「年を取ると勃たない」は、勃たないのではなく「勃起持続力が続かない」の問題なのかも!
このブログの読者様の年齢層は10代から50代以上までと非常に幅広いのですが、
中でも30代から40代くらいの方が中心になっています。
今回は、そんな大人の女性に向けたお話になります。
年齢が上がってくればそれに比例するように、
お相手の男性の年齢も上がってくるのが比較的多いんですね。
中には10歳下の男性や、人によっては20歳くらい年下の男性とお付き合いしている方もいますし、
そういう年の差カップルって最近増えてきているようにも感じますが、
まあ自分とパートナーの年齢が比較的近いという方がやっぱり多いでしょう。
さて、お相手の男性が30代、いや、40代を過ぎてくると問題になるのが、男性の勃起です。
「年をとると勃たなくなってくる」なんて話を耳にしたことはあるんじゃないでしょうか?
実際僕も年をとるにつれて、そのことを実感するようになってきました。
ただ、昔考えていた「年をとったら勃たない」というのとは、ちょっと違う部分があるんですね。
年をとっても全然勃起はする!
まず、年をとっても勃起は全然します。
もちろん性的興奮もしますし、AVとか見ればポンポン勃起します(笑)
ぶっちゃけその点はあんまり年をとっても変わらないなぁって思いますし、
若い頃と変わったという実感があまりないんですよね。
大人になれば、年をとって中年と呼ばれる年齢になれば、
もっと性欲の部分は衰えてくるものかと思ったのですが、意外や意外、あまり衰えてくれません。
当然個人差もあるのは間違いないでしょう。
たまたま僕の性欲がまだまだ元気ってだけかもしれませんし。
事実、セックスレスの夫婦は相変わらず多いようですし、
40歳を過ぎたら「やりたい!」って願望がなくなったと言っている人も僕の周りにもいます。
まあセックスレスについては、他にも色々要因がありますので、性欲と関連付けるのは無理がありますけどね。
ただ、AVの購買層とか風俗の利用者層が40代を中心とした中年がメインと聞くと、
性に対する好奇心は以外と衰えないものなのだと言えると思います。
全く衰えがないとは言いません。でも、意外とまだまだ性欲は元気。
それが個人的な実感です。
勃たないことではなく、勃ちが続かないこと
とはいえ、衰えたと実感する部分もあります。
僕が思うには、「年をとると勃たなくなる」というのは、
むしろコッチのことを指しているんじゃないかと思うんです。
それが何かというと、
勃起持続力です!
勃起持続力というのは、「勃起した状態をどれだけ長持ちさせられるか」です。
若い頃、それこそ10代や20代の頃って、
セックスの始まりのキスの段階から挿入して射精するまで、
ほぼ勃起しっぱなしの状態でいられたんですよね。
一回のセックスに所要する時間はどれくらいでしょうか?
キスとかから始まって、前戯、そして挿入して射精まで、全部で40分くらいとかですかね?
厳密に測ったことはないですけど、僕の感覚では40分くらいのような気がします。
中には15分で終わらせる人もいたり、逆に2時間くらいかけてじっくりとって方もいたりと、
そこは完全に人によるとは思います。
ただ、僕の場合、昔だったら40分ほぼ勃起しっぱなしってことも全然可能だったんですね。
勃起しっぱなしとまではいかなくても、勃ってちょっと縮んでまた勃ってみたいなことを繰り返しながら、
挿入の時にはちゃんと勃起して射精までいくことができてました。
でも、年を重ねてくると、それができない時も出てくるんですね。
よくご質問でも中折れの質問をいただくことがあるのですが、途中で勃起が持たなくなってしまうのです。
毎回ってわけではありません。
問題なく最後まで勃起を維持できる時もあります。
でも、時には勃起を最後まで維持できない時がでてくるようになるんですね。
勃起を維持させる体力が、確実に若い頃よりも衰えているのです。
最初のキスなどをしている段階からは、結構ビンビンに勃っていたりもします。
そこは若い頃とあんまり変わらないんですよね。
だけど、そのビンビンの状態が長く続かないことがあるのです。
だから、挿入の段階にくると、ヘナヘナっと力尽きていたりすることもあるんですね。
勃起ってずっと力んでいるようなイメージなんです
僕の感覚としては、勃起させるのって意外と体力が必要な行為だと思っています。
体力というか、ペニスの筋力というイメージでしょうか。
例えば、腕立て伏せを腕を曲げた状態で止めているイメージ。
こんな状態ですね。
流石に腕立てほどハードではないですが、勃起させ続けるのって、こういうイメージなんですね。
ずーっと力んでいる状態って感じで。
この腕立ての状態のままずーっとキープすることってできませんよね?
若い人や体力のある人だったら長くキープしていられるかもしれませんが、
いくら年が若くて体力があるとしてもいつかは限界がくるものです。
それが、年を重ねればもっと体力がなくなります。
当然キープできる時間も短くなってきてしまうのです。
勃起に関しても、10代とか20代とかだと、体力も筋力もまだまだ元気なので、
ずっと力んで勃起していても全然疲れないし力が萎えてくることもありません。
力んでいる意識もなく、勃起状態をキープすることができます。
でも、やっぱり年を重ねてくると、ずっと勃起させるために力むパワーがなくなってくるんですね。
昔は30分は勃起持続させられたのが、20分に減り、10分に減り。
興奮して瞬間的に勃起させるパワーというのは、それほど若い頃も今も変わらない気がします。
でも、それをずーっと長時間キープさせておくことが難しくなってくるんです。
できる時もあればできない時もあって、年とともにキープできない時が増えてくるのです。
僕自身も、セックスをしていて全く勃起しないってことはほとんどありません。
やっぱり女性と触れたり、裸を見たりすれば興奮するし、
興奮すれば若い頃と変わらずギンギンに勃起します。
でも、それをセックスの間中ずっとキープしていられるか、勃起し続けていられるかというと、
勃起し続けられない機会は年とともに増えてきました。
持続力の衰えの方が実感としては強いのです。
焦らしすぎには注意
勃起持続力が落ちてくるのは仕方ないことです。
やっぱり年齢の壁というのは超えられません。
ある程度トレーニングなどでも違うんでしょうけどね。
60歳とかでもギンギンで現役って人もいますから。
それでも年齢とともに衰えてくるのは人間なら当然のことです。
そこでちょっとだけ女性に注意してほしいことがあります。
それは、「焦らし」のやり過ぎについてです。
女性の中にはSっ気があるというか、いたずら好きな女性も少なくなくて、
男性を焦らすのを楽しんでいるって方も結構多いんですよね!
それ自体はいいことだと思いますし、焦らしも一つの楽しみ方でもあります。
僕自身も今まで散々「焦らしの効果」的な記事を書いてきましたしね。
例えば、フェラなんかでも焦らして楽しんだり、寸止めを面白がったりって女性結構いますよね?(笑)
それ自体は男性も楽しいことなので全然いいんですが、
実は焦らされるのって物凄く体力を使うことなんですね。
焦らされる時って、要は男性からすると快感をコントロールされている状態なので体に凄く力が入るんです。
多分女性も焦らされてる時って体に力が入っていると思うんですよ。
焦らされたあとの焦らしを止められた瞬間に、「はぁ~」ってため息を付くように力が抜けませんか?
つまり、焦らされるって凄く体に力が入ることで、
ペニスを焦らされるとそれだけペニスの体力も奪われていくんですね。
それをあまりにもやりすぎてしまうと、ペニスの方が焦らしの段階で体力切れを起こしてしまうことがあります。
フェラで焦らしに焦らしまくって、さあいざ挿入ってなったら、
フェラの焦らしのところで体力切れを起こして、
入れようと思ってもペニスがフニャってしまって入らないなんてことも珍しくはありません。
ですので、年配の男性とセックスをする時は、焦らしのやり過ぎには注意した方がいいかもしれませんね。
男性も実はペース配分を考えてセックスをしていたりして、
入れる時に中折れしないようにセックスの序盤はセーブしていたりもするんですよね。
特に年をとってくれば自分でも持続力が落ちているのを実感するので、
あまり飛ばしすぎないように、ちゃんと挿入のところで勃起のピークを迎えられるように
一応考えながらセックスをしているものなのです。
まあ、その考えどおりにいかないのが難しいところでもあり楽しいところでもあるんですけどね!
ですので、ある程度年齢のいった男性がパートナーの女性は、
焦らしはあまりやりすぎないように、相手の様子を見ながらするようにしてくださいね!
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ということで、今回は「勃起持続力」についてでした。
よく年をとると勃たないって言われますし、
男性でも自分で言っている人も少なくないのですが、
勃つには勃つんです。
しかし、勃起が長く持続しない。
実は「年取ると勃たない」の正体はこっちじゃないかなと勝手に思っています(笑)
もちろん中には全く勃起自体できないとか、
EDで悩んでいる方も少なくありませんので、そこは人によっても違うのでしょう。
ただ、持続力という点って意外と軽視されているというか、
その視点から見た記事ってあんまりないような気がするので今回記事にしてみました。
ぜひ女性にも知っておいていただけると、
長いセックスライフにお役立ていただけるんじゃないかなと思います!
以上、シゲでした。