なぜ男性は、顔射や胸射など、女性の体に精液をかけたがるのか?
あなたは、男性に「顔射」ってされたことがあるでしょうか?
結構顔射をする男性っているみたいで、
たまに話しに聞くのが、童貞の男性との初体験で、
いきなりその童貞の男性が顔射した、なんて話は聞いたことがあります。
初体験でいきなり顔射なんて、よくそんな勇気あるなぁ、
なんて思っちゃったりもするのですが、AVの影響なんでしょうね。
AVでは顔射って珍しくはありませんから、
そういうものを見てセックスを勉強してしまって、
顔射が当たり前なものだと受け止めてしまったのだと思います。
顔射となるとちょっと過激なプレイですので、経験がない方もいると思いますが、
お腹とか胸とかに精子をかけられた経験がある女性は多いのではないでしょうか。
では、なぜ男性は顔射をしたがるのか?
なぜ男性は、女性の体に精液をかけたがるのでしょうか?
人それぞれ理由は違うと思いますし、感じるものは違うと思うのですが、
僕なりに考えた「なぜなのか?」についてお話ししたいと思います。
とはいっても、多分みんなの想定内のお話だとは思いますが(笑)
ちなみにあまり好ましくない表現があるかもしれませんが、その点はご了承ください。
支配欲・征服欲を満たしたい
「支配欲・征服欲」という言葉だといまいちピンとこないのですが、
それ以外定期等な言葉が見つからないのでここではそう表現しておきますね。
これは多分思いつきやすい理由なのではないでしょうか。
支配欲や征服欲というよりも、独占欲の方に近いかもしれませんね。
自分の体液を女性にかけることで、
その女性の所有権を主張するような心理が働くんですね。
「この子は俺のモノだ!」
みたいな。
やはり男性としては、目の前の女性を独り占めしたいという気持ちがあるんですね。
独り占めしたいといっても、ガチで独り占めしたいというわけではないのですが、
セックスをしているその瞬間は、この子は俺のモノだという独占欲が出てくるものなのです。
言葉は悪いですが、ある意味でのマーキングみたいな意味合いがあるのかもしれません。
例えば、征服した土地に自分のシンボルの旗を立てるような。
ここは俺のモノだという、何か証のようなものを欲する生き物なのかもしれません。
セックスで女性に体液をかけるというのは、その代償行為なのだと思います。
別に誰に証明するわけでもないんですけどね。
それをすることで、自分の中にある独占欲、征服欲が満たされる部分があるのです。
汚すことへの興奮
もう一つが、この「汚す」という欲求です。
全ての男性に共通する欲求とまでは言いませんが、
男性には、美しいもの、好きなものを「自分の手で汚したい」という欲求があるんですね。
美しいもの、好きなものだったら、むしろ汚したくないのでは?
むしろ綺麗なままにしておきたいのでは?と思うかも知れませんが、
そうではないんですよ。
他人に汚されるのは嫌なんです。
でも、自分の手で汚したい欲求があるものなのです。
「汚れなき」というと、「処女」が想起されることが多いのではないかと思います。
女性の場合はわかりませんが、男性であればそう考える人は多いはず。
もし仮に、自分の好きな人が処女で、その処女を他人に奪われると考えたら、
やっぱりそれは嬉しくないんですよね。
他人の手で汚されたような気がして嫌なわけです。
じゃあ、ずっと処女のまま、汚れなきままでいてほしいのかというとそうではなく、
自分の手で処女を奪いたい、自分の手で汚したいわけです。
まあ、処女じゃなくなることを「汚す」と表現するのも失礼な話ですが、
あくまでも感覚的な話です。
僕自身は、処女厨と言われるタイプではなく、むしろ遊びを知っている女性の方が好きなタイプなので(笑)
だから、上記のような「処女を奪いたい」「汚すなら自分の手で」みたいな感覚は薄い方です。
それでも、そういう感覚が全くないわけではありません。
ちょっと話が飛躍しましたが、
自分の好きなもの、自分が美しいと思うものを
自分の手で汚すことに興奮するという性質があるんですね。
それが満たされるのが、顔射であり、胸射だったりするのです。
その中でも一番興奮するのが顔射です。
顔というのは、人間の中でもっとも美しいパーツであり、
その人を象徴するパーツでもあります。
また、もっとも汚れにくい場所だとも思います。
だからこそ、そこを汚すことに一番興奮するのです。
そして、その次にくるのが、胸かなと思いますね。
胸、おっぱいというのも、男性にとっては女性の中で美しく見えるパーツです。
ですから、胸に射精するのも興奮するものです。
じゃあ、お腹はどうなのか?いわゆる腹射ってやつですね。
正直これは、そこまで興奮することはありません。
あまり興奮とは結びつかない気がしますね。
興奮度ゼロってわけではないですけど、他と比べると低めです。
興奮を求めて腹射をするってことは、あまりないような気がします。
生でセックスをした時の膣外射精だと、お腹の上に射精することが多いと思いますが、
それはやっぱり一番射精しやすいのがお腹の上っていうのが大きいですね。
場所的にも女性の下半身から近いですし、
面積的にも広いパーツなので、床にこぼれにくいですし。
こんなことを言うと情緒も何もなくなりますが(笑)
機能的な意味でお腹に射精していることが多いかと思います。
以上は、一般的な感覚かと思うのですが、
これが人によって変わるのが興味深いところなんですね。
脚フェチで脚が好きという男性は、脚に射精するのに興奮しますし、
お尻フェチの男性は、お尻に射精することに興奮するんですよ。
その人にとって美しいと思えるところ、愛おしいと思えるところ、
そこを自分の精液で汚すということに興奮を覚えるのです。
これはある意味、先程説明した「支配欲・征服欲」にも通じるかもしれません。
自分の体液で汚すことによって、その女性を自分色に染める、
我がモノにするという意味合いがあるのかもしれませんね。
あくまでも深層心理的な感覚ですけど。
精飲や唾液交換とはちょっと違う・・・気がする
ではでは、顔射とかと似たようなもので、「精飲」や「唾液交換」というものがあります。
精飲とは、フェラで口内射精した時に、そのまま精液を飲む行為。
唾液交換は、その名の通り、キスなどでお互いの唾液を交換する行為。
これってパッと見、顔射とかのように「汚す」行為に思えるかもしれません。
でも、個人的にはちょっと意味合いが違うんですね。
精飲とか唾液交換というのは、「受け入れ」であり、
その受け入れに対して興奮する意味合いが大きいと思うんです。
本来は精液とか唾液なんてのは汚いもので、
他人のそれを口で受け止めるというの普通はできる行為じゃないですよね。
でも、好きな人のだから受け止められる、好意があるから受け止められるわけで、
自分の汚いはずの体液を受け止めてくれたことに対しての喜びが興奮につながると思うんですね。
本来は嫌だけど、「あなたのだから受け止めますよ」という気持ちに
愛情だったり好意だったり、特別感を感じられるので、それが嬉しかったりします。
あとは、体液を交換することによって、「一つになる」という意味合いもあるかと思います。
セックスにも通じるのですが、
精液を飲んでもらったり、唾液を交換することで、
相手の体の中に自分の体液を入れることになるので、
それによって「一つになれた」という実感を感じられるのかもしれません。
擬似的なセックス、セックスの代償行為とも言えるでしょうね。
もちろん、そうではなくて、精飲とか唾液交換に対して、
「汚す」興奮の方を感じる男性もいるとは思いますよ。
そこは人それぞれだとは思います。
ただ、僕としては、精飲や唾液交換は、「汚す」方の興奮ではなく、
「受け入れ」に対する喜びや興奮の意味合いの方が強いのではないかと考えています。
以上、顔射や胸射をなぜしたがるのか?についてでした。
「まあそうでしょうね」的な想定内なお話だったかもしれませんね(笑)
ただ、今回お話した「汚れ」というのは結構深いというか、
男性心理の中にあるキーになる部分だと思っています。
汚れの話はなかなか言葉で説明しづらい部分もありますし、
今回触れたこと以外でも色々な場面に出てくるんですよね。
綺麗に整ったものをグチャグチャーとしたくなるとか、
真っ白なキャンバスにビシャー絵の具をぶっかけたくなるとか、
綺麗に並べたドミノを崩すのはもったいないと思いつつ
自分の手で倒した時の爽快感とか、
そういう感覚って誰にでもあると思うんですね。
それに近いのかなとも思ったりします。
この「汚す」っていう概念は、広く深い概念でもあるので、
なかなか今回のテーマだけでは説明できないのですが、
そういう感覚があるっていうのをぼんやりと知って頂くと、
男性の「なぜ?」が少しは理解できるかなと思います。
だからといって、顔射とかを良しとするつもりはありません。
プレイの一つとして、お互いの合意の上であれば全然いいですが、
一方的にするのはやはりマナー違反だと思いますし、
女性にも「それを受け入れろ」と言うつもりはありません。
目に入ったり鼻に入ったりすると痛いみたいですし、
そういうリスクはありますからね。
決して肯定するつもりはありません。
ただ、「なんでしたがるの?」という疑問に対して
多少なりとも理解の手助けになればなと思っています。
今回の記事は、ちょっと汚いというか、不快な内容も含まれましたが、
あんまり遠回りな表現をしすぎても理解につながらないと思ったので、
その点はご了承いただければと思います。
以上、シゲでした。