前戯をしない男性は、なぜ前戯をしないのか?その理由は?
読者の方からご質問を受け付けていると、ちょいちょいこんなご質問を頂きます。
「彼があんまり前戯をしてくれない」
前戯をしてくれない男性の存在はよく耳にします。
絶対数でいえば、ちゃんと前戯をする男性の方が圧倒的に多いと思うのですが、
それでも前戯をあまりしない男性は一定数いるんですよね。
なぜ前戯をしないのか?
その理由は人それぞれ全然違いますし、その時々のシチュエーションによっても違うと思うので、
一概に「これが前戯をしない理由だ!」と断定することはできません。
ただ、僕なりに理由というのを考えてみたいと思います!
単に前戯をするのが嫌いな人
そもそも前戯そのものをするのが嫌いという男性。
相手を気持ちよくするよりも、自分が気持ちよくなりたいタイプだったり、
前戯なんてそこそこでいいから早く入れたいタイプだったり。
そもそも前戯をするのが面倒くさいという男性だったり。
残念ながら、こういう男性は結構います。
厄介なのが、自分は前戯されるのが好きなくせに、
自分が女性に対して前戯をするのはあまり好きではないという人。
さすがに身勝手すぎやしませんか、とは思うのですが、実際そういう男性もいるわけです。
こういう男性の場合は、どうにもなりません。
だって、前戯が嫌いなわけですから、嫌いなものを好きになれと言っても無理があるのです。
性格だから直らないのかなと思います。
自分では前戯をしているつもり
結構このタイプは多いように思います。
男性からすると、自分ではちゃんと前戯をしているつもりなんです。
でも女性からすると、全然前戯として足りていない、前戯として成立していない。
こういった認識のすれ違いは意外とあります。
男性の持っている、「前戯ってこれくらいでいんだろうな」というイメージと、
女性が持っている、「前戯はこれくらいはしてほしい」というイメージがズレているわけですね。
だから、男性が十分前戯しているつもりでも、女性からするとそれじゃ足りないというギャップが生まれるのです。
こういうケースの場合、しっかりと「前戯をもっとしてほしい」ことを伝えた方がいいですね。
何しろ、男性は自分ではちゃんと前戯をしているつもり、十分前戯が足りているつもりなので、
まさか女性から不満を持たれているとは露程も思っていないのですから。
ですので、しっかり伝えないと本人に気づいてすらもらえません。
セックスっていうのは他人と比べられないですし、
自分のセックスを客観的に見る機会もほとんどありません。
だから、自分のセックスが長いのか短いのか、足りているのか足りていないのか、
淡白なのか濃厚なのかって自分じゃ気づけないことがほとんどなんですよね。
みんなこんなものだろうと思っている人が多い。
だからこそ、しっかりと伝えて気づいてもらうことが大事なのです。
流れに身を任せる受け身タイプ
男性の中にも非常に受け身なセックスをする男性がいます。
みんながみんな、自分から攻めたい男性なわけではありません。
そういう受け身な男性の場合だと、流れに身を任せたままな人も少なくありません。
例えば、攻めるのが好きな女性の場合は、女性の方から積極的に攻めるパターンが多いので、
男性の方は攻められっぱなしで受け身のまま自分からはアクションを起こさない
というセックスのパータンになってしまうことがよくあります。
あとは、女性の方が年上の場合だと、自分でリードしないと、自分から男性に色々してあげないと、
という責任感みたいなものから、女性の方が頑張っちゃうケースも多いんですよね。
そうなると、受け身な男性は、女性が色々やってくれるからお任せでいいやみたいな思考になって、
これまた結局女性ばかりが前戯を頑張って男性は何もしないというパターンになりがちです。
こういった受け身な男性って、別に悪気があってとか、面倒くさいからとかではなく、
とにかく性格的に受け身で流れに身を任せるタイプだったりするんですよね。
だから、女性の方が頑張って色々やってくれると、
「あ、女性の方が色々してくれるんだな」と流れをキャッチしてお任せモードに入ってしまうのです。
こういう男性の場合は、いかに男性に前戯をさせるか、男性にリードさせるかという流れを作るかが重要ですね。
潔癖症な人
前戯を嫌がる人の中には、潔癖症の人もいます。
特に、女性のアソコを触ったり舐めたりするのがダメ、つまり体液に触れるのが苦手という人は少なくありません。
ただ、潔癖症って結構人によって線引きが全然違うようで、
触るのはOKだけど舐めるのは無理とか、逆に舐めるのは大丈夫だけど触るのは無理とか、
自分が触られるのは大丈夫だけど、相手のを触るのが苦手だとか。
本当に人によって色々なんですよね。
傍からしたら、「なんでアレは大丈夫でコレはダメなの?」って一見矛盾に見えるようなこともあるんですが、
それでも本人にとってはダメなものはダメなんですよね。
そこは本人の感覚次第ですから、仕方ないことだと思います。
ということで、潔癖症が故に前戯が苦手な男性も中にはいるのです。
そもそも前戯が何かをよくわかっていない
最後は、そもそも前戯が何か、前戯で何をすればいいのかをよくわかってないケースです。
そんなことある?って思うかもしれませんが、これが意外とあるのです。
ここは経験にもよるのですが、セックスって誰かに教わることもないし、
他人のセックスを見ることもないので、基本は経験から学んでいくことになります。
ただ、普通は男性ならAVとかを見て良くも悪くもそれなりにセックスのやり方を情報として仕入れるのですが、
中にはAVやアダルトな情報を見たり聞いたりっていうのを経験しない男性も少なからずいるんですね。
その場合はぶっつけ本番で経験からやり方を学んでいくとになるのですが、
相手の女性から色々教えて貰えればそこで学んでいくことができるのですが、
相手の女性も経験が少なかったりするとあまり学べなかったりするんですよね。
そうすると、胸をちょっと触ってアソコもちょっと触って、
そこで前戯の知識が止まっているという男性も中にはいるのです。
その人にとってはそれが前戯の全てで、その人にとっては「前戯ってそういうもんでしょ?」っていう感覚。
だから、そもそも前戯でどういうことをすればいいか知らない、というケースも結構あるのです。
そういう男性だと、胸とアソコをちょっと触って、女性のアソコが濡れてたらもう挿入してOK
みたいに考えている人って本当にいます。
本人には全然悪気はなくて、本気で「それでOK」と思っているんです。
前戯って濡れたらOKなんでしょ、って思っているんです。
実際、稀にではありますが、クンニとか知らない人もいますし、
逆に女性の場合だったら、フェラを知らない女性もいますからね。
経験の中で、「前戯は軽く触ったりするだけのもの」というインプットがされた男性の場合は、
それが当たり前だと思ってしまうわけです。
前戯は、相手の女性を気持ちよくさせるものというよりは、挿入前の儀式的なものと捉えている人もいます。
そういう男性だと、あいさつ程度の前戯で終わってしまうことも珍しくはありません。
これは前述した「自分では前戯をしているつもり」に通じる部分かもしれません。
自分では前戯をしているつもりなんだけど、一般的に考える前戯とは大きく違っていて、前戯としての役割を成していないわけです。
そういう男性には、男性を否定することなく、少しずつ前戯を教えていくことが必要になってくるでしょう。
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以上が、「前戯をしない男性は、なぜ前戯をしないのか?」についてでした。
僕が思う代表的な理由をあげましたが、もちろんこれだけが全てではないと思います。
小さい個人的な事情まで入れたら、理由は無数にあるでしょう。
もし男性が前戯をしないようならどういう理由なのだろうかと、今回の記事をヒントに考えてみてください。
理由がわかれば、それなりに対処方法も見えてきますからね!
以上、シゲでした。