男性がAVを見るのは、リアルに不満があるからではない！
なぜ男性はAVを見るのだろうか？
男性にとってAVとはどういうものなのだろうか？
多くの女性が疑問を抱くこのことについて今回は書いてみました。
まずは、こちらの頂いたご質問を紹介します。
最近こちらのブログを知って参考にさせていただいています。
ここ10年近くセックスレスが続いていました。
（中略）
セックスをたくさんしていた頃からAVを旦那が見ていることを知っていたので、レスになってからも気にしていませんでした。男性が定期的に抜かなければならないことはわかっているので。
私達夫婦は自他共に認める仲良し夫婦で、セックスがなくても愛し愛されているのであまり気にしていませんでした。
ところが今年の初め、久しぶりにセックスしたら旦那が中折れしてしまいました。「年かな～」「仕事で疲れてるからかな～」とショックを受けているようでしたが、私は「AV見ながら女優でなら抜けるのに私にはもう興奮してくれないの？私じゃダメなの？」って思ってしまいました。
こっそり旦那がPCで見ているAVを見たら、私とは正反対の背が高くてスレンダーでまだ19歳のピチピチの女優さんのAVをコレクションしていて、昔アンダーヘアを全部剃ってほしいと頼まれてツルツルにしたけど、後が大変だったのでそれ以来拒否してましたが、その女優さんはツルツルで…
少しだけポッチャリで背が低くアンダーヘアも生えた嫁にはもう発情しないからレスでも平気だし、途中で萎えてしまうのではと落ち込みました。(後略)
こちらのご質問ですが、非常に内容の濃いご質問だったのですが、
その中でAVという部分だけを抜粋し、またプライバシーに関わる部分は伏せてご紹介しています。
さて、このご質問にあるように、
「男性がAVを見るのは私に魅力がないからなのではないか？」
「私に不満があるからAVで欲求を満たしているのではないか？」
という感想を持っている方女性は非常に多いですね。
今までに同じようなことをご質問で頂いたことは何度もありますし、
女性からそのような意見を聞いたことは数え切れません。
しかし、それは大きな誤解だと言えるでしょう。
ということで、あくまでも個人的主観になりますが、
「男性にとってのAV」について書いてみたいと思います。
AVはあくまでも見て楽しむ観賞用娯楽作品であり、それ以上でもそれ以下でもない
まず男性にとってのAVとは、完全に娯楽作品です。
映像を使った娯楽作品というと、映画やドラマがパッと思い浮かぶのですが、
僕は男性がAVを見るのは映画を見る感覚に例えられる思っています。
映画を何のために見るかと言われたら、僕は感動するためだと思います。
感動というと泣けるとか切ないといった涙を流す的なイメージを思い浮かべがちですが、
そういうものだけが感動ではありません。
僕は感情が動くこと全般を感動だと思っていて、
泣けるとか切ないとかだけではなく、嬉しいとか楽しい、面白いと感じるのも感動だし、
腹が立ったりイライラしたりというのも一つの感動だと言えます。
そして、感動というのは快楽を生みます。
AVを見るのも実はこの感動を味わうためで、
AVを見た時の感動とは何か、つまりAVを見てどのような感情が刺激されるのかというと
もちろん「興奮」です。もっと言えば「性的な興奮」です。
当たり前っちゃ当たり前ですよね（笑）
この性的な興奮を感じることは男性にとってはめちゃくちゃ楽しいことで、
強烈な快楽を生み出してくれるんですね。
それを味わうためにAVを見ているわけです。
言ってみればそれ以上でもそれ以下でもありません。
性的興奮を感じて快楽を得る、という以上の意味はないんですね。
リアルに不満があるからそれを代替するためにAVを見るとか、
現実の不満を穴埋めするためにAVを見るというのはほとんどありません。
中には、リアルの方で女性とセックスする機会がないので、
リアルでのセックスの代わりにAVで性欲を処理しているという人もいるでしょう。
むしろ、一般的には、AVってそういうものと認識されているかもしれません。
でも、これもイコールではないんですね。
彼女がいようが結婚していようがセフレがいようがAVは見ます。
相手がちゃんといてセックスに不足していなくても、AVは見るしオナニーもします。
これらは全くの別物なのです。
だから、日常に不満があるからAVを見るわけでもないし、
自分のパートナーに満足していないからAVで補っているわけでもないのです。
女性の中には恋愛映画が好きって人もいると思うのですが、
そういう人がなぜ恋愛映画を見るかというと、
別に自分の彼氏や旦那様に不満があるから恋愛映画を見ているわけではないですよね。
日常の不満を埋めるために恋愛映画を見ているわけではないと思うんです。
恋愛映画だけではなく、例えば特定の芸能人やアイドルにハマったって場合でも、
別に彼氏や旦那様に不満があるから芸能人のファンになるわけではないですよね。
それなのに、彼氏や旦那様に
「俺に不満があるから芸能人にハマってるんだろ！」とか
「俺に不満があるから恋愛映画なんて見てるんだろ！」と言われたら
「いやいやそうじゃないし」って思いますよね？
それとこれとは全然別物だって。
男性がAVを見るのも、単なる娯楽です。
AVは性的な興奮を与えてくれますので、男性にとっては凄く楽しい作品ですし、
大きな快楽を与えてくれる存在なのです。
しかし、それ以上でもそれ以下でもありません。
AVを見ること自体は、娯楽以上の意味を持っていないのです。
ですから、そこに変な意味付けをする必要はありません。
リアルと結びつけて意味を持たせるようなことはしなくてもいいのです。
AV女優さんが若くて綺麗なことにショックを受ける必要はない
さて、ここからはある意味おまけです。
彼氏や旦那さんのAVを発見して、
そのAVの女優さんが若い女優さんだったことにショックを受ける女性も多いようです。
特に30歳以上の女性には多いようで、
つまり「やっぱり若い女が好きなのね」というのを感じてショックを受けるわけですね。
また、自分とは全く違うタイプの女優さんのAVを見ていたことに対して、
「本当はこういうタイプが好きなのね」とショックを受けることもあるようですね。
ただ、これも気にする必要はありません。
そもそもAV女優さん自体に若い女性が多いです。
AV女優というのはだいたい20歳前後から25歳前後の女性がほとんどで、
20代後半の女優さんになると熟女と呼ばれるような世界です。
現実では20代後半であればまだまだ若い女性と呼ばれてもおかしくないわけですが、
AVの世界では20代後半になってしまうと熟女カテゴリーに入ってしまうんです。
人妻ものとか見て、この女優さん誰だろうと気になって調べてみると
27歳とかだったりするので、まじか～って感じです。
そういう世界ですので、必然的にAV女優さんは若い女性が多いわけで、
だから、AVを見るという時点で、ほぼ若い女性を見ることになるんですね。
たまたま発見したAVが若い女優さんの作品だからといって、気にする必要はないのです。
それに先程も言いましたが、AVとリアルを結びつけて考える必要はありません。
あくまでもAVは観賞用です。
ビジュアルこそ命ですから、やっぱりスタイルも良く綺麗な女性が多いでしょう。
しかし、リアルのパートナーを選ぶ場合は、決してビジュアルだけで選ぶわけではありません。
リアルはリアル、観賞用は観賞用なのです。
女性向けのAVの代表格であるシルクラボさんの作品なども、
出演している男優さんはほぼイケメンと言われるビジュアルに長けた男性ばかりです。
だからといって、シルクラボを見ている女性みんなが
自分のパートナーである彼氏さんや旦那様に失望しているとか、
彼氏さんや旦那様にガッカリしているからシルクラボを見て不満を満たしているってわけではないですよね。
それはそれ、これはこれなんです。
映画も色々なジャンルを見るように、AVも色々なジャンルを見るのが普通
それから、AVには色々なジャンルがあるのですが、
中には彼氏や旦那様が特定のジャンルを見ていたことにショックを受ける女性もいるようですね。
例えば、男性が女子校生ものを見ていたら、
「もしかしてロリコン！？」と思ったり、「やっぱり若い子が好きなんだ…」と
ショックを受ける人も少なくないようです。
その気持ちはわからなくもないのですが、
実はこれも映画に例えることができるのではないかと思います。
映画には様々なジャンルがあります。
アクション、コメディー、恋愛、ホラー、ファンタジー、ミステリー、その他諸々、
細分化されて数え切れないジャンルの映画があります。
人によってどのジャンルが好きかという趣向はあると思います。
でも、特定のジャンルだけしか見ないという人は少数派ではないかと思うんです。
もちろん、人によって特に好きなジャンルはあると思うので、
ある程度の偏りはあるのは当然だとは思います。
アクションが好きな人であれば、見る映画はアクションが中心になりますし、
見る本数もアクションが一番多くなるでしょう。
だからといって、絶対にアクション以外は見ないっていう人は少ないでしょうし、
アクションが好きな人でも、たまには恋愛物を見たり、ホラーをみたり、ファンタジーを見たり、
アクション以外のジャンルにも手をだすのが普通ではないかと思います。
AVに関しても全く同じことが言えます。
AVにも今は数え切れないほどのジャンルが存在します。
普通のカップルものから、ナンパ物、素人物、ドキュメンタリー物、痴漢、盗撮、
看護師などの職業物、人妻物、女子校生物、不倫物などなど、
本当に挙げたらキリがないほどジャンルは細分化されています。
人によってAVにも好みがありますので、
自分は素人物が好きだとか、自分は看護師物が好きだとか言ったような好みの偏りはあります。
だからといって、特定のジャンルばかりを見ている人は少ないんですね。
看護婦物が好きな人でもナンパ物を見ることもありますし、
人妻物を見たと思ったら次には女子校生物を見るというように、
色々なジャンルを見て楽しむというのが一般的です。
メインで好きなジャンルはありながらも、
それ以外のジャンルもたまには見るというのは、
映画にもAVにも共通して言える視聴スタイルなのです。
そして、映画にもマイブームというものがあると思うのですが、
AVにもマイブームというものがあるんですね。
なぜかやたらにナンパ物にハマる時期があれば、
それが終わったら今度は人妻物にハマったみたいな、マイブームって結構あります。
ですから、たまたま男性が特定のAVを見ているのを発見したからといって、
それで相手の趣向を決めつけてしまうのは危険だと思うのです。
たまたまその時のマイブームがそれだっただけということもあり得るからです。
気分に合わせて色々なジャンルの映画を見るのと同じように、
AVもその時の気分によって見るジャンルって結構変わったりします。
もちろん、特定のジャンルが好きでそのジャンルを見ることが多くなったり、
色々なジャンルを見るといっても興味がないジャンルも中にはあるので、
興味がないジャンルには手を出さないといったような偏りはあるものです。
でも、特定のジャンルのAVを見ていることを発見したからといって、
「この人はこういう性的趣向があるんだ！」と決めつけるのは危険なのです。
まあ、特定のジャンルばかり数十本数百本集めているのであれば、話は別ですけどね（笑）
そこはあくまでも偏り具合を考慮して判断するべきところですね。
AVはリアルへの不満の代替物ではない
ということで、男性がAVを見ることについてお話ししてきましたが、
殊更リアルと結びつけて考える必要はありません。
男性にとってAVを見るというのは、あくまでも娯楽の一つでしかありません。
AVを見て性的興奮を感じるというのは、
単純に男性にとって楽しくて面白くて快楽を感じられる手軽な行為です。
それ以上でもそれ以下でもありませんし、
ましてや現実の不満を埋める代替手段でもないのです。
というか、そもそもAVを見ることに関して、
リアルと結びつけて見ている男性は少ないと思います。
まさに映画やドラマ、テレビ番組を見るような感覚です。
女性でも、恋愛映画や恋愛ドラマ、
もしくは自分が好きな芸能人の出演する番組を見る人もいると思います。
でも、もしそれを彼氏さんや旦那様が見て、
「恋愛映画を見てるのは俺に不満があるからだろ！」
「芸能人にハマるのは俺に対して満足してないからだろ！」
なんて言われたら「は？」って思いませんか？
それとこれとは違うしって思うんじゃないでしょうか？
AVもそれと同じなんですよね。
もちろん、AVの場合は、見てそれをおかずにオナニーをするのがワンセットですので、
映画やドラマのようにただ見て楽しむだけで終了というのとは違うかもしれません。
肉体的な性的満足得る、オナニーという物理的快楽を得る行為が付属するので、
単純に比較はできないかもしれません。
でも、根っこの部分は一緒なんです。
見て興奮しオナニーしてスッキリして、「あー楽しかった」と、それで終了です。
そして、また、「何か面白い作品ないかなぁ」と次のAVを探す、と。
ただそれだけの意味しかないんですね。
そこに変に意味を持たせる必要はありませんし、
リアルと結びつけて女性が不安に思う必要はないのです。
単なる娯楽の一貫でしかないわけですからね。
以上、シゲでした。
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