座位のやり方とコツの詳しい解説をします!
今回ご質問を頂いたのですが、
そういえば今まで詳しく触れていなかったなと思ったことがあるので、
今回はそれについてのお話です。
何かというと、「座位(対面座位)」です。
結構女性が好きな体位のアンケートなどでも上位に来ることが多いですし、
実際のセックスの中でも登場頻度が高い体位なんですけど、
なぜか今まで詳しく触れていなかったんですね。
ということで、まずは頂いたご質問からです。
向かいあっての座位、男性があぐらの格好に女性がまたがる、または、お互い向かいあっての体位が私は大好きです。
女性が腕を後ろにして、座って開脚しながら男性を迎えるのですが、向かいあっての愛撫が難しいです。
彼は私の腰を支えながら、胸や結合部を愛撫してくれますが私はしがみつくか腕で体勢を支えるのでキスくらいしか愛撫ができなくて。
彼はいつも何度もヤバイくらいイカせてくれてエッチは楽しめてます。
色んな体位を楽しんでますが、ややアクロバット系が入るから私はしがみつく以外愛撫ができなくて。向かいあって楽しめる女性ができる愛撫はありますか?
座位って、結構人気あるんですよね。
座位が好きって女性は、多いような気がします。
座位が好まれる理由は色々あると思うんですが、
1,対面しているのでキスしたりハグしたりなどのコミュニケーションが取りやすい
2,お互い座っている耐性なので楽でやりやすい
3,挿入が奥深くなりやすく、またペニスの角度がGスポットに当たりやすい
そのようなところでしょうか。
基本的にはシンプルな体位なのですが、いくつか知っておいた点がありますので、
その点を説明していきたいと思います。
座位は、男女どちらが動くのか?
座位は、基本的には女性が動く体位と思って頂いていいかと思います。
特に女性は、自分が動く体位なんだという認識で頂いた方がいいと思います。
座位って、耐性にもよりますが、男性にとっては非常に動きづらい体位なんですね。
動きづらいというか、動けないようになっている体位と言ってもいいでしょう。
座位で男性が腰を動かすには、色々工夫をしなければなりません。
そこは後述しますが、体勢を工夫しないと、男性からは動けないのが座位なのです。
だから、座位をやる時は、基本的には女性の方が動くものなんだと思って頂くといいと思います。
座位のバリエーション
座位(対面座位)とは、男性が座った状態の上に女性が跨るように座って、
お互いに向かい合って座るような体勢が基本です。
正常位と騎乗位の中間といったイメージですね。
「正常位→騎乗位」、もしくは「騎乗位→正常位」と体位を移行する時に座位を行ったりすることも多いでしょう。
挿入感とか動きやすさなどを考えると、騎乗位に近い体位と言えるかなと思います。
座位には大きなバリエーションがあるわけではないのですが、
微妙にバリエーションがあって、その微妙な違いが結構大事だったりもします。
ということで、その微妙な違いを説明していきます。
男性があぐらや脚を伸ばした状態での座位
まずは男性の体勢の違いからです。
男性があぐらや脚を伸ばした状態で行う座位です。
騎乗位に比較的近いかと思います。
あぐらや脚を伸ばした状態でお尻をピタッと下に付けた状態の一番の問題は、
男性が自分からピストンすることができないということです。
ピストンするってことは、腰を動かさなくてはならないんですね。
その腰が唯一の床に接する点になってしまうので、
腰を動かすには跳ねるか浮くかしかないわけですが、
物理的にほぼ不可能に近いんですね。
お尻を付けた状態での座位で男性が腰を動かすには、
お尻以外の床に接する”支点”が必要になってくるわけです。
ですから、あぐらや脚を伸ばした体勢で男性が腰を動かす時は、
大抵は片手か両手を床に付きます。
床に付いた手を支点にして、腰を動かすのです。
ただそうなると、手が使えなくなるので、女性を愛撫することができません。
座位のメリットって、挿入しながら女性を手で愛撫したりハグしたりできることだと思うのですが、
それができなくなってしまうというデメリットがあるんです。
だから、この体勢の時は、基本的には女性の方が動くもの
という認識でいた方がいいでしょう。
女性の方で動いてくれないと、ピストン運動ができないのです。
あと、この体勢の時は、男性が女性に抱きつくようにしてピストンすることがありますが、
これは男性が腰を動かすというよりも、女性の体を揺すってペニスを出し入れするって感じですね。
自分の腰を動かすっていうより、女性の体を手で上下に動かして、ペニスを出し入れするわけです。
ただ、このやり方でペニスを出し入れしようとしても、
女性の体を大きく上下に動かせるわけではないので、さほど気持ちよくはありません。
だから、やっぱり女性の方から動いた方がいいですね。
男性が正座した状態で座位
もう一つは、男性が正座した状態で、その上に女性が跨るようにして座る座位です。
正常位から座位へ体位を変えた時は、大抵はこの体勢になりますね。
先ほどのあぐらや脚を伸ばした状態での座位よりは、
正座での座位の方が男性は若干腰が動かしやすいです。
というのも、正座だと、膝や脚のすね辺りが床に接するので、
屈伸するようにしてお尻を上げることができるんですね。
その屈伸を利用して、腰を動かすことができます。
とはいえ、あぐらや脚を伸ばした体勢よりは動かしやすいというだけで、
決してガンガン腰を動かせるわけではありません。
正座であっても、座位は男性が腰を動かしづらい体位なのです。
正座での座位の場合は、女性の腰をグッと抑えて、
そこに腰を押し付けるようにピストンすることが多いですね。
もしくは、屈伸を利用して飛び跳ねるようにしてピストンするか。
それ以外だと、あぐらとかと同じように、床に手を付いてピストンをすることになります。
何にしても、若干腰を動かせるといっても動かしづらいのは確かなので、
やはり基本は女性の方が動くものだと思っていた方がいいでしょう。
あと、正座の状態での座位って、長い時間は結構辛いんですね。
正座が苦手な人はもちろんのこと、正座が多少得意な人でも、
正座の状態で腿の上に女性を乗せたまま長時間いるのは、脚が痛くなってきます。
ただ、正座の状態から女性を乗せたまま脚を伸ばそうとしてもなかなかできないんですよ。
だから、そこは女性が協力して、男性が脚を伸ばしやすいようにしてあげた方がいいかもしれませんね。
女性が膝を床につけた座位
座位には、女性の体勢にも二通りの体勢があります。
一つが女性が膝を床に付けた状態での座位です。
女性が正座のような体勢で男性の上に乗る体位ですね。
女性のこの体勢って、男性からすると挿入の具合がいいんですよね。
ペニスの角度と膣口の向きがフィットしやすいので、
ペニスが奥深くまでちゃんと挿入できて、挿入感がいいのです。
当然ペニスも抜けにくくなるので、女性も動きやすいんじゃないでしょうか。
コツとしては、脚を大きく開くことでしょうか。
基本的に体位を問わず挿入の時は、女性は脚をガバッと大胆に広げた方が
ビジュアル的にも挿入のしやすいさや挿入感の良さの意味でも良いのですが、
騎乗位や座位での正座の体勢での挿入の時は、腿を閉じがちになるんですよね。
腿を閉じてしまうと挿入が浅くなってしまいますので、
できるだけ腿を広げて挿入がしやすいように意識するといいと思います。
女性がM字開脚の体勢での座位
もう一つは、女性がM字開脚の体勢で行う座位です。
M字開脚の一番のメリットは、ビジュアル的なエロさです。
思いっきり挿入部が見えますので、男性からすると非常に興奮するビジュアルになります。
そのビジュアルが一番のメリットですから、
それを最大限いかして、挿入部を見せつけるくらいの意識でいいと思います。
また、M字開脚だと、挿入しながら男性が女性のクリを愛撫することができますので、
というか、M字開脚だと男性はクリを愛撫したくなるので、クリ愛撫する男性も多いでしょうね。
ただ、M字開脚は、膝を付けた体勢と比べると若干ですが挿入が浅くなりやすいですし、
ペニスの角度と膣口の向きがちょっと合わない体勢になりますので、
ペニスが抜けないようにするのに注意が必要ですね。
また、M字開脚だと、どうしても女性の重心が後ろ寄りになります。
重心が後ろ寄りになると、女性は後ろに倒れやすくなりますので、
男性にしっかりしがみつくなどして後ろに倒れないように注意する必要がありますね。
体勢の組み合わせに良し悪しはないが・・・
男性の体勢が2パターン、女性の体勢が2パターン。
この2×2=4パターンが座位の基本的な体勢になりますね。
男性があぐらor脚伸ばす+女性が膝付く
男性があぐらor脚伸ばす+女性がM字
男性が正座+女性が膝付く
男性が正座+女性がM字
どれが良いというのはなく、それぞれにやりやすさとか特徴が違うわけです。
男性からすると楽なのは、あぐらや脚を伸ばした体勢です。
やはり正座の状態で女性を乗せているのは脚がしんどくなってきます。
短時間なら大丈夫ですけどね。
ただ、あぐらや脚を伸ばした体勢だと、
お尻が下に付いた状態なため、自分から腰を動かしにくいので、
動きは女性に頑張ってもらう必要があります。
女性が膝を下に付けた体勢だと、
ペニスが深くまで挿入されるので、気持ちよさが高くなります。
逆に女性がM字での挿入になると、
ビジュアル的にはかなりエロ度の高い体勢になるので、
男性の興奮を高めるのには凄くいいですね。
M字での座位が好きな男性って結構多いです。
それぞれ違った良さがありますので、色々試してみるといいですね。
女性はどう動いたらいいか?
座位は、基本的には男性が動きづらい体位であり、
女性が積極的に動く必要がある体位です。
では、女性はどう動いたらいいのか?
基本的には騎乗位と同じでいいと思うんです。
女性が男性の上に乗って動くって意味では同じですからね。
騎乗位での動き方についてはこちらの記事を見て下さい。
ようはグラインドと上下動の2種類の動き方が基本ですが、
個人的には座位ではグラインドの動きがやりやすいと思うんですね。
座位ってキスしたり、男性が女性の体を愛撫したりしながらすることが多いのですが、
上下の動きだと体全体が動くので、キスや愛撫がやりづらくなるんですね。
それに、騎乗位と違って、座位の時は男性が上半身を起こした体勢になるので、
そういう体勢だとグラインドの方が女性もやりやすいんじゃないかなと。
で、騎乗位とちょっと注意したい点は、上下の動きの時です。
上下に女性が動いてペニスを出し入れするピストン運動の動き方なのですが、
これは若干、騎乗位と座位とでは微妙に異なる部分があります。
まず騎乗位での上下動の場合ですが、
基本的には真っ直ぐ上下に動く、もしくはやや斜め前方に動くのがオススメです。
でも、座位になると、騎乗位とは違って、
真っ直ぐ上下に動くのではなく、気持ち斜め後ろの方に動く方がいいと思います。
これは、膣口の角度とペニスの勃起角度の関係です。
騎乗位の時は、真っ直ぐ上下に動く動き方が、
一番気持ちよくなるペニスの出し入れの角度なんですね。
でも、座位になると、男性が上半身を起こした状態になるので、
ややペニスの角度が変わりますし、女性の膣口の角度も変わってきます。
座位での挿入の場合は、やや女性の斜め後ろの方に動いてペニスを出し入れした方が、
出し入れの角度としてはスムーズで気持ちいい角度になるんです。
極端じゃなくて良いんです。
気持ち斜め後ろに動くって意識だけで十分です。
あまり後ろ後ろと意識しすぎると、後ろに動かしすぎちゃいますしね。
本当に気持ち後ろって感じでOKです。
それに、座位の場合、男性が上半身を起こしているので、
真っ直ぐ上下に動くのは難しいでしょうし、
男性の上半身にぶつからないように動こうとすれば、
自然とやや斜め後ろ方向に動くようになると思うので、
そこまで意識する必要はないのかもしれません。
一応、知識として知っておいて頂ければと思います。
ちなみに、こんな感じで、男性の上半身が、やや後ろの方に倒れている場合は、
真っ直ぐ上下に動いてもいいかもしれませんね。
あともう一つついでに動き方のバリエーション。
グラインドの応用的な動かし方なのですが、
円運動気味にグラインドするのも結構いいですね。
思いっきり手書きですみません(笑)
このような円運動気味のグラインドだと、
座位の時のペニスと膣口の角度に絶妙にマッチして、
動きはグラインドっぽいのにちゃんとペニスの出し入れも感じられるので、
個人的には結構好きな腰の動かし方です。
ただこれも、あまり意識しすぎると大きく動かしすぎて
ペニスが抜けてしまったりペニスをグニッと曲げてしまうことにもなるので、
イメージとして意識しておくだけで十分かもしれません。
この動き方をするのにも慣れやコツが必要ですしね。
やってみて「いい感じ」という手応えを掴める感覚を動きながら探してみるといいと思います。
上体反らしM字開脚座位
さてさて、今度は座位の応用的なバリエーションです。
基本的に座位は、座った男性の上にまたがって、男性に抱きつくような体勢で行うのが一般的ですが、
ちょっと違ったバリエーションの座位もあります。
それが、女性が上体を反らしたM字開脚での座位です。
女性は自分の後ろの方に手を付いて上体を反らし、
更にはM字開脚での挿入になりますので、男性からは結合部が丸見えです(笑)
完全にこれは見た目重視の体位ですね。
丸見えというより、見せつけるような体位で、男性を興奮を煽るようなプレイになります。
挿入感としては、それほど気持ちいいわけではありません。
挿入も浅くなりますし、挿入角度も男性のペニスが逆側(男性の脚方向)に
曲げられるような感じになりますからね。
だからこれは、見せることによって男性を興奮させるっていうのがメインです。
ただ、女性側の挿入感に関しては、挿入自体は浅くなるのは確かですが、
Gスポットにペニスが当たりやすくなりますので、
それが気持ちいいっていう女性もいますね。
動き方としては、女性は後ろに手を付くようにして、
腰を跳ね上げるような感じで動かすといいんじゃないかと思います。
ただし、挿入が浅くなるためペニスが抜けやすいので、そこは注意ですね。
激しく動くとペニスが簡単に抜けてしまうので、大きく動く必要はありません。
その加減に注意してくださいね。
座位で女性が出来る愛撫は?
では、座位で女性ができることって何があるのか?
まずは動くってことが一つありますよね。
座位では男性は自由に動くことができない。
男性が動くのが不可能ってわけではないのですが、動きにくい体位です。
ですから、女性の方から積極的に動くっていうのが一つです。
それ以外としては、やっぱりキスですよね。
男性と抱き合い、挿入しながらキスをするっていうのが、座位での一番の愛撫です。
でも、キスといっても、必ずしも口同士でするのだけがキスではありません。
座位の時に、男性の耳を舐めたり首筋を舐めたりというのもキスですし、
挿入しながらのそういうキスってかなり効果があるんです。
あとは、逆に男性の頭を抱きかかえるのもいいかもしれません。
どういうことかというと、
男性の頭を抱きかかえると、ちょうど女性の胸に抱えるようになりますよね?
つまり、男性の頭を胸に抱えることで、男性に胸を愛撫させるんです。
愛撫って何も相手に何かをしてあげることだけが愛撫ではなく、
相手に何かをしてもらうように誘うことも愛撫の一つなんですね。
座位の時に女性の胸を舐めたりするのは男性も好きですし、
それを女性から求められると結構興奮するものです。
だから、自分から男性をさせることを仕向けるっていうのも
男性を興奮させる一つのテクニックなのです。
あとは、男性に抱きついた時に、耳元で吐息を感じさせるってのもありですね。
耳元で感じる吐息とか、耳元で小さく喘がれるのって凄く興奮するんです。
座位で出来る愛撫ってこんなところでしょうか。
確かになかなかないですね。
今までブログで紹介してきたこととほぼ被っているのですが、
思いつくのはこんなところです。
ということで、座位についての解説でした。
あれこれ詳しく解説したつもりですが、
別にこれを全部覚えて実践しましょうっていうわけではありません。
でも、知っておくだけでも、自分が上手にできなかった時の改善のヒントになると思います。
やるやらないは別として、知っておくだけでもプレイに違いが生まれてくるものですし、
もっと上手にやりたい、今のやり方で上手にできてるかな?と不安になった時に
道標になると思うんですよね。
まあ、ここで解説したことが絶対正しいって保証はないですが、
座位をやる時のヒントにしてみてください。
そして、自分がしっくり来るやり方、
男性の反応を見て良い反応が返ってくるやり方が、
あなたにとってのベストなやり方だと思って頂ければと思います。
こういった体位云々のテクニックに関しては、
『百合川さらのHow To Sex 大全集』で他の体位についても学ぶことができます。
僕も特典の中で僕なりの視点で色々と解説しています。
特典の方も結構ボリュームがあるので、
読むだけで大変かもしれませんが、
中身は濃い内容に作ったつもりですので、
教材と僕の特典とあわせて学んでみてください!
>> 特典付き『百合川さらのHow To Sex 大全集』の詳細はコチラから!
以上、シゲでした。