本当はやりたくないアブノーマルなプレイを上手に断る方法とは?
セックスには、ノーマルなものとアブノーマルなものがあります。
どこからがノーマルでどこからがアブノーマルなのかの線引きは難しいのですけどね。
前回ご紹介した「アナル」もアブノーマルの一種になるかと思います。
前回の記事はこちら。(前回の記事も読んでおいてくださいね!)
ノーマルなセックスであれば、大抵は受け入れられるとは思いますが、
アブノーマルなプレイとなると、受け入れられるものと受け入れられないものとが出てきますよね?
では、アブノーマルなプレイで受け入れられないプレイを求められた場合、
あなたはどうすればいいのか?
拒否するにしても、どう拒否すればいいのか?
前回も紹介したのですが、改めてご質問を紹介したいと思います。
楽しくメールマガジンを拝見しています。
今回ご質問なのですが、男性は女性よりもアナルに対して執着が強めなのか教えて下さい。私の彼はアナルへの愛撫がとても好きで、アナルに指をいれてとか舐めて欲しいと毎回リクエストしてきます。
逆に私のアナルにも指を入れようとしたりずっと舐めてたりするので毎回この「アナル」の時間になると早く終わらないかな…。
と思っている自分がいます。私はアナルを舐めるのは正直抵抗があり、これらの愛撫はできればしたくないのですが、アナルに執着がある彼とどのように毎回事を進めればよいのか考えています。アナルを拒否してしまうとセックスレスにつながってしまうのでは…、とか。
男性は女性よりもアナルへの執着があるものなのでしょうか?
そして相手の趣向をやんわり拒否してしまうともう彼女とセックスの頻度が少なくなってしまうでしょうか?もちろんセックスだけで付き合ってるわけではありませんが、セックスすることでとても二人の関係を円滑にしているのも事実です。
どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
好きな人のためだから、できるだけ受け入れてあげたい。
でも、やっぱりどうしても受け入れられないってプレイもありますよね。
アナルなんかも、嫌な人は本当に嫌だと思います。
そういった嫌なプレイを求められたらどうすればいいのか?
嫌なプレイを断るにはどういう断り方をすればいいのか?
実は以前、このような記事を書いています。
この記事にも是非目を通しておいてください。
もし男性の性癖があなたと合わなかったら?やりたくないプレイを求められたら?
それと若干被る部分はあると思うのですが、改めてお話していきたいと思います。
やってはいけないこと1「我慢する」
まず嫌なプレイに対して絶対にやってはいけないことがあります。
それは、我慢して相手のプレイに付き合うことです。
許容範囲のプレイだったらいいんです。
頑なに自分のやりたいこと以外しないというのではドライなセックスになりますし、
それでは相手が楽しめないセックスになってしまいます。
時には相手がしたいと思うプレイを受け入れてあげること、
一緒に相手がやりたがっていることをトライしてみることもとても重要なことです。
ただ、許容範囲にも限界がありますよね。
好きではないけど、別に付き合ってもいいかなとか、
私はやりたいとは思わないけど、彼氏がやりたいっていうならしてあげてもいいかな
そう思えるプレイだったらまだいいんです。
でも、どうしても無理ってプレイってありますよね?
そういうプレイを我慢してお付き合いするのは、僕はやめた方がいいと思っています。
いくら好きな男性のためだからといって、
嫌なことを我慢しながら、大袈裟に言えば苦痛に耐えながら相手の好みにお付き合いするのは避けるべきです。
それは絶対に、いつかどこかで限界が来ます。
そういうセックスをしていると、自分がセックスを楽しめなくなります。
あなたがセックスを楽しめなくなると、相手の男性もセックスを楽しいと思えなくなります。
そのうちセックスをすること自体が気が重くなってきてしまいます。
どこまで許してどこまで許さないかの線引きは難しいですが、
どうしてもこれはやめて欲しいなと思うプレイは、
勇気を出して断った方がお互いのためにプラスになると思います。
やってはいけないこと2「恥ずかしいからを理由にする」
これは断り方のテクニック的なことになりますが、
よく女性はプレイを断る時に「恥ずかしいから」って言うことがありますよね。
「恥ずかしいからヤダ」とか「恥ずかしいからしたくない」とか「恥ずかしいからやめて」とか。
実はこの「恥ずかしいから」って、あまり効果がない断り方なんです。
前回の記事でも書きましたが、
男性は女性が恥ずかしがるのってむしろ大好物なんですね。
「恥ずかしい」って女性が言うのは、むしろ嬉しかったりするのです。
「恥ずかしいからヤダ」っていうと、「それがいいんじゃん」って言って
かえってノリノリになってしまうのは結構あるあるです。
中には、女性の気持ちを慮ってやめてくれる男性もいるでしょうけど、
恥ずかしいと言われるとかえってノリノリになっちゃう男性の方が多いんじゃないかなと思います。
だから、「恥ずかしい」は、男性の行為を止める理由としてはあまり使えないのです。
ハッキリと断っていいですよ
ではどう断ればいいのかというと、
これはもうハッキリと断って僕はいいと思います。
「ヤダ」
「それやりたくない」
「それやめてほしい」
そんな感じできっちり断っていいと思います。
ただし、もちろん言い方は大事です。
ぶっきらぼうに突き放すように言えば誰でも傷つきますし、テンションだって下がります。
柔らかく、譲歩しながら伝える方がいいと思います。
でも、断ることはきっちり断る。
これが凄く大事です。
ハッキリ断らないと、本当に嫌なのか、それとも形だけの断りなのかわからないんですね。
本当にやめて欲しいんだ、という意図をちゃんと伝える必要があるのです。
セックスの場合だと、言葉を額面通りに受け止めていいか、わからないことが多いです。
わかりやすいところだと、「ダメ」とか「ヤダ」とか。
ダメ、ヤダと言われても本当に嫌な場合とそうでない場合とがありますよね。
そんな感じで、セックスでの会話って、
額面通りに受け止めていいのかどうか迷う時って結構多いんです。
だからこそ、断る時は、ちゃんと断っていることが伝わるように断ることが大事。
本当にやめて欲しいんだということが伝わるようにハッキリ断ることが大事なのです。
理由を伝えること
そこに一つ加えると、よりスムーズに断れるんじゃないかと思います。
それは、理由を伝えることです。
なぜ嫌なのか?
なぜやめて欲しいのか?
その理由を伝えることで、男性は安心します。
断られるにしても、理由がわからないまま断られるのと、
理由があって断られるのとでは受け取り方が全然変わるんですね。
「嫌なものは嫌」と、理由もなく断られるのと、
「これこれこういう理由でやめてほしい」と言われるのとでは
納得感が全然違うんです。
もちろん、理由があった方が素直に受け入れられますし、傷も付きません。
特に男性は、理由を欲しがる生き物なのです。
理由と言っても、そんなたいそうなものでなくてもいいんです。
アナルであったら、
「舐められてもあんまり気持ちよくないから」
「アナル攻められると盛り上がってた気持ちも下がっちゃうから」
「あんまりアナル触られるの好きじゃない」
そんな程度で十分だと思います。
「○○だから、やめてほしい」の○○があると、
より納得感を持って受け入れられるんじゃないかなと思います。
最後はパートナーを信用すること
そして、最後はパートナーを信用することです。
嫌だと言って傷つけたらどうしよう。
断って嫌われたらどうしよう。
断って気持ちが冷めちゃったらどうしよう。
やりたくないと言ってセックスに支障がでたらどうしよう。
そういう不安ってどうしてもあるとは思うんです。
だから躊躇しちゃう気持ちもわかりますし、
嫌だと思ってもハッキリ断る勇気が出ない気持ちもわかりますし、
我慢して受け入れてしまう気持ちもわかります。
でも、嫌なことを伝えても、それで嫌いになるってことはほとんどありません。
例えばアナル攻めだったら、「アナルを攻めるのはやめてほしいな」って言われて
それで腹が立ったり、もしくは傷ついて、「もうセックスしない!」なんて、
そう思うことってほとんどないんですね。
僕も今までに、それヤダとか、それやめてみたいなこと言われたことありますけど、
それによって相手が嫌いになったり、セックスするのが嫌になったりってのはないですし。
男性だって、女性が本気で嫌がっていることをやろうとは思いません。
本気で嫌だと言っているのに、自分の欲求を満たすために、
相手の意志を無視してまで押し通そうと思う人って少ないんですね。
意外と嫌なことを嫌だと言われても、そんなに気にならないものなんです。
男性としては、その辺結構鈍感な人も多いので、
嫌だと言われたら、「あ、なんだ、嫌だったんだ」みたいに
意外とすんなり受け止めることって結構多いんです。
むしろ、勝手な言い分ですけど、「嫌ならもっと早く言ってくれればよかったのに」、
って思うケースも多いと思うんです。
だから、そこは信用することが大事かなと思います。
素直に嫌なことは嫌だと伝えても、それで関係がギクシャクするような人ではないと。
そんなことで壊れるような関係ではないと、信用することが大事かなと。
もちろん言い方、伝え方にもよりますし、
素直に意見を伝えられる関係性を作っておくってことも大事です。
そこは日頃からのコミュニケーションですね。
でも、意外と大丈夫ですよ!
ということで、嫌なプレイの断り方でした。
やっぱり、相手がやりたがっていることを断るのって勇気が入りますよね。
嫌われたくない、傷つけたくない、気まずくなりたくない、
そんな感情があればあるほど断りづらくなるものです。
それって相手のことが好きだからだと思うんです。
だって、相手のことがどうでもいいと思っているのなら、
相手から嫌われようと、相手が傷つこうと、そこまで気になりませんからね。
でも、いくら好きな人の願いだからって、
嫌なことを我慢して付き合い続けるのもいつか限界がきます。
だから、なるべく早めに、その不一致は埋めておいた方がいいと思います。
それにこういうことって長引けば長引くほど言いづらくなってくるものです。
言われた方としても、「今まで何も言わなかったのに何で今突然?」って思うかも知れません。
だから早ければ早い方がいいかなと僕は思います。
そうやって二人の関係を最適化していきましょう!
以上、シゲでした。