射精のないセックスで本当に男性は満足できるのか?「あなたが感じている姿を見るだけで満足」は本音か?
基本的に男性のセックスでは、射精がゴールになりますし、
射精の瞬間が最も快感が大きくなる瞬間でもあります。
ですから、男性にとって射精っていうのは、セックスでのピークと言えます。
しかし、年齢の影響だったり、その時のコンディションなどで、
射精ができないという時もあるんですね。
そんな「射精できないセックス」。
男性はセックスで射精できなくても満足できるのでしょうか?
ご質問を頂いたので、まずはそちらをご紹介します。
シゲさん、いつも記事を楽しみにしています。
以前にも私と同じようなことを疑問に思い、
不安を抱えている方の質問を読みました。
今一度お伺い出来たらと思いました。私は、50歳まで全くsexが嫌いでした。
どの人としても、気持ちよさが分からずに、
そんな私だからか、男性も離れていきました。今、時々会う人{50代後半)が出来、会える時はsexをしています。
嫌いだったsexも受け入れることが出来て、昔のことが嘘のようになってきました。私はイケるようになりましたし、してもらえることが全部気持ちいいのですが、相手の方が射精して終わるという形が一度もありません。
挿入に途中でやめてしまって、あとは手や口で私のことをイカせる形で終わっています。この歳になったら射精をしなくても大丈夫、それよりあなたが気持ちよくなってくれて、イッた姿を見ると、とても満足できると言ってくれています。
何回か同じことを言われたので、多分本当のことだと思っています。
でも、本当は射精したいんではないかとか、私だから挿入でイケないんじゃないかとか、時々不安に思うことがあります。男性は射精しなくても、本当に満足感があるんでしょうか?
ご質問ありがとうございます!
以前の記事っていうのは、これのことですかね?
あと、このテーマについては過去に何度か触れているので、他にも扱った記事はあるはずです。
よければ探してみてください(笑)
とはいえ、それぞれの質問によって状況が違いますので、
あらためてこのテーマに触れてお答えしていきたいと思います!
年齢によって射精はできなくなる
まず大事なのは、お相手の方の年齢が50代後半という点ですね。
個人差はありますが、年齢によってどうしても性的な部分は衰えていくものです。
勃起力もそうですし、射精についてもそう。
ですので、射精ができなくなって無理はないですし、自然なことだと思います。
もちろん個人差はあるので、みんながみんなそうなるわけではありません。
60代でも勃起できる人はいるし、射精できる人もいます。
逆に、40代ですでに勃起や射精がしづらくなる人もいます。
ただ、どうしても年齢と比例して衰えていくのは普通のことですし、なんらおかしなことではありません。
逆に言えば、ご自分が射精しづらい状況になっているのを受け入れて、
そのうえで射精にこだわらないセックスの楽しみ方を見出しているように感じるんですね。
それは素晴らしいことだと思います。
男って性の衰えを認めたくない気持ちがありますからね。
ですので、しっかりとご自分の状況を認めた上で、楽しみ方を変えているというのは、非常に賢いお方なのだと思います!
僕も見習いたいです!
射精できるに越したことはないが
もちろん射精はできるに越したことはありません。
射精って最も快感が高まる瞬間でもありますし、セックスで射精するっていうのは達成感があります。
セックスを最後まで完走できたような気分になるんですね。
まあ、中には早すぎてそれが逆に悩みになるケースもありますけど、
少なくとも射精でセックスを終えるっていうのは、最もやりきった気持ちを感じられる瞬間です。
だから、射精したいか?と問われれば、いくつになってもしたいと思うでしょうし、
できれば射精してセックスを終えたいっていうのは本音でしょう。
しかし、できないものはできないんです。
射精できないのは仕方ないことなのです。
だからこそ、先程もいったように、現状を受け止めたうえでのセックスの楽しみ方を見出すことが大事ですし、
射精ができないのであれば、射精に固執しないセックスの楽しみ方を見出すことが
セックスを末永く楽しむために必要なことなのです。
射精できるのであれば、したいというのが本音。
でも、射精出来ないんだから仕方ないし、だったら射精にこだわらない形でのセックスの楽しみ方をしていこう。
っていう感じでしょうか。
でもこれって、女性のオーガズムに置き換えられないでしょうか?
女性といっても色々ですが、中にはイクことができない人もいれば、
毎回必ずイケるわけではないって人も多いと思うんですね。
でも、だからといって、イケないと不満だとか、
イケないとエッチした気持ちになれないってことはないと思うんです。
イケなくもて気持ちいいし、イケなくても満足できるし、イケなくても十分楽しめる。
イケるならイケるに越したことはないけど、それが絶対に必要っていうわけではないし、
セックスの満足にオーガズムは必須というわけではない、って女性も結構いると思うんです。
僕は男なので、その辺の感覚が正しいのかはわかりませんが、それに近いのではないかなと勝手に思っています。
「あなたが気持ちよくなってくれるのを見るのが楽しい」はガチ本音
射精できない、射精にこだわらないセックスを楽しむ男性が必ずといっていいほど言う言葉があります。
この質問の中にも出てきましたね。
この歳になったら射精をしなくても大丈夫、それよりあなたが気持ちよくなってくれて、イッた姿を見ると、とても満足できると言ってくれています。
これは、ガチの本音です!
決して社交辞令というか、相手を慮った言う言葉っていうよりも、その人の本音です。
僕もこういうことを言うことはありますが、それは本音として言っています。
今のところ僕はまだ射精はできるのですが、それでもその時のコンディションによって、
「ちょっと今日は射精は無理かな」って思う日があるにはあるんですね。
そういう時は、相手を気持ち良くさせることにシフトします。
相手を感じさせることにセックスの楽しみ方をスイッチします。
そして、自分の愛撫によって感じて、淫れて、イッてくれたらこれほど嬉しいことはないですし、
そういう姿を見られた時は大大大満足です!
この言葉って、決して女性に気を使って言ってるわけではなくて、男性の本音で言っている言葉なのです。
だからこそ、素直に受け止めてほしいなと思うし、その方が男性としても嬉しいです。
そして、こういう時は、女性は自分が気持ち良くなることに全力を注いでください。
私ばかり気持ち良くしてもらっちゃ悪いみたいに遠慮しちゃう女性って結構いますが、
男性としては、
「いえいえ、あなたを愛撫して気持ちよくなっているところを見て俺も興奮したいんだから、ガンガン気持ちよくなっちゃってくださいよ!」
って気持ちなんですよ!
ですので、変に遠慮したりしないで、自分が気持ち良くなることに全集中しちゃってください!
あなたが感じている姿、喘いでいる姿を見せることが、男性に対する愛撫にもなるのです!
射精できない男性への愛撫は不要?
最後に、射精できない男性に対して愛撫するのは不要なことなのか?
例えば、フェラをしたり手コキをしたりとかですね。もちろん挿入も。
これについては、全然不要ではありません。
射精出来ないからといって、気持ち良くない・感じないって意味ではないんですね。
舐められれば気持ちいいし、触られれば気持ちいい。
フェラだって手コキだって挿入だって、全部普通どおりに気持ちいいのです!
ただ、射精っていう放出行動に至らないっていうだけ。
ですので、愛撫は全然してあげてください。
いくら女性を愛撫するのが楽しい、女性が感じているのを見るのが楽しいとはいえ、
自分自身が全く何もされないのは、それはそれで寂しいですし。
射精できないからといって愛撫不要ってわけではないので、
あなたがしてあげたいって思うことはどんどんとしてあげてください。
場合によっては、フェラをガンガンしてあげれば、フェラでイッてくれるかもしれませんからね!
そういう形での射精があれば、それはそれで男性側への満足にも繋がりますから、
遠慮せずに愛撫はどんどんしてあげていってください!
***
ということで、「射精のないセックスで本当に男性は満足できるのか?」についての話でした。
射精できるに越したことはないのは事実です。
射精って本当に気持ちいい瞬間ですからね。
でも、そればかりがセックスの楽しさっていうわけではないですし、
むしろ射精の楽しみってセックス全体の楽しさから考えたら微々たるものです。
よく男性は「出せば満足なんでしょ」的なことを言われますが、全然そんなことはありません。
お互いの体を触れ合ったり、相手の反応を見たり、言葉を交わし合ったり、
そういうコミュニケーション全てがセックスの喜びなのです。
特に年齢を重ねれば重ねるほど、若い頃のように毎回毎回挿入で射精するってことが難しくなります。
そうなってきたら、そこでセックスを諦めるのではなく、
射精に依存しないセックスの楽しみ方を探していきたいものです。
そういう意味では、射精に依存しないセックスは、ある種の進化とも言えるんじゃないかなと僕は思っています!
って、これ、前の記事にも書きましたね(笑)
以上、シゲでした。