不倫する男性のセックス心理とは?
今回は、頂いたご質問にお答えしようかと思います。
今回は、っていうか、今回もって感じですね(笑)
テーマは、「不倫男性の心理」です。
まずは頂いたご質問の紹介から。
こんにちは。
いつもメルマガありがとうございます。
ブログも読んで、鷹宮りょうさんの教材を購入し、日々勉強しています。毎日楽しいです。わたしの彼は既婚者の男性です。
わたしと初めてセックスしてから、家に帰ってもわたしとのセックスを思い出してしまうと言われました。
しかし、奥さんがいれば奥さんともセックスすると思いますが、長年連れ添った女性との慣れたセックスより、わたしとのセックスのほうがいいと言うのは本当ですか?遠距離なので、頻繁には彼に会えないから、たまに会うとやはり燃え上がります。
それはわたしとのセックスがいいのか、たまにしか会えない、しかも既婚者と言う背徳感からくる興奮だからなのではないでしょうか?
また、わたしとのセックスを終えて帰宅して、奥さんへの罪悪感から、奥さんに優しくなって愛が深まることはありませんか?こんなふうにモヤモヤ悩むと、それが彼に伝わると思いますので、今度会うときまでさらにテクニックを磨いて、彼をトリコにしちゃいます。
少し不安になってしまったので、聞いて見ようと思いました。
では、1つずつご質問にお答えしていきたいと思います。
長年連れ添った女性との慣れたセックスより、わたしとのセックスのほうがいいと言うのは本当ですか?
まずこちらについてですが、これはどちらともとれますね。
どちらともとれるというのは、
一つは、本当に「奥さんよりも良い」と思っているということです。
嘘偽りなく、奥さんよりもご質問者様とのセックスの方が良いと感じている。
だからそれを素直に伝えた、という可能性はもちろんあります。
もう一つは、その場の気分の高まりで言っている、という可能性です。
彼女や奥さんのような”正規のパートナー”以外の女性とのセックスって、燃えるものがあるんですよね。
テンションもちょっと高ぶり気味になりますので、ちょっと言葉も大袈裟になるんですよね。
異常テンションの時に出る、クサイ言葉、過剰な表現みたいな感じですね。
不倫のような禁断の関係って、劇場型恋愛みたいな感じじゃないですか。
スリリングな関係、スリリングなシチュエーションって、人は表現が大袈裟になりがちなんですよね。
ただし、じゃあ口から出任せなのかというと、そういうわけではありません。
いくら表現が大袈裟だったからと言って、元が0なら大袈裟な表現も出てこないのです。
1を10にして表現することはあっても、0を10にすることはまずありません。
ですから、少なくともご質問者様とのセックスに満足感を感じているのは確かでしょうし、
何かしら奥さんよりも良いと感じる部分はあるのだと思います。
それは単にどちらが上かというか、
自分がしたかったセックスが出来ているとか、
今までやりたくてもできなかったことが出来ているとか、
そういった部分での満足感かもしれません。
何れにしろ、奥さんより上かどうかは別として、
何かしらの満足感を男性は感じていると思いますし、
奥さんとのセックスでは味わえなかった喜びを感じてはいると思います。
あとは、相手を喜ばせたいって気持ちも多少はあるでしょうね。
やはり不倫の関係となると、女性は奥さんの存在を意識しているだろうことは男性もわかっているはずです。
そこに不安や劣等感を感じてしまうんじゃないかという危惧はあると思うんです。
ですから、奥さんより良いと告げることで喜んでもらいたい、
安心してもらいたいという気持ちも多少はあると思います。
それはわたしとのセックスがいいのか、たまにしか会えない、しかも既婚者と言う背徳感からくる興奮だからなのではないでしょうか?
これはあると思います。
禁断の関係という背徳感、たまにしか会えないという希少性や新鮮さは、
間違いなくセックスへの興奮に繋がります。
これが、頻繁に会えて、したい時にセックスできる状況であれば新鮮さは少なくなりますし、
背徳感も関係が長期になってくれば薄れてくるものです。
関係の持ち始めは、背徳感や新鮮さは興奮の大きな燃料になりますので、
それがセックスへの評価にプラスされているのは間違いないと思います。
だから、ある程度付き合いが長期になって、
新鮮さや背徳感が薄れてきてからどう感じるかですよね。
ある程度時間が経てば、そういうものは薄れてきますから、
それでも関係が続いているのなら満足感は本物だと思います。
わたしとのセックスを終えて帰宅して、奥さんへの罪悪感から、奥さんに優しくなって愛が深まることはありませんか?
まず基本的に、不倫をする男性も女性も、罪悪感を感じる人はほとんどいません。
まあ、一時の過ちで関係を持ってしまったって場合に罪悪感を感じる場合はあるでしょうし、
中には罪悪感を感じながら不倫関係を続ける人も稀にいると思いますが、
基本的には罪悪感を感じながら不倫を続ける人ってほとんどいないと思っていいと思います。
ただ、「奥さんに優しくなる」これはあると思います。
それは罪悪感からではなく、不倫バレしないためのカモフラージュとしてです。
やはり不倫というのは良い行いではありませんし、
それをしている本人もそれをわかってやっているので、
バレるんじゃないか?気づかれるんじゃないか?という不安がどこかにあるものです。
特に最初の頃は。
そのため、何かしらのカモフラージュ反応って出るもので、
それが「奥さんに対して優しくなる」という形で出る場合もあります。
あとは、不倫をするということは、奥さんとは別にもう一人パートナーを持つということであり、
それによって心に余裕が出来て奥さんにも優しくできるようになる、という人もいますね。
奥さん一人しかいない時は、奥さんに全てを求めてしまったり、
奥さんと何か上手くいかないことがあった時に気持ちの逃げ場がなかったりして
奥さんにきつく当たってしまうこともあったのが、
パートナーがもう一人できることによって全てを奥さんに求める必要がなくなって
心にも余裕ができて、結果的に奥さんに優しく慣れるという場合もあります。
それで、「奥さんへの愛が深まる」に関してですが、これは微妙ですね。
愛が深まるケースもないとは言えないですが、
そうなったら不倫関係の方を清算するんじゃないかなという気がします。
不倫がバレて一悶着があって、その結果奥さんの大切さ必要さに気づいた、
というケースならあると思いますが、進行中に奥さんへの愛が深まるというのは
僕はあまりないんじゃないかなという気がしますね。
ということで、以上がご質問への僕なりの答えになります。
僕は、不倫だの浮気だのセフレだのという関係に否定も肯定もするつもりはありません。
ただ、一つ注意しなければならないのは、
彼女や奥さんがいる相手と関係を保つ場合は、
相手を独り占めしたいという独占欲や、奥さんに勝ちたいという欲は
大きなリスクの要因になります。
(勝ちたいはまだしも、独占欲はかなりリスキーですね)
そういう気持ちが頭をもたげてきたら、トラブルの沼に片足を突っ込んでいることになります。
トラブルの引き金になるのはもちろんのこと、
自分のメンタルの崩壊にもつながってしまいますからね。
ですから、そういう気持ちにしっかりと蓋をして、
割り切った気持ちで関係を持つことが大事だと思います。
以上、シゲでした。