唇の厚い女性のフェラは本当に気持ちいいのか?そして、唇の薄い女性が使えるフェラテクニックとは?

さて、今回は前回のご質問の続きです。
前回頂いたご質問の中に、このようなものがありました。
私は唇が厚い方なのですが、唇が薄い人と厚い人とでは、フェラをした時に男性の感じ方は違うのでしょうか?
シゲさんの経験値からで構いませんので教えていただければと思います。
読者の方からご質問を頂いていると、
結構男性からすると意外なご質問があることも珍しくはありません。
「へーそういうことが疑問だったりするんだ」とか
「そういうところが不安だったりするんだ」とか「
「そういうことに悩んだりするものなんだ」と、
男性では気づかない発見がかなり多いです。
言われてみると納得だったりするのですが、
女性ならではの視点からのご質問も多く、
僕にとっても勉強になるんですよね。
それに言われてみて、あらためて腰を据えて考えることができるので、
今まで考えていなかったことに思考を向ける良い機会でもあるのです。
それで、今回のご質問。
言われてみると、確かに・・・
って感じです。
唇の厚い方もいれば、薄い方もいて、千差万別。
ただ、唇の厚い女性のフェラは気持ちいい、というのは、
確かに一般的に流布されている説かもしれません。
では、実際はどうなのか?
厳密に言えば、唇の厚い方がフェラの気持ちよさはアップする印象ですね。
唇が厚いと弾力もありますし、ペニスが口に包まれる感触も強く感じられるので、
その分だけ快感という点ではプラス要素になります。
ですから、厳密に言えば、答えは「YES」ってことになりますね。
ただし、です。
ただし、それは厳密に言えばの話であって、正直微差です。
フェラの気持ちよさのほんのちょっとの要因であって、
それ以外の部分の方が圧倒的に影響は大きいです。
唇の厚さは、気持ちよさへの影響はかなり限定的です。
例え唇が薄くても、ちゃんと弾力性もありますし、
ペニスが包まれた唇の感触は感じられます。
だから、気持ちよさという点では、そこまでハッキリと違いを感じるレベルではないですし、
あんまり気にしなくてもいいんじゃないかなと思います。
しかし、唇の厚さについては、別のメリットもあるんです。
どちらかというと、こっちの方が影響は大きい。
それは、「厚い唇にフェラされている」という事実に男性は興奮するという、
精神的な癖のようなものがあるという点です。
どういうことか?
まず、女性の口・唇というのは、セックスアピールの強いパーツです。
口は第二の女性器とも言われるくらいで、女性の口・唇というのは、
男性からすると性的な連想をしやすい部分なのです。
女性が物を食べているところにセックスアピールを感じたり、
女性が唇を舌なめずりする様に男性はエロスを感じたりします。
それからもう一つ。
男性は、ぽってりとかふんわりとかに、なぜか女性性を感じるものなんですね。
例えば、胸。
胸の柔らかさとか、ぽってりした感じとか、そういう部分に女性特有の性を感じますし、
セックスとは関係ないのに、ふんわりとしたニットを着ていると、
男性はそこから女性っぽさを強く感じたりします。
つまり、
男性にとって女性の口はエロい。
男性はぽってりふんわりが好き。
ということです。
もちろんみんながみんなではないですが、そういう傾向にあると思います。
さて、上記の2点を兼ね備えているものは何かとなると、
唇の厚いぽってり唇ってことになりますよね?
だから、唇の厚いぽってり唇は、男性からはエロスを強く感じるパーツなのです。
更に、そこに先入観が加わります。
どこで生まれた定説なのか、いつ耳にしていつから定着したのかわからないですが、
なぜか男性の中には、「唇の厚い女性のフェラは気持ちいい」という先入観があります。
性に目覚めてから色々な情報に触れる中で、
もうそういうイメージがインプットされているんです。
実は先入観ってバカにはできなくて、
例えば、かき氷のシロップなんかは有名な話ですね。
かき氷のシロップは、赤とか黄色とか青とか様々な色があって、
それぞれ赤=イチゴ、黄色=レモン、青=ブルーハワイみたいな
味の違いがあると一般的には思われています。
でも実際は、かき氷のシロップって、全部同じ味らしいんですね。
違うのは色が違うだけ。着色料で違う色を付けているだけで、
実は味はどれも全く同じというのです。
でも僕らは、赤色のシロップを食べるとイチゴの味を感じて、
黄色のシロップを食べるとレモンの味を感じた気になっています。
そもそもブルーハワイの味って何よ!?って感じですが、
それでもブルーハワイの味を勝手に自分の中で作り出しています。
かき氷のシロップの場合は、色の違いに脳が騙されるそうなのですが、
そういった先入観や思い込みによって、味覚すらも勝手に作られるわけです。
話は戻って、「唇の厚い女性のフェラは気持ちいい」という先入観が男性にはあります。
実際には唇の厚さの影響はほとんどないにも関わらず、
先入観の影響によって、唇の厚い女性にフェラされると、
「いつも以上に気持ちいい」と脳が錯覚を起こしてしまうのです。
唇の厚い女性にフェラされているという事実だけで
精神的な興奮と「気持ちいい」という思い込みが盛り上がるのです。
唇の厚い女性と言えば、代表的なのが「石原さとみ」さんですね。
「石原さとみにしゃぶられてえええええ!」とか
「石原さとみのフェラ、絶対気持ちいいわ!!!」
みたいな意見は、腐るほど目にして耳にします(笑)
でも当然ですが、石原さとみさんのフェラが気持ちいいかなんて誰にもわからないですし、
実際に石原さとみさんにフェラされた男性なんて、少なくとも僕が目にしたり耳にする範囲にはいないわけです。
つまり、みんな勝手に先入観で「気持ちいいに違いない!」と言っているだけなんです。
でも、先入観が感覚に影響を及ぼすという意味では、
先入観を持たせたらその時点で勝ちとも言えます。
だから、石原さとみさんは、もう現時点で勝ちなんです(笑)
「厚い唇にフェラされたら気持ちいい」という先入観が、
勝手に快感を生む出してくれるわけですからね。
「今俺はぽってり唇にフェラされているから最高の快感を体験しているに違いない!!!」
と勝手に男性が気持ちよくなってくれるんです(笑)
女性が何もしなくても、勝手に男性の方で恍惚感を感じてくれます。
まあでも、錯覚だろうが先入観だろうが、
気持ちよくなれるのは事実なので、それはそれでアリだと僕は思います。
じゃあ、唇の薄い女性は、そういう先入観を味方に付けられないのか?
というと、そうではないんですね。
一つの方法が、口紅です。
真っ赤な口紅を付けた唇でフェラされるのって、結構男性は興奮するものなんですよ。
赤い口紅をベタッと唇に塗られると、男性からは唇が厚いと錯覚します。
その口で咥えられるだけで、興奮度って結構アップするんです。
今は多少落ち着いたかもしれませんが、
ちょっと前に一時的に真っ赤な口紅を広めに塗るメイクが流行りましたよね?
あれは、フェラ的に言えばプラスなんです。
まあ、メイクは流行り廃りがありますし、ファッションの一部なので
フェラのためだけに真っ赤な口紅を付けるのも抵抗があるかもしれませんが、
真っ赤な口紅以外でも同様の効果は得られます。
真っ赤まではいかなくても、ピンクだろうがナチュラルなベージュだろうが、
しっかり口紅を塗るだけで唇の存在感を感じられますので、近い効果は得られます。
また、グロスを塗ってテカリをプラスするのもいいですね。
よくグロスのCMで「ぷるんぷるんの唇」みたいな表現がされますが、
グロスでぷるんぷるん感を出すだけで、唇の存在感を際立たせられます。
それに「ぷるんぷるん」というのは、男性の好きな「ぽってりふんわり」にも繋がりますしね。
そのように、唇の存在感を際立たせることによって、
「厚い唇にフェラされると気持ちいい」という先入観を刺激することができて、
フェラの快感を勝手に生み出すことが可能なのです。
結構方法としては簡単ですよね?
ですから、たまにはバッチリメイクで、
唇もバッチリ口紅を付けた状態でセックスをすることは結構大事なのです。
ちなみに、ちょっと話は変わりますが、
色を付けるという意味では他の愛撫にも応用できたりします。
それがネイルです。
ネイルをした状態で手コキをされると、これまた男性は結構興奮するものです。
別に「ネイルをした手で手コキされると気持ちいい」という先入観はないのですが、
ネイルをした手で手コキをされると、いつも以上に卑猥さを感じて興奮するんですよね。
これはこれでまた別の先入観が働いているのかもしれません。
ただ、ネイルの先入観まで今考えるのはしんどいので、
ネイル+手コキの話はとりあえずはここまでで(笑)
ネイルをした手で手コキをされると男性は興奮するんですよ、
ということだけ覚えて頂ければ十分です。
ということで、
「唇の厚い女性のフェラは気持ちいいのか?」というお話で、その結論は、
・多少は唇が厚い方が気持ちいいけど、あくまでも誤差の範囲
・口と厚い唇は、男性に強いエロスを感じさせる
・「厚い唇のフェラは気持ちいい」という先入観の影響が大きい
ということでした。
唇の厚みなんてのは人によって違いますので、
厚い唇になりたいと思ってもなれるものではありません。
ただ、その効果を別の方法で活用することはできますので、
一つのテクニックとして使ってみて頂ければと思います。
以上、シゲでした。