特定の体位だけで痛い場合。本当は痛いのに言い出せない!そんな時どう伝えればいい?
セックスの挿入で痛いと感じたことは、一度や二度くらいは誰しもあるのではないでしょうか?
その原因は、男性側のやり方の問題にあることもありますが、
体位によって痛みを感じることも少なくないと思います。
人によってバックが痛い人もいれば、
座位が痛い人、屈曲位が痛い人と様々です。
そんな「痛い」って感じる時に、そのことを男性にどう伝えたらいいでしょうか?
というようなお話。
まずは頂いたご質問の紹介からです。
こんばんは。
いつも色々と学ばせて頂いています。
ありがとうございます。挿入時の事で…
いつもは正常位で大きく足を開いて挿入するのですが、
その日は、足をたたみ込み気味で、お尻を上げた状態にして挿入という形になりました。(ごめんなさい…体位がよく分かりません…)でも、それが私にとって、痛いというか、何とも表現しがたいのですが、苦しいというか、(決して気持ちいいとか、いった状態ではなく)
それで、その痛さのようなものに耐え難く、めちゃくちゃに喘いでしまったんです。今までに無いほどに…。
そしたら彼が、いったと思い込んで、私が気持ちよくなっている。と勘違いしたようで…
次の日の朝も同じような体位でしてしまって…奥に当たってたから、気持ちよかったんじゃない?
って聞かれましたが、どう答えていいか分からなくて、
そ、そうなんだー。と答えただけだったのですが。次もあの体位なのかなーと思うと、ちょっとH自体を避けてしまいそうです。
本来、私はHは好きなはずなのですが。やんわりと痛かった事を伝えた方がいいのでしょうが、
どう伝えたらいいのか教えて頂けないでしょうか。よろしくお願い致します。
ご質問ありがとうございます!
まず体位によって痛い体位があるっていうのは、決して珍しいことではありません。
僕も過去に、バックだけはどうしても痛いって女性とか、
正常位でもちょっと角度が違うだけで痛いとか、
そういう女性は過去に何人かいましたね。
ちょっと力加減が違うだけで痛かったり、
あとはピストンの角度が変わるだけで痛かったり。
意外とちょっとしたことの差が、
気持ちいいと痛いの分かれ目だったりもするんですよね。
さて、今回のご質問では、
「足をたたみ込み気味で、お尻を上げた状態にして挿入という形」
とのこと。
これがどういう体位なのかはちょっとわからないのですが、
通常の正常位とはちょっと違う挿入の形をとったのだと思います。
そうなると、通常の正常位とは挿入の角度も変わりますし、
力のかかり具合も変わってくるので、それが合っていなかったのかもしれませんね。
ただ、それにしても、耐え難いほどの痛みとのことですので、
よほど合っていない体位だったんでしょうね。
しかも、それを「感じている」と勘違いされてしまったということは、
多分男性の方はよけいにテンションが上がって、
いつも以上にピストンも激しくなっていたんじゃないかと思うんです。
合わない体位+激しい力加減というのが合わさって、
なおさら強烈な痛みにつながっていったんでしょうね。
この場合ですが、これは別に男性側の技術不足とかではなく、
あくまでも合わない体位で行為をしたことが原因ですので、
その点はハッキリと伝えるべきだと思います。
「その体位は痛いから止めてほしい」と。
で、ご質問の中では、
「やんわりと痛かった事を伝えた方がいいのでしょうが」とありますが、
ここはやんわりではなくハッキリ伝えていいところだと思います。
もちろん、あまりきつい言い方をするのではなくね。
結構セックスに関して男性に対して不満とかやめてほしいことを伝えるのに、
やんわりとそれとなく伝えようとする女性って多いんですよね。
バシッとハッキリいうというよりも、角が立たないように伝えたいと。
やっぱり相手を傷つけたくないとか、ガッカリさせたくないとか、
気分を害したくないという気持ちがあるのだとは思いますし、
その気持ちはすごくわかります。
ただ、「痛み」に関しては、ハッキリ伝えた方がいいと思うんですね。
というのも、ぼんやりとした伝え方をして、
こっちはちゃんと伝えたつもりでも相手にしっかり伝わっていなかった場合、
痛いセックスが繰り返されてしまう可能性だってあるわけですね。
こっちは「痛いからやめて」と伝えたつもりなのに、
それが伝わっていなかったなんてこともありうるわけで。
その場合、痛みに耐えるのは女性の方です。
女性であるあなたが苦しむだけです。
だからこそ、「痛み」などの苦痛に関しては、ハッキリ伝える必要があるのです。
ハッキリ伝えるといっても、
別にきつく伝えるという意味でもないし、
相手を攻め立てるという意味でもありません。
そもそも今回のケースでは、男性の方に落ち度があるというよりは、
痛い表情を「感じている」と捉えてしまった誤解がきっかけですからね。
意外と男性からすると、快感で顔を歪めているのか、
痛みで顔を歪めているのか、区別がつかないものだったりします。
これがもし、男性が下手なことが原因だとすれば、
男性に対して、「あなたが下手だから痛い」とは言いづらいでしょうし、
男性からしてもそんなこと言われたらさすがに傷つきます(笑)
でも今回のは、単に体位が合わなかっただけであって、
男性が下手だったからなわけではありません。
だから、女性からそれを告げられても、男性もそんなに傷つかないと思うんですよ。
僕だったら全然傷つかないですし、そうだったんだって思うくらいです。
ですので、伝えることをそんなに恐れなくて大丈夫です!
ただ、あんまり先延ばしにするとどんどん言いづらくなるので、
できるだけ早めに伝えた方がいいとは思います。
では、どう伝えるかですが、これもストレートでいいと思います。
これからエッチするぞってタイミングなら、
「前言えなかったんだけど、あの体位って実は痛かったんだよね。
だからあの体位はなしにしてもらっていい?」
今まさに相手がその体位をやろうとしてきたら、
「あ、ごめん。その体位実は痛かったんだ。それはしないでほしいな」
みたいな感じで全然いいと思うんです。
文字にするとちょっときつそうですけどね(笑)
そこは言い方とか言葉のトーンを緩めて、軽いトーンで伝えてください!
こういうのはあんまり重々しくならずに、
でも伝えることは変に濁さずにハッキリと伝えるのが大事です。
「その体位は痛い」ってことと、「今後はその体位はやりたくない」ということ。
この2つをしっかりと伝えるようにしてください。
多分こういう伝え方で傷ついたり気分を害する男性っていないと思うんですね。
さっきも言いましたが、これが男性の技術不足からくるものだったり、
あとは身体的な特徴(例えばペニスが小さいとか大きいとか)からくるものなら、
「それのせいだ」と言われたら傷つくかもしれません。
でもこれは、あくまでも体位との相性であって、
別に男性側に落ち度があるわけではないので、
男性側も言われて傷つくようなことではないと思います。
本来は、最初の時に伝えられればよかったんですけどね。
でも、その時に思わずしてしまった反射的な反応が逆に誤解を生んでしまったわけで
これはこれで仕方のないことだと思います。
ですので、
ごめん!
この間は誤解させたけど、本当はそれ痛いんだ!
だからこの体位はなしにしようね!
最初からいえばよかったね!ごめんね!
って明るく伝えれば大丈夫じゃないかなと思います、
男性だってセックスでは女性に気持ちよくなってほしいと思っているものです。
それを知らないうちに痛い思いをさせていたとなれば、
そっちの方が気持ち的にはショックですからね。
ですので、誤解を解くことは、男性のためにもなることなのです!
なるべく早めに教えてあげてくださいね!
以上、シゲでした。