」なんですね。
タマ、つまり睾丸、キンタマ。
色々と呼び方はありますが、ここでは”タマ”でいきます。
タマへの愛撫は、男性にとって気持ちよく、
またドキッとする愛撫でもあります。
ただ、場所が場所なだけに、ちょっとやり方を間違えると大変なことになります。
大変なことになると言ってもそれほど大袈裟なものではありませんが、
ご存知の通りタマは男性の急所ですので、
ちょっとやり方が悪いと痛みを感じることになります。
ということで、今回は「タマへの愛撫」についてです。
タマへの愛撫はどういう時に使えるか
まず、タマへの愛撫はどういう時に使えるのか?
どういう使い方が考えられるのか?
これは特に決まったシチュエーションというものはなく、
どんな時に行ってもいいと思います。
フェラの時にタマを舐めてもいいですし、
手コキをやりながらタマを愛撫してもいいでしょう。
キスをしながら空いた手でタマを触ってもいいですし、
乳首を舐めながらタマを愛撫するのも全然ありですね。
ただ、やっぱり一番多いパターンは、
フェラをしながらと手コキをしながらの時だと思います。
男性のペニスを口で愛撫しながら空いた手でタマを触ってあげたり、
手で男性のペニスをしごきながらもう片方の手でタマを愛撫する、
この二つのパターンが一番自然なパターンだと思いますし、
フェラや手コキの時が男性がタマへの愛撫を期待する時でもあります。
逆にタマだけを淡々と愛撫するってことは多くないと思います。
(それが好きな男性も中にはいると思いますが)
何か別の愛撫をしながら、そこにタマへの愛撫も加える
という感じがいいでしょう。
ですので、フェラをしながらタマを愛撫する、
手コキをしながらタマを愛撫する、
この2パターンが最も定番なやり方になりますね。
そもそもなぜタマへの愛撫は気持ちいいのか?
そもそもなぜタマを愛撫されると気持ちいいと感じるのか?
タマ自体は性感帯ではありません。
タマを一生懸命愛撫されてもそれでイクわけではありません。
男性で言えばペニス、女性で言えばクリトリスや膣のような、
ダイレクトに快感を感じてオーガズムに直結するような性感帯ではないんです。
じゃあ何が気持ちいいのかというと、
恐らく触れられた時の感覚が新鮮なのが大きいかなと思うんです。
タマって人に触れられる部分ではありませんし、
むしろ基本的には痛いので人に触れさせたくない部分と言えるでしょう。
それに自分でも滅多に触らない部分です。
オナニーをする時だって自分でタマを触ることは基本的にはありません。
だから、タマって触れられること自体が新鮮なのです。
普段は決して人には触れられないところを触れられると
ゾクッとした快感を感じるものです。
それにタマを触られるって、それだけで興奮するものです。
女性が積極的に男性のタマを触るという行為自体は、
男性にとっては興奮を刺激する行為なのです。
普段触られない場所だからと言って、
足の裏とかを触られても興奮なんてしませんが、
場所が場所なだけに非常にエロさを感じるわけですね。
触られた時の感触の新鮮さと触られることへの興奮、
これがタマへの愛撫の醍醐味かと思います。
とにかく「優しく」が重要なポイント
タマへの愛撫のやり方は、
舌で舐めたり、手で撫でたり揉んだり、口で吸ったり
色々なやり方があります。
どんなやり方をしてもいいのですが、
共通して心がけて欲しいのが、とにかく優しく優しく愛撫することです。
タマ(睾丸)は、男性の急所です。
ちょっと強い衝撃を与えるだけでも激痛が走ります。
男性はタマが弱点だというのは十分承知だとは思いますが、
どれくらい痛いかは言葉ではなかなか説明できませんし、
それを女性に理解してもらうことは不可能です。
男性でないと絶対に経験できない痛みですからね。
女性もそのことは十分お分かりかと思いますが、
女性が思っている以上に繊細です。
女性としては十分優しくやっているつもりでも、
それでも痛いと感じることって結構あるんですね。
よくタマへの愛撫で女性がするのが、タマを吸う愛撫です。
このタマを吸う愛撫が好きな男性もいるのですが、
どちらかというと僕はあまり好きではありません。
吸うのって意外と力が加わっているもので、
軽く吸っているつもりでも結構痛い時が多いんですね。
チュッと軽く吸い付く程度の刺激でも意外と痛いんです。
また、手でタマを揉む愛撫の時も、
ちょっと力を入れて握ってしまったり、
あとは手の中で軽くポンポンとタマを弾ませるようにしてしまうと
それだけでも十分痛いと感じてしまいます。
ですから、タマを愛撫する時は女性が思っている以上にソフトに、
それこそ口や舌、手が軽く触れる程度でも十分だと僕は思います。
中にはちょっと痛いくらいが気持ちいい、
つまり「痛気持ちいい(いたきもちいい)」のが好きという人もいます。
マッサージなんかでもありますよね。
ちょっと痛いんだけど、その痛いくらいが気持ちいいってこと。
そんな感じで、ちょっと痛いくらいが気持ちいいというMっ気のある男性もいますし、
女性でもお尻をパシンパシンと叩かれる、所謂スパンキングが感じるという人もいます。
その辺は個人差があるのですが、
基本的には痛いと感じることは避けた方がいいですし、
それにどの程度の痛みまでOKかというのも人によって違います。
ですから、まず超ソフトで優しすぎると感じるくらいの愛撫から始めるのがいいと思います。
そこから相手の反応を見たり、もしくは相手に聞いてみるなどして、
どの辺まで強くしてOKなのか、どのくらいの強さが丁度いいのかを
徐々に強くしていきながら探っていくのがいいでしょう。
この「弱くから始めて徐々に強くしていく」その中で相手のベストな強さを探る
というのはエッチでは男女問わず鉄則と言っていいかと思いますね。
タマを愛撫するというより、タマ袋を愛撫する感覚
色々と痛くならないよう気を使っていても、
どうしても強くなってしまったり、痛いと感じさせてしまったりになりがちです。
タマの痛みの感覚は、女性には絶対にわからないことですし、
微妙なさじ加減は女性にはなかなか掴めないので仕方ないことかと思います。
ただ、タマへの愛撫と言うと、どうしてもタマ、つまりボールの方を愛撫する、
刺激するという意識で行ってしまうので、それが原因の一つでもあるのでしょう。
言わずもがな、男性の睾丸というのは、
タマ袋と言われる”おいなり”のような袋の中に
睾丸が二つ入っているという仕組みになっているのですが、
袋の中の睾丸の方を愛撫することがタマへの愛撫と思ってしまうのではないでしょうか?
でも、その睾丸を愛撫されることが痛いんです。
厳密に言えば、睾丸を強く刺激されると痛くなるんですね。
「タマへの愛撫なので、タマを刺激するんじゃないの?」と思うかもしれません。
でも、意識的には、ボールの方を愛撫するのではなく、
タマ袋の方を愛撫する感覚でやった方がいいんです!
例えば、
ボールの方に強く吸い付く。
ボールを口の中に含もうとする。
ボールを舌で弾くように舐める。
ボールを手で揉む。
ボールを手でポンポンと弾ませるように触る。
これらは女性がタマを愛撫する時にやることが多いのですが、
これらの行為は結構痛いことが多いです。
もちろん強さにもよるのですが、
軽くやっただけのつもりでも痛いってことが結構あります。
これらに共通するのって、
袋の中にあるボールの方を愛撫しようとしていることなんですね。
ボールの方を愛撫しようとするからボールに刺激が強い愛撫になり、
痛い愛撫になってしまうわけです。
ですから、タマを愛撫する時は、
ボールを刺激するのではなく、タマ袋の方を刺激する意識を持つといいと思います。
舐める時も、舌でボールを転がすのではなく、
袋の表面を舌で撫でるように舐めれば痛くないですし、
吸い付くにしてもボールを口に吸い込むようにするのではなく、
袋の方にキスをする意識で行えば痛くありません。
手で愛撫する時も、指で優しく袋の表面を撫でるようにすれば痛くないですし、
手で揉むにしても手のひら全体に袋を乗せるようにして
優しく手のひらで袋の表面を撫でるようにすれば痛くなりません。
「そんなので気持ちいいの?」と思うかもしれませんが、気持ちいいんです!
というよりもタマへの愛撫って、
直接ボールの方を触ることはできませんので、
タマへの愛撫の気持ちよさって袋を触られることの気持ちよさとイコールなんです。
”タマ”の愛撫って言葉から、どうしてもボールの方を愛撫すると考えがちですが、
本当はタマへの愛撫ってボールを愛撫することではなく、
袋の方を触って舐めて撫でることで快感を与える行為のことなんですね。
少なくとも僕はそう思っています。
そういう意味で言えば、
男性も「タマ舐めて」とか「タマ触って」と言うのではなく、
「タマ袋舐めて」とか「タマ袋触って」と言った方が正確なのですが、
そこはまあ言葉の綾みたいなものですね。
だけど、実際にタマを愛撫するということは、
タマ袋を愛撫するという意識で行うのが正解なのです。
そもそも先程も書いたようにタマ自体は性感帯ではありませんので、
強く愛撫したからと言って快感も大きくなるわけではありません。
例えば、女性の耳は性感帯だと言われますけど、
別に耳を激しく舐め回されただけでイクわけではありませんよね?
むしろ、優しくソフトにやらしく舐められた方が、
ゾクッとした快感と興奮があるのではないでしょうか。
タマへの愛撫は、タマを触られる感触自体が新鮮で、
タマを触られること自体に興奮するわけなんですね。
ですので、タマへの愛撫をする時の接触面であるタマ袋に触れるだけで
タマ愛撫から得られる快感と興奮を十分感じることができるのです。
もちろん、先ほども書いたように、
痛気持ちいいのが好きという男性もいますし、
それにあまりソフト過ぎると物足りないと感じる場合もあると思います。
そういう時は優しくから始めて徐々に強くしていく中で、
「痛くない?」とか「これくらいはどう?」なんて聞きながら、
男性の好きな強さを探っていくといいと思います。
ということで、タマへの愛撫の種明かしは、
「実はタマへの愛撫というのは、
タマ(ボール)を愛撫することではなく、タマの袋を愛撫することだったのだ!」
という感じですね(笑)
まあこれには正直異論はあるかと思います。
中にはボールを口に含まれてモゴモゴ口で揉まれるのが気持ちいい
っていう男性もいると思いますよ。
でも、僕はそれやられるとめっちゃ痛いので好きじゃないんです。
タマに吸い付かれるのも痛いのであまり好きではありません。
ボールの方をグニグニと触られたり、
強く吸われたり口で強く咥えられたりするとめっちゃ痛いんです。
むしろ、袋を優しくやらしく舌で舐められる(撫でられる)方が
気持ちいいですし興奮するんです。
ボールを咥えられたり吸い付かれたりすると痛いのですが、
絶叫して強行に抵抗するほど痛いってわけではないので、
どうしても痛いと言わずに我慢してしまうんですよね。
やっぱりせっかく愛撫してくれるのにそれやめてとは言いづらいですし、
ムードも壊したくないですしね。
実は同じように我慢している男性って、結構いるんじゃないかなと思います。
僕にとっての「タマへの愛撫」というのは、
袋の中にあるボールの方を愛撫されることではなく、
タマ袋の方を舐められたり優しく触られたりすることなんです。
タマを愛撫されること自体は嫌いではなくむしろ好きなので
愛撫されること自体はして欲しいんですけどね。
痛くないようにして欲しい、っていうちょっとした我儘です(笑)
ですので、今回書いたようなことを参考にして頂いて、
タマ袋を愛撫するという意識でやって頂ければ、
それほど痛い思いをさせなくて済むかなと思います。
そこから先は、男性とのコミュニケーションの中で
最も喜ぶ愛撫の加減を探していって下さい。
究極的には、どんな愛撫でも、相手に合わせてカスタマイズされた愛撫が
最も相手の男性を喜ばせることができますからね!
以上、シゲでした。