自分の性癖をオープンにした先にある最高のセックス
今日は、前回の記事を受けてのお話になります。
ご質問ではないのですが、前回の記事を見てくれた読者様が反応をくださいましたので、ちょっとそれをご紹介したいと思います!
ちなみに前回の記事はこちらですので、まだご覧になってない方はぜひご覧ください。
それでは、頂いた感想メールのご紹介からです。
こんばんは。
いつも勉強させていただいております。今回の記事を読んでの感想なのですが・・・
(すみません)私は50歳、セフレの彼は51歳です。
以前にも、オモチャ、コスプレで質問させていただきました。
当時は私ばかりがコスプレしてましたが、その後は彼からのカミングアウトで彼自身女性物の服を着たり、パンストを着用して
オナニーするのが好き、というのを知りました。なので現在は二人でパンスト履いて脚を絡めあったり、破いて挿入したり、彼がワンピを着たり(因みに174cmのがっちり系です)二人でいろんな格好をして行為に及んでいます。彼用の服やパンストも一緒に買いにいったりします。
セックスのプレイについても、最初は恥ずかしさもあり言えなかったりしましたが、最近では「縛って」とか「襲う感じで」とか、AVで見たプレイとか態勢を「やってみたい」と言えるようになりました。いい歳してなんですが、自分のしたいこと、してみたいことをお互い伝えて楽しんでます。
なのでたまに変態ちっくなセックスになりますが・・・
会えない時は電話越しでお互いオナニーしてます。
妄想たっぷりで。他にもこのような趣味を持たれてる男性っていますかね?
私、今までの人生の中で1番楽しいセックスしてます。
はい、ご感想ありがとうございます。
もう何より最高の一言がこれ!
私、今までの人生の中で1番楽しいセックスしてます。
もう最高ですよね!
こう言い切れるって物凄く充実しているからだと思います。
まずはご質問の部分。
他にもこのような趣味を持たれてる男性っていますかね?
これについてですが、こういう趣味を持っている男性はめちゃくちゃいます!
全然おかしなことではありません。
確かに、女装趣味とかパンストフェチとかって、人に大ぴらに言いづらい性癖なので、
あまりリアルで聞かない性癖かもしれません。
でも、全然レアな性癖ではないですし、女装趣味とかは、
女装趣味の男性が集まるサークルとかがあったりして、
かなり愛好家が多い性癖と言えると思います。
よく言われるのが、お医者様とか代議士の方、国家公務員など、
社会的な地位の高い人や世間的にお堅い職業と言われる方に多いと言われますね。
まあそれは、あくまでも印象論だとは思いますが、
全然おかしいことではないので大丈夫ですし、これからもどんどん楽しんでいってください!
性癖をオープンにするということ
さて、性癖について今一度語ってみたいと思います。
実際、誰にでも性癖ってあります。
性癖っていうと、何か特殊なものってイメージがあると思います。
アナルセックスだとか、SMだとか、赤ちゃんプイだとか。
匂いフェチとかも、ちょっと特殊な方に入れられることが多いかもしれません。
でも、特殊なものばかりを性癖と呼ぶわけではなくて、性的な好み全般を指す言葉なんですよね。
キスが好きとか、舐められるのが好きとか、舐めるのが好きとか、会話しながらするのが好きとか。
バックが好きとかもそうだし、スローセックスが好きとか、それこそラブラブなエッチが好きとかだって十分性癖です。
性癖っていうと、恥ずかしくて人には言えない、人が聞いたら引いてしまうような特殊なものばかりを言うわけではないのです。
とはいえ、そこまで特殊な性癖ではないとしても、
それをオープンにするって意外と恥ずかしかったりするんですね。
女性だったら、クンニが好きっていうのは別に恥ずかしいことでも、特殊なことでもないのですが、
それでも自分はクンニが好きだってことを素直に男性に言えない人は非常に多いです。
どうしても装ってしまうというか、見栄を張ってしまうところがあります。
相手のことが好きであればあるほど、なおさら自分をよく見せようとしてしまうのが人間です。
性癖の部分をオープンに見せて、
「引かれないかな?」「変だって思われないかな?」「嫌われないかな?」と
不安になったりするのは僕も凄くわかります。
また女性であれば、「エッチな子だな」って思われるのが嫌だって人も多いでしょう。
男性からすると、例えそう思ったとしてもそれはむしろ嬉しいことですし、
男性からすれば「エッチな子」って最高なことなんですけどね。
まあでも、女性からすれば、エッチな子、やらしい子と思われたくないって人が多いのだと思います。
だからこそ、自分の性の部分をなかなかオープンにできませんし、
好きな男性相手だからこそ、自分を良く見せようと思ってしまうのでしょう。
私はノーマルですよ、性的に変なところはありませんよ、と。
でも、それって逆を返せば、我慢をしているってことになるんですよね。
自分の性癖、自分の欲求に蓋をして、自分自身を抑え込んでいるわけです。
当然それってどこかでストレスになっていたり、歪になっていたりするんですよね。
自分では気づかないところで我慢の塵が積もっているのです。
もちろんだからといってそれが爆発するとは限りませんし、
我慢しながらも快適な性生活を送っている人だってたくさんいます。
それに大なり小なり我慢ってみんなしているものですからね。
ただ、あんまり我慢が続いてしまうと、中には外にその欲求のはけ口を求める人もいるのです。
特に男性に多いかなとは思いますが、
例えば、SMが好きという性癖の男性がいたとすると、
自分の彼女や奥さんとSMプレイをするわけにもいかないし、それを打ち明けることもできない。
そうなると、外に同じ性癖を持つパートナーを探して、そこで自分の性癖への欲求を解消するんですね。
もちろんそれが良いこととは言いませんが、そういう形で解消しようとする人もいるにはいるのです。
どちらにしても、性癖に蓋をするっていうことは、多少なりとも我慢をしているってことです。
それこそ、クンニが好きな女性だったら、本当はクンニをたくさんしてほしいのに、彼はあんまりしてくれない。
でも、自分からもクンニしてほしい」って言えないから、ずーっと我慢するしかない。
それでは、やっぱりどこかストレスが溜まっていきます。
逆に、こういった性癖の部分を全て打ち明けられたら、
全ての欲求を一緒に叶えられるパートナーがいたとしたら?
これほど素晴らしいセックスはないのは、想像できると思います!
まさにそれを実現できているのが、今回ご感想をくださった方だと想うんです。
前回の記事は、自分のしたいことを叶えるための一つのやり方として、
「やりたいことのリスト化ゲーム」を紹介しました。
>> セックスをより楽しむための”やりたいことのリスト化ゲーム”を強くオススメしたい!
セックスは相手がいてはじめて成立するものですので、
自分の願望や欲求を全て叶えることはなかなかできません。
相手が嫌がることだってあるでしょうし、自分の欲求を押し付けることで、
相手に我慢を強いてしまうことだってなくはありません。
逆に、自分が嫌なことを我慢して受け入れる必要もないわけです。
だからこそ、お互いがお互いの「したいこと」をオープンにしてみて、
その中から、自分たちでできることとできないことを取捨選択していくことができれば、
よりお互いにとっての理想的なセックスに近づけていけると思うのです。
お互いにとって100点満点は難しくても、それに近づけていくことは十分可能なのです。
もちろん、それが簡単ではないってことはわかります!
重々よくわかりますよ!
言えないですし、オープンになんてなかなかできないですもんね。
僕だって出来ているかと言えば、まだまだ出来ていない部分もあります。
それに、勇気を出してオープンにしてみたのに相手に引かれる可能性だってあるわけですし、
自分の性癖をおかしな目で見られて傷つくことだってゼロではないわけですから。
そのために大事なのは、お互いの信頼関係です。
相手の性癖を受け入れる受け入れない、やるやらないは別として、
相手の性癖自体を絶対に否定しないこと、
相手がそういう性癖を持っていることに対しては絶対に蔑まないこと。
これが物凄く重要なことになるのです。
この姿勢をお互いに持つことができれば、オープンになれると思うんですね。
相手がいることなので、それが簡単なことではないとも言えるのですが、
少なくともあなただけでもそのような姿勢を持っていてほしいなとは思います。
まずできることは、「自分がどうするか」だけですからね!
そして、いきなりフルにオープンにするのはさすがにハードルが高いとは思います。
ですので、少しずつでいいですし、小さな「してほしいこと」でいいですので、
少しずつオープンにしていって、自分で蓋をしている欲求を解放していってください。
その先に、今以上に楽しいセックスが待ち受けていると思いますよ!
以上、シゲでした。