セックスで男性を夢中にさせるために大切な「受ける技術」
よく洋画のベッドシーンなどを見ていると、
こちらが恥ずかしくなるような甘い言葉を男性が囁いているシーンを見かけます。
「愛してるよ」
「すごく綺麗だ」
「最高だよ」
普段なら気恥ずかしいセリフでも許されてしまう
独特のムードやテンションがセックスにはあります。
むしろ、やや大袈裟なくらいの方が、
興奮や感情の高ぶりをもたらしてくれたりするものです。
甘い言葉やロマンティックなセリフを
サラッと言えてしまうのが欧米人の強いところです。
女性の中には、こうした甘い言葉を言われるのが嬉しかったり、
甘い言葉をかけられるのに憧れる人も多いようですね。
しかし、僕ら日本人男性は、
甘い言葉を言うことがあまり得意ではありません。
どこか気恥ずかしかったり、あとはクサイと思ってしまって、
躊躇してしまうところがどうしてもあるのです。
そこを躊躇なく言えてしまう男性の方がモテるのはわかるのですが、
わかっていてもなかなかできなかったりするんですよね。
しかし、そんな僕のようなベタな日本人男性でも、
時には意を決して(というかその場の気持ちの盛り上がりに乗じて)
甘い言葉を投げかけることもあるんですね。
そこで重要なのが、女性側の「受ける技術」です。
「愛してるよ」「綺麗だよ」とか、
もしくはもっとクサイようなセリフを言ってみたりするのですが、
意外と女性のリアクションが芳しくないことが少なくありません。
女性としても、言われ慣れていないので、恥ずかしいのだと思います。
「いやいや」とはぐらかしてみたり、
「今日はどうしたの(笑)」と笑われてしまうことって結構あるんですね。
それは女性の照れ隠しなのかもしれませんし、
普段言われない甘い言葉を突然言われると
気恥ずかしくて誤魔化してしまう気持ちは凄くわかります。
ただ、そこで”すかされて”しまうと、
言った方も恥ずかしくなってしまいますし、
現実に引き戻されてしまう感じがしてしまうんです。
で、次に甘い言葉を言おうとしても、言いづらくなってしまうという。
コミュニケーションというのは、
送り手と受け手が上手く噛み合うことによって、
より良いものに発展させていくことができます。
音楽などでは、よう「コール・アンド・レスポンス」という言葉が言われますが、
分かりやすく言えば、古い例えですが、「のってるかーい!」「いえーい!」みたいなものです。
アーティストが「のってるかーい!」と掛ける掛け声に対して、
観客側が「いえーい!」と答える。
呼びかけ(コール)に対して反応(レスポンス)する、これがコール・アンド・レスポンスです。
これが、「のってるかーい!」と呼びかけているのに、
観客がシーンとしてしまったら、ムードも生まれてこないですし、
呼びかけた方もしらけてしまいますよね。
このコールとレスポンスが噛み合って、
初めて最高の雰囲気が生み出されていくわけです。
「愛してる」とか「綺麗だよ」といった甘い言葉、愛の言葉を
言って欲しい言われたいと思っていても、
それをちゃんと受けることをしてくれないと後が続かないんですね。
男性の甘い言葉に対して、しっかりと受けることが大事なのです。
男性のコールに対するレスポンスをちゃんとすることで、
最高のムードができあがっていくわけです。
これは女性が悪いというわけではありません。
日本人男性があまり甘い言葉を言わないから、
女性の方も言われ慣れていないし、どう受ければいいかもわからないわけで、
仕方のないことでもあるんです。
普段言われ慣れていないことを突然言われたら、
やっぱり「え?」と戸惑うでしょうしね。
卵が先か鶏が先かではありませんが、
男性があまり言わないから女性が上手に受けられないのか、
女性が上手に受けられないから男性がなかなか言えるようにならないのか。
どっちが正解とかではなく、
日本の文化の中で自然に作られてきたものだと思います。
積極的に女性に甘い言葉や愛の言葉を言うことは、
男性が率先して行っていかなければならないことですし、
男性が努力すべきことだと思います。
でも、男性が甘い言葉を言った時には、
それを茶化さず誤魔化さずかわさず、ちゃんと受け止めて欲しいんですね。
何も気の利いた受け方をする必要はないんです。
「愛してる」と言われたら「私も愛してる」でいいですし、
「綺麗だよ」と言われたら「ありがとう」とか「あなたも素敵だよ」と受け返す、
その程度の受け方で全然いいんです。
茶化すでもなく笑うでもなく、
ちゃんと受け止めてくれるだけで十分ですし、
それだけで言ってよかったって気持ちになります。
テンションも上がっていきますし、気持ちもモードもグッと入り込んでいきますし、
セックスに対しての熱も入っていきます。情熱度が上がっていくのです。
それに、こうしたコミュニケーションが成立していくと、
次からも言いやすくなりますよね。
もっとクサイ言葉も言えるようになっていきます。
相手のアクションに対してどうやって受けるか?
この受ける技術というのは、色々なところで重要になってきます。
愛撫をされている時や挿入されている時でも、
どういう反応を見せるか、どういうリアクションを取るかで
男性のテンションは大きく変わってきます。
挿入時の仕草なども今までにいくつか紹介してきましたが、
それらも受けの技術の一つです。
上手に受けてくれると男性のテンションもどんどん上がっていきますし、
セックスにもっともっと熱が入っていくのです。
でもこれはセックスに限った話ではないですよね?
普段の会話でも同じだと思いますし、デートなどでも同じだと思います。
プレゼントも、渡した時にどういう反応を見せてくれるかで気分は全然変わります。
デートで奢られるのが上手な女性がいますが、
それは奢ってもらうというアクションに対しての受け方が上手なのだと思います。
だから、奢る方も気持ちよく奢ることができるわけですね。
話をセックスに戻して、
例えば女性が攻め手であるフェラチオの時を考えても、
全く反応が見えない人よりも良い反応を示してくれる人の方が、
していて楽しいでしょうし、もっと熱が入ってくるのではないでしょうか。
攻めと受けが上手く噛み合った時により良いセックスが生み出されていきますし、
攻めと受けが噛み合った時は、今までにない進化したセックスになっていきます。
進化というと大袈裟に感じるかもしれませんが、
噛み合った時は今までにないようなセックスになることがあるんですよね。
そのためには、男性だけでも女性だけでもダメで、
双方が協力し合うことがとても大事になってくると思っています。
上手な受けをしてくれると、
男性は目の前の女性、目の前のセックスにどんどん夢中になっていくことができます。
ですので、相手のアクションに対してどう受けるか、
その辺に一度思いを巡らせて頂ければと思います。
その一つが、今回ご紹介した、
甘い言葉・愛の言葉に対する受け方なのです。
以上、シゲでした。