激しいキスは愛情や興奮の証拠?
さて、先週は続けて
「変態でもいいなじゃない!やりたいことを楽しもうよ!
やりたいことをやらないまま人生を終えるのはもったいないよ!」
的な内容の記事をお届けしました。
実はそれに対して反響が結構ありまして、
「もっと変態っぽいプレイも取り上げて欲しい!」という要望もありましたので、
今後はそういったちょっとハードなプレイも取り上げていこうかと思います。
と言っても、僕自身はそこまでアブノーマルなプレイ経験はありませんので、
やはり一般男性が日常的に求めるちょっと逸脱した刺激、
みたいなことがテーマになりますが。
でも、そういうのも多少は参考になると思いますしね。
期待に答えられるかわかりませんが、
今後適度にそういう話題も取り上げていくつもりですので、ご期待ください。
さて、そんな中、結構な数のリクエストを頂いたのですが、
その中から今日はややソフトよりなものをご紹介します。
内容は、キスについてです。
こんにちは
いつも楽しく楽しみにしています。今回はキスについて質問させてください。
以前の記事にキスの仕方、舌を思い切りだしてみるなど、ディープキスのお話が載っていて、彼とキスするときに意識してみています。彼とのHのとき、最近、特にキスが激しいのです。ずっと正常位のまま、抱きしめながらのディープキス。
戸惑います。
男性はそれで興奮しているのでしょうか?
愛情も深いとそうなるのでしょうか?私もキスは好きなので、答えていますが、正直激しく長いので戸惑っています。
Hの最中のキスの意味をいろいろ教えてください。
もっと彼に喜んでくれるキスをしてみたいです。
取り上げていただいたら幸いです。
はい、ということで、
今回はこのご質問への回答です。
ご質問で取り上げて頂いている記事というのは、
こちらの記事のことですね。
>> キス、ディープキスでガッカリさせないために知っておきたいこと
記事で書いたことを参考にして頂いているとのことで、
僕としてもとても嬉しいですね!
それで、質問を拝見するところ、
・彼氏さんはキスが大好きな方である
・キスを頻繁にすることで興奮してくれているか不安である
・キスを多くするということはその分愛情も深いと理解していいのか?
・キスがあまりにも多いので戸惑っていて、若干許容範囲を超えている
そんな感じなのかなという印象です。
世の中には、「キス魔」と言われる人がいます。
キス魔と一言に言ってもそのパターンは色々ですが、
酔ったりテンションが上ったりするとやたらにキスをしたくなるというパターン。
あとは、エッチの時になるとキスを絶え間なく要求してくるというパターン。
言わずもがな、ご質問頂いた方の場合は、後者のパターンですね。
まず、キスをそれだけ求めてくる、キスをそれだけしたがるというのは、
キスをすることで男性が興奮しているのは間違いないですし、
それだけ愛情が深いというのも間違いないでしょう。
キスって、かなり心情がダイレクトに表れる行為だと思うんですね。
キスの量や質というのは、気持ちに比例するものだと思っています。
やっぱり心がこもっていないセックスだと
どうしてもキスはおざなりになってしまいがちですし、
逆に気持ちが高ぶれば高ぶるほどキスも情熱的になっていきます。
やはりキスというのは、顔と顔を最も近づける行為であり、
すなわり脳と脳が最も接近する行為です。
ですから、生理的な反応が如実に表れる行為だと思うのです。
つまり、生理的に嫌だと感じていたら本能的にキスを避けるようになり、
逆に本能的に相手をもっと近くに感じたいと思ったらキスも多くなり
キス自体も情熱的になっていきます。
ですから、ご質問のケースで言うと、
男性の方がキス好きというのももちろんあると思いますが、
キスが多く情熱的だということは、それだけ気持ちもこもっていると思っていいと思います。
それに、愛情があるからこそキスがしたくなるというのもありますが、
キスをすればするほどテンションも上がっていくことが多いんです。
だから、キスをそれだけしたがるということは、
興奮もしているでしょうし、愛情も深いと思っていいでしょう。
ただ、あまりにもキスをしすぎるのでしんどい、
というお気持ちも凄くわかります。
キスをしてくれるのは嬉しいけど、
あまりにもチュッチュチュッチュと休みなくキスをされると、
ちょっときついですもんね。
男性に求められるとどうしても全て受け止めてあげたい、
全てを受け止めないとガッカリさせてしまうのではないかと思ってしまうかもしれません。
全てを受け止めてくれれば勿論嬉しいのですが、
だからといって無理してまで受け止める必要はありません。
やっぱり許容範囲がありますからね。
キスの場合なら、男性の首に手を回して抱きついたり、
一言二言言葉を交わしてキスに間を入れたりして、
インターバルを取ったりするといいのではないでしょうか。
それに、本当に苦しい場合は、
正直に「キスし過ぎで苦しい」と言ってみてもいいと思いますよ。
意外と言ってみると「そうだったの?」みたいに
すんなりと受け入れてくれて改善してくれることもありますからね!
もちろん角が立たないように言い方は気をつける必要はありますが、
意外と男性ではやり過ぎだと気づいていなかったり、
女性がどう感じているのかわからなかったりします。
言われてみて初めて気づくことも多いわけです。
どれくらいが丁度よくてどれくらいが許容範囲なのかは、
かなり個人差によって変わってきます。
その差をお互いに認識し埋め合うコミュニケーションが大事かなと。
相手の思いを受け止めて、求められることを受け入れることも大事ですし、
「私はこれくらいが丁度いいの」「私はこれ以上はちょっと辛いかな」と
自分にとっての良い加減を教えるのも大事です。
そうやってコミュニケーションを取りながら
二人にとって最適な形を作り上げていって頂ければと思います。
ちょっと抽象的な話になりましたが、
でもセックスに絶対の正解ってないんですよね。
あるとしたら、二人にとってのベストな形。
それも時間とともに変わっていくこともあるでしょうし、
その時の気分に左右される部分もあるでしょう。
それも含めて、二人でベストな形を探っていくことが、
セックスというコミュニケーションにおいて大事なことだと思います。
僕もブログであれこれと書いてはいますが、
それが絶対の正解というわけではなく、
中にはこの記事で紹介した以前のキスの記事のような
激しいディープキスが嫌いな男性も当然いると思います。
しかし、違った視点を知ることが今後のヒントにもなりますし、
今まで考えもしなかった視点を得ることで改善の後押しにもなります。
新しい情報を得ることで新たな実践に踏み出せますし、
それによって今まで得られなかった反応が得られることもあります。
そこからがスタートでもあります。
激しいディープキスで喜んで貰えたなら
「彼は激しいディープキスを求めていたんだな」と気づくことができて、
彼を喜ばせる方法が一つ増え、彼へ与えられる喜びが一つ大きくなります。
もし仮に彼に激しいディープキスに喜んで貰えなかったら、
「彼は激しいディープキスが好きではないんだな」と気づくことができて、
別の方法を探ることでまた一歩彼を満足させることへ一歩近づくことができます。
そうやって少しずつでいいので、
パートナーを満足させてあげられるセックスの形を探していくとともに、
あなた自身も満足できるセックスの形を探っていって欲しいと思います。
そうやって二人で作り上げたセックスの形は、
二人だけのためにカスタマイズされた唯一無二のものになります。
そんな、誰にも真似の出来ない、二人だけの最高のセックスの形を作っていってくださいね!
キスのテクニック、というか、キスのバリエーションについては、
今後も記事の中で紹介していきます。
以上、シゲでした。