たまには女性がリードするセックスをしてみては!?
お久しぶりの更新になってしまいましたが、
今回は読者の方からのリクエストをお題に記事を書いてみます。
さっそくどんな内容のリクエストか、
というのをまずは見て頂きたいと思います。
前略
男性に対して『ソフトS』をするのにはどのような感じが男性はテンションあがるのでしょうか?
近々、その予定があり・・・ただ今、迷走中です・・・。
また、男性に『ソフトM』をお願いする時にはどのような感じや言葉がよろしいのでしょうか?
ブログやメルマガにて書いていただけないでしょうか?後略
以上が頂いたリクエストです。
現在は、ご質問やご相談を受けるのをちょっとお休みさせて頂いていて、
教材に関するもののみお答えするという形式で受け付けています。
で、今回のは、教材に関するやり取りをしている中で、
フッと出てきたお話がきっかけで記事を書くことになりました。
「引用してもいいですか?」と聞いたら「いいですよ」と
快く了承して頂けたので今回引用させて頂きました。
さて、そんなこんなで、上記のリクエストを頂いたのですが、
これを見た時に僕は「ん?」と思って、二つのことを考えたんですね。
というのも、頂いたリクエストは、二つの解釈が成り立つと思ったからです。
一つは、「女性が男性をリードして、女性主導でのセックスはどうやるのがベターなのか?」ということ。
もう一つは、「ソフトSMというプレイを男性と楽しむにはどうするのがベターなのか?」です。
一言に”S”とか”M”と言っても、
その意味合いは色々な意味に取れるものです。
単に男性を積極的にリードして攻めるセックスをすることなのか、
それとも文字通りSMプレーとして男性に対してSなプレーをすることなのか。
例えば、セックスをリードし自分主導でセックスを行うことや
相手を積極的に攻めるようなセックスをするようなことをSと言ったりしますし、
文字通り目隠しとか縛りプレイのようなSMプレイの上でのSとかMという意味もあります。
プライベートで「あの人Sだよね」とか言ったりする時は、
どちらかというと前者の意味合いで使いますよね?
それこそ、セックス以外のところで縛りやムチを振るったりしたら、
SとかMというより危ない人ですからね(笑)
厳密に言えば、前者と後者って重なっている部分もあるのですが、
上記のリクエストを頂いた時に
「男性に対して『ソフトS』をするのにはって、どっちのことだろう?」
と思ったわけです。
そこで、どうせだったら、両方をお題に記事を書いてみよう!
ということで、今回は前者の方についてで、
次回は後者の方について書いてみたいと思います。
男性もたまには女性にリードされたい!?
セックスには特別ルールがあるわけではないのですが、
基本的には男性が女性をリードするというのがセックスのパターンになっていると思います。
もちろん、この点についてはカップルによって違うと思いますが、
やっぱりセックスに関しては男性が攻め手で女性が受け身、
男性がセックスを進行して女性は男性のセックスの進行に付いて行く、
みたいなパターンが一般的だと思います。
ただ、毎度毎度それではワンパターンになってしまいます。
毎回男性がエッチに誘って、毎回男性の愛撫に任せて、毎回男性にエッチのペースをお任せする、
それだとどうしても変わり映えのないセックスになりがちです。
頻繁にコロコロと新しいことをする必要はありませんが、
あまりにも同じようなセックスが続いてしまうと、
それが場合によってはマンネリの原因にもなりかねません。
それに、たまには違ったセックスがあった方が刺激的で楽しいですよね?
特別変わったプレーをしなくても、
たまにセックスの攻守を交代するだけで、
セックスに新鮮さを取り入れることができます。
極たまにでもそういった新鮮さを取り入れるだけで、
それまでのマンネリ感が一気に解消されるんです。
セックスに新鮮さを取り入れることはパートナーを喜ばせることにもなるので、
時には女性の方から積極的にセックスをリードするのもいいのではないかと思いますよ!
それから、実は男性も、意外と女性が積極的にリードするセックスをしてみたい、
たまには女性にリードされるようなセックスをしたいと思っている人って、
結構いるものなんです。
やっぱり自分が求められるのは嬉しいものですし、
たまには女性の方から積極的に迫ってきて欲しいという願望は、
男性の中にはあるものです。
これは、Mっ気のある男性の傾向と思うかもしれませんが、
意外とSっ気の強い男性でもたまにはそういうのもしてみたい、
って思っている人は多いです。
ですから、女性が積極的にリードするという行為自体は、
男性を興奮させるテクニックの一つでもあるんです。
女性がセックスをリードするにはどうすればいいのか?
とはいえ、基本的にはセックスは男性がリードすることが多いので、
自分からセックスをリードするにはどうればいいかわからない
という方も多いかと思います。
やったことがない人であれば、わからなくても当然です。
でも、難しく考える必要はないんです。
セックスをリードするには、いつも男性がやっていることをそのままやればいいだけなんです!
基本的な男性がやるセックスのパターンって決まっています。
一般的な流れは下記のような感じです。
キス
↓
耳や首筋へのキス
↓
胸への愛撫(揉む、舐める)
↓
下半身への愛撫(手マン、クンニ)
↓
フェラしてもらう
↓
挿入
もうこれがオーソドックスなパターンだと思います。
上から下へ愛撫を移動させていく流れですね。
そして、この流れを連鎖させていくわけですね。
連鎖させていくというのは、これらの愛撫を途切れ途切れ行うのではなく、
愛撫同士を繋げて進行していくのです。
キスをしながら髪・耳・首筋を撫でて、
耳や首筋を撫でながら胸を触って、
胸を触ったり舐めながらアソコを触って、という感じに、
何かの愛撫をしながら次の愛撫を始める、
というのが男性の進行パターンです。
女性が男性をリードしていく場合も、
これと全く同じようなことをすればいいわけです。
いつもあなたがされていることをそのまま真似ればいいのです。
キス
↓
耳や首筋へのキス
↓
胸への愛撫
↓
手コキ・フェラ
↓
自分が愛撫してもらう
↓
挿入
こんな感じのパターンですね。
男性と女性とでは体の作りや感じ方が違うじゃない?
そう思うかもしれません。
でも、大丈夫なんです。
男性も女性も感じる部分ってほぼ同じなのです。
男性も耳や首筋って感じますし、耳や首筋にキスされると興奮します。
胸だって女性ほどではなくても、男性が快感や興奮を感じる性感帯です。
感じ方の違いこそあれど、基本的には同じなんです。
そもそも男性も女性も同じ人間で体の基本構造は同じですから、
神経が通っている部分も同じようなところを通っているわけです。
違いといえば、形状の違いです。
ですから、基本的には女性が感じる部分と同じところを愛撫すればいいんです。
もちろん、男性と女性とでは感じ方が全く同じというわけではありません。
そこは多少は男性向けにアレンジは必要ですね。
例えば、男性は胸が感じると言っても乳房がありませんので、
胸を揉むという愛撫に感じたり興奮することはありません。
(女性も胸を揉まれてもあまり感じないって人も多いですよね)
ですから、男性の胸を愛撫する場合は、あくまでも乳首を攻める、
具体的には乳首を触ったり舐めたりキスをしたりが男性向けの愛撫であって、
更に言えば服の上からではなく直接素肌に愛撫することが大事です。
だから男性の胸を愛撫する時は、服の中にすぐに手を入れるか、
さっさと服を脱がせてしまうのが得策だと思いますね。
ただまあ、キスから始めて、耳や首筋、乳首、そして下半身と、
上から下へ愛撫を進めていく手順は、女性がリードするセックスでも有効ですし、
男性もそういう愛撫には十分感じるものなのです。
それに、そういう愛撫をされると、
意外と男性も従順になったりするものなんですよね(笑)
こうした女性からのアプローチは、
もともとMな男性にはたまらなく興奮することですし、
Sなタイプの男性でも思わず身を任せてしまう流れだと思います。
そもそも100%Mとか100%Sなんてことはなく、
Sな男性でも多少はMな気質も持ち合わせているものです。
そういった”眠っているM”の部分を刺激することができるわけですね。
ただ、Sな男性の場合は、やっぱり基本はSな気質が当然強めですから、
極端な話、いきなり女王様的な迫り方をしてもあまり響かないんです。
「気持ちいいところ言ってごらん?」とか「何をして欲しいの?」みたいな迫り方ですね。
Sな男性にいきなりこういう迫り方をしても、
「は?」って感じでいまいち乗りきれないと思うので、
女性がリードしようとしても不発に終わる可能性があります。
ですから、ここでお伝えしたような自然な形で女性がリードしていった方が、
スムーズにセックスの主導権を握ることができると思います。
女性がリードを奪うための魔法の「宣言ワード」
とはいえ、普段は男性にリードをお任せしているのに、
いきなり自分から迫るというのもなかなかハードルが高いですよね。
ハードルが高いというか、ちょっと男性の反応に不安を覚えるかもしれません。
男性が受け入れてくれるかどうか?みたいな。
やっぱり普段は男性がリードしているのに
いきなり女性が積極的にセックスをリードし始めたり、
それこそ女性に突然押し倒されたりしたら、
やはり男性も驚くものです。
「え?なになに?」「今日はどうしたの?」って。
もちろんそういう驚きも刺激になりますし、
時には驚きも興奮材料として大きく働きます。
だから、驚き自体がダメってわけではありません。
でも、中には人を驚かせるのが苦手って人もいるでしょうし、
驚かせて引かれたくないという不安を持つ人もいると思います。
そういう場合に、スムーズにリードを奪える言葉があります。
それがこの言葉です。
「今日は私に任せて」
これは宣言の言葉ですね。
今日は私がリードしますという宣言をするわけです。
その宣言を押し付けがましくなく伝える言葉が、
「今日は私に任せて」なんですね。
宣言をすることで男性も心構えができますし、
身を任せる準備をすることができます。
「あ、今日は彼女(奥さん)の方が攻めたいんだな」とわかるんです。
さすがに男性としても、「今日は私に任せて」と女性に言われて、
それを拒否することはできません。
ですから、この宣言をした時点であなたの勝ちです(笑)
さすがに「今日は任せて」と言われて、
「いいや、お前には任せられんっ!!」と拒否する人っていないと思いますよ。
もし拒否する人がいれば、
それは余程女性にリードされるのが嫌なタイプか、
もしくは厳しいようですが、お互いの関係性に
信頼関係がまだ築けていないのかなと思います。
男性としてもできるだけ女性の要望を叶えてあげたいと思うものですし、
アブノーマルな要望ならまだしも、女性がリードしたいという要望は、
決して許容範囲から外れた行為じゃないですからね。
「今日は私に任せて」と言われたら、
ほとんどの男性がその意図を汲んで身を任せると思います。
もちろん言い方というのも大事ですね。
例えば、セックスを始める段階で、つまりこれからキスをするタイミングで、
「今日は私に任せてください!」とあらたまって言われたら、
それはちょ~っと情緒がありませんよね。
興奮を煽ることもこれではなかなかできません。
個人的にオススメなのは、
”キス~耳を舐める”の段階で囁くように伝えることです。
キスをしている時に囁くのはムードがありますし、
耳を舐めている時なんかはモロに耳があなたの口元にあるわけですから、
囁くタイミングとしてはバッチリなはずです。
そうやって愛撫をしながら色気や情感を込めて伝えれば、
セックスのムードも高まりスムーズに主導権を奪えると思います。
これも逆の立場で考えればわかることで、
例えばキスをしながら「愛してるよ」と男性に言われたらグッときますよね?
耳を舐められながら「今日は君を凄く抱きたいんだ」とか言われたら
心が一気に燃え上がりませんか?(燃え上がるってことにしてください 笑)
キスをしたり耳を舐めながら「今日は私に任せて」と言われることは、
女性が上記のようなことをされるのと変わらない意味があるのです。
男性とか女性とか関係なく、
自分がされて嬉しいことは相手がされても嬉しい事です。
女性が攻める側だからと言って特に変わったことが必要なわけではありません。
いつも自分が男性にされてい嬉しいこと、男性にされたいことを
あなたがパートナーにしてあげるだけでいいのです。
*
さて、以上が女性がセックスをリードする時の手順です。
もちろん男性みんなが同じ反応をするわけではないですし、
中にはここで紹介したプロセスが上手くフィットしない男性もいるかもしれません。
例えば、耳や首筋を愛撫されるのが苦手な男性。
あとは胸を愛撫されるのが好きではない男性。
そういう人もゼロではありませんよね。
セックスとは、人間を相手にしたコミュニケーションですから、
機械的に作業を進めればみんな一様に同じ反応を示してくれるというものではありません。
そこはやはり相手を見て対応を変える必要はあります。
耳や首筋を愛撫されるのが苦手な男性なら、
そこをショートカットするのもありですし、
胸を愛撫されるのが苦手ならそれもする必要はありません。
キスをしながら素肌を撫で回したり、
キスをしながら下半身を擦ったりでも全然OKです。
そこは相手の男性に合わせて臨機応変に変えていけばいいと思います。
セックスとは相手有りきの行為ですからね。
ただ、基本はここでお話ししたような基本のパターンを踏襲すればいいと思います。
その上で、相手の男性の好みや趣向を考慮して、
アレンジを加えていくといいんじゃないかなと思います。
何しろ、相手の男性の好みを一番知っているのは、あなた自身ですからね!
何にしても、たまには女性の方から積極的にリードするというのは、
セックスに新鮮さを取り入れるためにも非常に有効な手段です。
たまには女性から攻められたい、
そう思っている男性も決して少なくはありませんので、
是非チャレンジしてみて頂ければと思います!
さて、次回は最初の方で述べたものの”後者”に当たる部分。
すなわち「SMプレーとしてのソフトS」についてですね。
それについてお話ししていきます!
以上、シゲでした。