「セックスでの褒め言葉!「おっきい」「硬い」はNG?」は本当なのか?

ちょっとこちらの記事(セックスを盛り上げる最強の言葉!「おっきい」「硬い」はNG?)を見つけて
「へー面白いなぁ」と思ったので今回はネタに拝借しようかと思います(笑)
男性のペニスのことを「大きい」「硬い」と褒めるのはアリかナシか?
結論から言うと、個人的には”アリ”だと思います!
ただし、条件付きで。(条件付きについては後述します)
男性ってなんだかんだ言って、ペニスを褒められると嬉しいんですよね。
嬉しくもあり誇らしくもあるわけです。
どこかで大きいのは良し、硬いのは良しという価値観を持っているものです。
大きい、硬いのは、男性としての能力に優れている(ちょっと言いすぎかも)
というイメージがどこかにあるんです。
もちろん多くの女性が、「大きさは関係ない」と言っているのは男も知っています。
そして、事実女性にとって大きさって本当に気にしないものなんだと思います。
にも関わらず、やっぱり「大きい・硬い=良し」という価値観から
なかなか完全には離れられないものなのです。
男性にとってペニスって自分そのものなんですね。
ペニスを褒められれば自分の存在が褒められた気持ちになりますし、
ペニスを貶されれば男としての価値を貶された気持ちになります。
ある意味男性のペニスって男性の自尊心の塊です。
ペニスを褒められれば自尊心も満たされますし、
ペニスを貶されれば自尊心も傷つけられるわけです。
上記の記事の中にこんな話がありました。
筆者としては、あまりオススメできません。まず、スリムペニスの男性に対しては使えない言葉ですし、本当に大きい男性に言っても、反応がイマイチなんですよね。
ホントにホントに太くて、挿入時に思わず身構えちゃうようなペニスの持ち主でも、「太いですよね」と言ったところ、返ってきたのは「そんなことないでしょ」という微妙な反応でした。もしかしたら心の中でガッツポーズをしていたかもしれませんが(笑)。
「あーなるほどなー」と思いましたし、
「そういう反応するだろうなぁ」とも思いましたね。
男性はペニスを褒められる(大きい・硬いと表現される)と、
やっぱり嬉しいものです。
でも、ペニスを褒められたからと言って、「マジで!(ニヤニヤ)」みたいに
素直に喜びを表に出す人は少ないと思います。
だから、上記の「心のなかでガッツポーズ」というのは当たっているかもしれませんね(笑)
(ガッツポーズとはちょっと違う感情のような気もしますが、
そこは上手く表現する言葉が見つかりませんね。すみません。)
まずペニスを褒められて素直に喜ぶのって恥ずかしいんですよ。
そこは男のカッコつけです。
褒められても思わず平静を装ってしまうんですね。
だって、いい大人がペニスを褒められて「わーいわーい」って喜ぶの
カッコ悪いじゃないですか(笑)
だからわざとそっけない振りをしてしまうわけですよ。
また、男は、特に日本人男性は喜びを表現するのが下手だと思います。
褒められて嬉しくても素直にそれを表に出せないところがあるんです。
だから本当はウキウキな気分なのにわざと「そう?」みたいな
そっけない反応をしてしまうものなのです。
内心ではやっぱり悪い気はしないものですよ!
そこを読み違えてしまうと、男性心理を見違えてしまうかもしれませんね。
またこの部分
男性の場合、アダルトビデオなどで巨根男優さんのペニスをしょっちゅう目にするでしょうから(モザイクがかかっているとはいえ、だいたいの大きさはわかっちゃいますものね)、大きさを褒められても「上には上がいるのさ」とアンニュイな気持ちになってしまうのでしょう。
正直これはないです(笑)
もちろん100%ありえないとは言いませんし、
中にはそういうことを考える男性もいるかもしれません。
でも、個人的にはないんじゃないかな~と思います。
確かに男性にとって自分のペニスの大きさって関心事です。
大きいと言われれば誇らしさも感じます。
でも、別に世界中の男性とペニスの大きさを競っているわけではありません。
ペニスサイズグランドチャンピオンを目指しているわけでもありません(笑)
確かにAV男優さんはペニスが大きい人が多いですけど、
それと比べて「上には上がいる」とか「自分は…」などと考えたりはしないと思います。
だって相手はプロじゃないですか。
セックスを生業にしているプロの方じゃないですか!
しかもAVと言ったら見せて魅せる仕事です。
ペニスの大きさがそのまま商品力になる世界です。
そういう人と自分を比べてどうこうとは考えないです。
男性にとってペニスの大きさで気になることは、
自分より大きい男性が世界にどれだけいるかとか、
世の中の男性の中で自分の大きさはどの位置にいるかとかではないんです。
「今セックスをしている女性にとってどうなのか?」ということなのです。
今セックスをしている女性の経験の中で自分が上の方にいれば嬉しいですし、
今セックスをしている女性にとって大きいと感じてもらえればそれで嬉しいんです。
別に欧米人がでかいとか、AV男優がでかいとかはどうでもいいんです。
「あなたの中で俺はどうなの?」ってことが大事なんです!
だから”あなた”の中の経験に欧米人がいれば比較対象になるし、
”あなた”の中の経験にAV男優がいれば比較対象になるかもしれません。
だって、「俺より大きい男と経験してるでしょ?」ってね。
でも、”あなた”の中に欧米人もAV男優もいなければ比較対象になりません。
”あなた”の経験の中で大きいと感じられるのであれば、それだけで嬉しいわけです。
だから、自分とあなたの知らないところで超ビッグな人がいても
それは自分たちと関係のない外の世界のことだから比較除外対象なんです。
と、こんなことを書いていて「ちっちぇーなあ」と思いますね(笑)
でもそういう小さいところを持っているのが男って生き物なんです。
くだらないかもしれないけど、それも男という生き物の一部なんです。
基本的には大きいとか硬いと言われればやっぱり嬉しいものです。
ただし、最初にも書きましたが、条件が付いてきます。
条件付きとは?
ペニスを褒めるにしても条件付きと言ったわけですが、
その条件とはどういうものなのか?
ペニスって上述したように、男性の自尊心の塊でありプライドでもあります。
ただ、自尊心って”あるもの”と表裏一体ですよね?
それは、「コンプレックス」です。
ペニスって男の自尊心でもあるのですが、
コンプレックスの対象にもなり得るのです。
そこをよく考えないと、「大きい」「硬い」といった褒め言葉も
時には傷つけることにもなってしまいます。
- ペニスが小さいことにコンプレックスを抱えている
- ペニスが大きいことにコンプレックスを抱えている
- ペニスの勃ちが悪くてコンプレックスを抱えている
- ペニスが勃たなくてコンプレックスを抱えている
こういう男性も中にはいるのです。
そういうコンプレックスを抱えている人にとっては、
「大きい」「硬い」という言葉も凶器になってしまうことがあるんです。
■「大きい」という言葉の場合
まずペニスが小さい人に「大きい」という言葉は使えませんね。
先ほどの記事にも書いてありました。
ペニスが明らかに小さい人に「大きい」と言っても、
それはヘタすると嫌味になってしまいます。
男性は自分のペニスが平均よりどれくらいの大きさか把握していますので、
ペニスが小さい人は自分でも自覚がある場合が多いんです。
ちなみに、日本人男性のペニスの平均は勃起時13~14cmで、
太さは4cmだそうです。
また、逆にペニスが大きいということにコンプレックスを持っている人も結構います。
大きすぎていつも女性に痛いと言われるといった経験がトラウマになり、
コンプレックスになってしまうんですね。
そういう男性にとって「大きい」ことは誇らしいことではないので、
「大きい」と褒められても嬉しくはないんです。
この辺は、女性のバストや身長で考えるとわかりやすいかもしれませんね。
男性から見るとバストの大きい女性は魅力的ですし、
身長が高い女性に憧れる人も多いと思います。
でも、本人にとってはバストが大きいことがコンプレックスだったり、
身長が高いことがコンプレックスだったりしますよね?
そういう人に「胸が大きいね」とか「身長高いね」と言っても
決して褒め言葉にはならないのではないでしょうか。
余談ですけど、身長の高い女性に男は「背デカイね」と気軽に言いがちですが、
結構「デカイ」って表現を嫌がる女性は多いですよね。
男にとっては「デカイ」って日常的に使う言葉ですし
ネガティブな表現ではないのですが、女性からすると嫌な表現なのでしょう。
それと同じことです。
せっかくの褒め言葉でも相手の抱えているコンプレックスによっては、
時には嫌味な言葉になり、時には傷つける言葉になってしまいます。
その辺は注意した方がいいかもしれませんね。
■「硬い」という言葉の場合
「硬い」という言葉は日本人に適した褒め言葉かもしれません。
なぜなら、日本人のペニスは欧米人などに比べて硬いと言われていて、
硬さに自信を持っている男性も多いからです。
ただ、これも大きさと同様、コンプレックスに気をつけないといけません。
男性の中にはなかなか勃たないことに悩んでいる人も結構います。
究極の形は「インポ」と言われるものですね。
これって男性にとって深刻な悩みなんです。
何しろ男としての役割を果たせないわけですから。
オスとして失格なわけですよ!!
そういう男性にさすがに「硬い」という褒め言葉は使えませんよね。
まあさすがに全く勃たない男性に「硬い」と言うナンセンスな女性はいないでしょうが、
勃ちの悪い男性に硬いという言葉は褒め言葉にはなりませんよね。
むしろ傷をえぐってしまうかもしれませんので、
そこは気をつけた方がいいでしょうね。
ただ、普通に勃っている男性に対しては
「硬い」という褒め言葉は全然使っていいと思います。
普通レベルでも「硬い!」でいいです(笑)
硬さってはっきり言って男性は絶対に人と比べられませんので、
硬いと言われればそのまま受け止めるしかありませんからね。
(大きさは目で比較できますが、硬さは触らないと比較できませんから。
男同士で触ることはまずありませんので)
じゃあどうすればいいの?
基本的に「大きい」「硬い」と褒め言葉を言われるのは、
男性にとって悪い気はしません。
僕個人としては全然いいと思います。
ただ、上述したように条件付きで、
しっかり相手を見て言葉を選ぶ必要はあるかと思います。
そうなってくると、「じゃあどうすればいいの?」ってなりますよね?
「大きい」「硬い」と褒め言葉を言うにしても、
相手に合わせて考えなければならない。
でも相手がどんなコンプレックスを抱えているか
目で見てわかるものではありませんしね。
そう考えると、紹介した記事の中にもあるように、
「気持ちいい」が最強の言葉なのかもしれません。
やっぱりセックスの中で言われて嬉しいのは、
「あなたとのセックスは私にとって最高です」
「あなたとのセックスを凄く楽しんでいます」
という趣旨の言葉です。
そういう気持ちが「気持ちいい」の一言に凝縮されている
と言ってもいいでしょう。
でも、ただ「気持ちいい」の一言では、ちょっと味気ないというか、
物足りない部分もありますよね。
それに汎用性の高い言葉の分、陳腐な言葉にも思えてしまうかもしれません。
それなら、こう工夫したらいかがでしょうか?
「大きくて気持ちいい」
「硬くて気持ちいい」
これだったら、男性の男としての自尊心もくすぐることが出来て、
更に「気持ちいい」というポジティブなメッセージを明確に伝えることができます。
「大きい」とか「硬い」だけであれば、
先程のように男性によってはネガティブな言葉に
受け取る可能性もなくはありません。
でも、そこに「気持ちいい」と一言付け加えれば、
ポジティブな意味で「大きい」「硬い」と言っていることが
明確に伝わります。
意図せず傷つけることも少なくなると思います。
もちろん挿入時というシチュエーションが限られた言葉になると思いますが、
これは言われたら男性は嬉しいと思いますよ!
「大きい」とか「硬い」だけだと男性のペニスに対する感想って感じはしますが、
そこに「気持ちいい」を付けるだけで、「あなたのペニスが私を喜ばせてる」
ってことがハッキリ伝わりますからね。
ただ感想を言われるよりよっぽど嬉しいですよ。
「○○の大きくて気持ちいい」
「○○の硬くて気持ちいい」
と、名前をつけて言ってあげてみてはどうでしょうか?
セックスはコミュニケーションです。
こうした言葉でのコミュニケーションもセックスをより良いものにするために、
とても大切なものだと思いますよ!
以上、シゲでした。
P.S.
でも何で男ってペニスの大きさや硬さにプライドを左右されるんでしょうね?
男の自分でもわかりません(笑)
ただ、これは万国共通だと思います。
よく外国の映画でもペニスの大きさを揶揄するシーンはありますし、
男性のペニスが小さいことを馬鹿にするのは、男性を貶す時の
万国共通のパターンですしね。。
あと「インポ野郎!」とかね。
やはりオスとしての逞しさやより良い子孫を残す能力の象徴が
ペニスの大きさや硬さなのかもしれませんね。
その辺はよくわかりません。
あと、男性が思春期以来見聞きしたエッチに関するストーリーも
影響してのだとは思います。
大体AVとかエロ漫画、エロアニメ、エロゲなどでは、
大きくて硬いペニスの虜に女性がなるってストーリーがよく出てきます。
嫌がりながらも大きくて硬いペニスに突かれると、
その気持ちよさの虜になっちゃう的なストーリが多いです。
そういうものを見聞きしながら育つ男性は多いと思います。
そういう影響もなくはないのかもしれません。
男性の中に染み付いているのかもしれませんね。