それでも僕が「セックステクニックは学ぶべき」と思う理由
このブログでは、女性向けにセックステクニックを紹介しています。
以前に比べれば女性向けのセックスの情報や、
セックスのテクニックやセックスの話題を扱ったメディアは、
格段に増えてきたように思います。
かなりオープンにセックスの話しができるような時代になってきたと言えるでしょう。
ただ、女性がセックステクニックを学ぶという習慣は、
まだまだ根付いているとまでは言えないように思います。
まあ、このブログを見に来ているあなたは、
セックスの情報やテクニックを知りたくて来ているはずですので、
学ぶことに意欲的な数少ない女性と言えますね!
これだけセックスに関してオープンになってきたので、
色々な方が女性向けにセックスについて語るようになってきています。
その中には、「セックスにテクニックは不要だ」という意見もあります。
僕は、その意見には反対ではないんですね。
むしろ同意できる部分もたくさんありますし、
僕もテクニックは必須だとは思っていません。
よく言われるのが、愛情が大事、一所懸命に愛撫することが大事ということです。
これには本当同意ですし、それが一番大事だと思います。
だから、「テクニック不要論」についても凄く理解できる部分はありますし、
同意する気持ちもあるのです。
でも、それでも僕は、セックステクニックは学ぶべき、テクニックは学んだ方がいいと言います。
そこにはいくつかちゃんと理由があるんですね。
その理由の中で、二つほどお話したいと思います。
今回の記事は、その一つ目です。
テクニックは、愛情を伝えるための手段
セックステクニックというと、すぐに連想されるのが、
「相手を喜ばせるため」ということではないかと思います。
大好きな彼氏を喜ばせてあげたい、旦那さんを気持ちよくしてあげたい、
そういう気持ちでテクニックを学び始める人も多いと思いますし、
それが目的でテクニックを学ぶ人が多いと思います。
女性の場合は、特にこれが理由って人が多いんじゃないでしょうか。
でも、そういう側面だけではなく、
テクニックには愛情を伝える手段という側面もあるんですね。
セックスには愛情が大事だとよく言われます。
場合によっては、愛情があればテクニックなんて必要ないとも言われます。
確かにそれはあると思います。
愛情に溢れたセックスは、格別の喜びを与えてくれます。
大好きな人と結ばれる瞬間というのは、それだけで格別な高揚感を感じられます。
でも、愛情は、あるだけではなく、伝える必要があるんですね。
例えば、逆の立場で、
男性が「俺が愛しているのは言わなくてもわかるだろ」と言われたら、
ちょっとがっかりしてしまいますよね?
確かに言わなくても伝わる愛情はあるかもしれませんが、
言葉にするなりして伝えることで愛情って伝わるものだと思うんです。
愛情というのは、持っているだけでなく、伝えることがとても大事なのです。
その、愛情を伝える手段の一つが、セックステクニックです。
テクニックがあれば、愛情を伝える方法の幅が広がります。
愛情を色々な角度から伝えられるようになります。
別にテクニックがなければ、愛情が伝わらないと言っているわけではありません。
テクニックを知ることによって、愛情をより深く、より色々な表現で伝えられるようになるのです。
小説に例えるとわかりやすいでしょうか。
どんなに素晴らしいストーリーや伝えたい思想を持っていたとしても、
ヤバイ~スゴイ~、ドーン!みたいな
稚拙な表現方法ばかりで構成された小説だったら、素晴らしい小説にはなりませんよね?
書き手の中にどんなに立派なストーリーや素晴らしい思想があってもこれでは伝わりません。
読み手を感動させる表現をする言葉を持っていたり、小説を書くテクニックを持っていて、
初めて自分の中にある素晴らしいストーリーや思想を伝えることができるのだと思います。
セックスでも同じことが言えると思うんですよね。
彼氏や旦那さんを気持ちよくさせてあげたい、喜ばせてあげたいと思うのも、
それは愛情の表れだと思います。
ただ、いざセックスで気持ちよくさせてあげようと思っても、
具体的なやり方を知らなければできませんよね?
せっかく溢れんばかりの愛情を心の中で持っていても、
それをセックスの場で表現しようとしても、伝えようとしても、
具体的なやり方を知っていないと、それを出すことができないのです。
セックスで、なんとか気持ちよくさせてあげたいと思っているのに、
思うように喜ばせてあげることができなくて、忸怩たる思いをした方も結構多いんじゃないでしょうか。
色々と質問を頂いていると、それが結構伝わってくるんです。
それを可能にしてくれるのが、テクニックなんですね。
テクニックを知っていると、手段が増えます。
アレもやってみて、コレもやってみて、アッチもやってみてと、
色々とやれることが増えますし、色々な方法、色々な角度から愛情を伝えることができます。
すっごく喜ばせてあげたいのに、どうしてあげたらいいのかわからない!
という壁を超えさせてくれるのがテクニックなのです。
あなたの中に、どんなに大きな愛情があっても、
どんなに喜ばせてあげたいという気持ちがあっても、
それを表現できなければ、伝えられなければ、相手に伝わらなければ、
それは宝の持ち腐れになってしまいます。
テクニックは、宝の持ち腐れにしないための手助けをしてくれるのです。
もちろん、最初に言ったように、テクニックがなければ愛情が伝わらないわけではありません。
テクニックがなくても、一所懸命な気持ちや喜ばせてあげたいという愛情は伝わってきます。
でも、同じだけ愛情があったとして、
一方は頑張ってくれてるのはわかるけど正直気持ちよくなれないセックスで、
もう一方ではテクニックを知っていて、色々な方法で気持ちよくしてくれるセックスなら、
やっぱり後者の方が嬉しかったり楽しかったりするのが本音です。
だから、テクニックはあって損はないというか、あった方が絶対に得なんです。
ラブレターだってどんなに溢れんばかりの愛情があっても、
それを表現する言葉を持たなければ、伝えることができません。
伝える言葉があることによって、持っているしっかりと愛情を伝えることができるのです。
もちろん愛情はセックスだけで伝えるものではありません。
日常の中でいくらでも愛情を伝える方法はあるでしょう。
ただ、セックスって、愛情を伝えるための、愛情を交わらせるための大事な行為だと思うんですね。
そのセックスで愛情を伝えるために、愛情を表現するためには、
テクニックは手段の一つになります。
ということで、テクニックを学ぶべき理由の一つ目をお話しました。
次回は、二つ目についてお話したいと思います!
以上、シゲでした。
P.S.
今回の話は、もちろん男性にも言えることです。
例えば、男性に凄くあふれるような愛情があったとして、
でも、セックスはぶっちゃけ上手ではなく気持ち良いとは言えないとしたらどうでしょうか?
よく男性のセックスでは、「丁寧さが大事」みたいなことが言われます。
でも、男性の多くは丁寧にやろうとしていますし、
女性を気持ちよくさせてあげたいと思ってセックスをしているんですね。
誰も、雑に乱暴に痛めつけてやろうと思ってセックスしているわけではないんです。
それでも、痛いと感じることが多かったり、雑と感じることが多かったりするわけです。
実はこの、「丁寧に」っていうのはテクニックがいることなんです。
女性に「丁寧に愛撫してくれているな」と感じられるようなテクニックがないと、
丁寧に感じられるセックスってできないんですよね。
「この人は、丁寧にセックスしてくれて愛情を感じるな」と思えるのは、
そこにテクニックという土台があるからこそできることなのです。
テクニックって、思いを具現化するための大事な手段と言えるのです。