セックスでよく言う「焦らし」とは?焦らしってどうやる?焦らしの3つのパターンを解説!

前回、マッサージについての記事を書いたわけですが、
その記事を書いている時にふとこのことを書いてみようかなと
思いついたものがありました。
何についてかというと、「焦らし」についてです。
焦らしって、セックスにおいて凄く重要なことだと思うんですね。
快感を高めるため、興奮を高めるため、
セックスにプラスα以上のものをもたらしてくれる行為です。
今までにこのブログ内でも、
何度も何度も焦らしについてはお話してきましたし、
テクニックとしても何度も紹介してきました。
ただ、「焦らしとはなんぞや?」みたいな、
もっと根本的な部分の話ってしていなかったような気がするんですね。
そこで今回は、「焦らし」というものについてお話していこうかと思います!
焦らしとは?
そもそも焦らしとは何なのか?
個人的に焦らしとは、
「目的や願望を達成する手前で第三者にお預けをされること」
と言えるかと思います。
お預けをくらうからこそ、「早く目的・願望を達成したい」「早くゴールに到達したい」
という気持ちがより高まっていきます。
そして、その気持ちの高まりがあるからこそ、
いざ目的を達成した時、ゴールに到達した時に喜びがより大きく感じられるんですね。
これが焦らしの効果だと思うわけです。
焦らされるからこそ、「ほしい、到達したい」という気持ちが刺激され、
だからこそ目的を達成した時の喜びや快感が増幅されるという仕組み。
まあ、くどくど説明する必要もないかもしれません。
これをセックスに当てはめて考えた場合、
焦らされることによって欲求や感度が高まっていき、
その後の快感もいつも以上に増幅されると言えるわけですね。
つまりは、大きな快感を得るための助走とも言えると思います。
そんな焦らしですが、何も一種類とは限りません。
目的とか願望によって複数の種類があると思っているんですね。
次は、セックスにおける焦らしの種類、
焦らしのパターンについてお話していきたいと思います。
焦らしの種類、焦らしのパターン
セックスの焦らしのパターンは、個人的には3種類に分けられると思います。
分けようと思えばもっと細分化もできるかもしれませんけどね。
まあ大まかにいって3種類で考えればほぼカバーできるのではないかと。
その3種類というのは、
1,触られたい
2,もっと強く
3,イキたい
セックスで男性を焦らすには、
この3つを意識していればいいのではないかと思います。
ということで、この3種類の焦らしについて解説していきます。
1、「触られたい」を刺激する
「触られたい」という欲求・願望に対してお預けをする焦らし。
一番わかりやすいパターンで言うと、
男性のペニスを触るフリをしながらなかなか触ってあげないで、
太ももとか足の付根などを愛撫して焦らすというものですね。
あとは、乳首を触りそうで触らずに、乳首の周りだけを愛撫したりとか。
触ってほしいところをあえて触ってあげずに、そのスレスレのところを愛撫して、
「早く触ってほしい」という気持ちを刺激する焦らしのテクニックです。
「焦らし」というと、この「触ってあげそうで触ってあげない」
というパターンを連想する方も多いと思います。
焦らしの最も代表的なパターンですね。
2,「もっと強く」を刺激する
「もっと強く刺激されたい」という欲求・願望に対してお預けをする焦らし。
男性の例で言えば、
手コキでもっと激しくしごかれたいのに、あえて弱い力でしごくのなんかが当てはまります。
触ってほしいところ、愛撫してほしいところは愛撫しているけど、
お望み通りの強さの刺激はあえて与えず、「もっと強く、もっと激しく」という
”もっと”という感情を刺激する焦らしです。
個人的には、かなり重要な焦らしテクニックだと思うのですが、
意外とこのパターンの焦らし方を上手に使う女性は少ない印象がありますね。
3,「イキたい」を刺激する
最期の射精の瞬間、「イキたい」「射精したい」という欲求・願望に対してお預けをする焦らし。
これは文字通り、イキそう・射精しそうなタイミングで、
あえて愛撫を止めて射精させないという焦らしです。
「寸止め」というやつですね。
「イキたい」「イカせてほしい」という感情を刺激する焦らしです。
イキたいのにあえてイカせないというのは、焦らしとしては定番なテクニック。
あなたも一度くらいはやったことがあるかもしれませんね。
挿入の時は基本的には男性が行為をコントロールしているので、
なかなかこの寸止めの焦らしはやりづらいでしょう。
挿入でできるとしたら騎乗位くらいですかね?
ですので、基本は手コキとかフェラでやることが多いでしょう。
ただ、この寸止めの焦らしはやりすぎると逆効果。
寸止めをしすぎると男性はイクタイミングを失ってしまって
逆にイケなくなってしまうことも少なくありません。
お腹が空いているのに食べないで我慢していると、
あまりにもお腹が空きすぎて空腹のピークを過ぎてしまって、
かえってどうでもよくなってしまう感じに似ているでしょうか?
寸止めって多分女性からすると面白いと思うんです。
楽しくなっちゃってやりすぎちゃうっていうのはあるあるです。
ただ、先程いったようにイケなくなっちゃうので、
寸止めが面白いからといってあまりやりすぎには注意してくださいね。
結構男性とすれば、勃起の体力を奪われるハードな焦らしでもあるので(笑)
イクのをお預けされるこのパターンの焦らしは、Mな男性は好きかもしれません。
以上が、僕が考える焦らしの3パターンです。
なぜこの3つかというと、
セックスの中で男性が受け身の時に感じる感情って基本的にはこの3つなんですね。
・触られたい
・もっと強くされたい
・イキたい
だから、その3つの感情を刺激することが焦らしのポイントになってくるのです。
大事なのは実は2のパターン?
そして、3つの焦らしのパターンの中で最も多用されるのが1のパターン。
「触られたい」という感情を刺激する焦らしですね。
「セックスでは、焦らしってとても大事ですよ。」
「焦らしは感度や興奮を高める効果がありますよ。」
そのようなことを僕はブログで何度も書いてきたのですが、
それを見て、「じゃあ焦らしを取り入れよう!}と思った時に
まず最初にやる焦らし方は何かというと、1の焦らしではないかと思うんです。
太ももをサワサワと撫でたり、乳首の周りでチロチロと舐めたりと、
肝心なところを触りそうで触らないという焦らし方。
多分焦らしと言われて一番に思い浮かぶのが1の触らない焦らしだと思いますし、
一番実際に使われている焦らしのテクニックも1だと思うんです。
それはそれで全然いいですし、触らない焦らしというのも大事なテクニックです。
ただ、その焦らしについては、
言わなくてもほとんどの女性がやっていると思うんですね。
ですので、ここで僕がお伝えしたいのは、2の「もっと強く」の焦らしの重要性です。
実はこの2の焦らしって、個人的に凄く重要だと思っていて、
正直、男性に対する焦らしの効果としては、この3つのパターンの中で一番高いのでは?と感じています。
どんな焦らしが好きかは当然個人差はあるので一概には言えませんが、
意外と1のような「触りそうで触らない焦らし」って、
男性からするとそれほど焦らされている感覚がなかったりするんですね。
男性であればペニス、女性であれば女性器に対して、
徐々に迫ってくるような焦らしの愛撫って定番だと思うのですが、
意外と男性からするとそこまで興奮するものでもなかったりするのです。
もちろんシチュエーションなどにもよりますけどね。
でも、徐々に性感帯に手が近づいてくるゾクゾク感とか、
これから触られるかな?といったような期待感みたいなものって、
多分男性は女性ほどは感じていないように思うのです。
むしろ、男性の場合、
触ってもらってからの焦らしの方が影響は大きいです。
つまり、2のパターンの焦らしですね。
結構、肝心なところを触ってしまったら焦らしにならないんじゃないか?とか、
触らないからこそ焦らし効果ってあるんじゃないか?と思っている方もいると思うんですが、
実はそうでもないんです。
男性って、おそらく女性よりも、快感に対してせっかちな部分があると思うんです。
セックスで、前戯もそこそこにすぐ挿入したがったり、
フェラとか手コキをしてもらっている時に、
もっと激しくとすぐ要求してしまいがちなのもその表れかと思うのですが、
とにかく「すぐ気持ちよくなりたい」という傾向が、女性よりは強い印象です。
だから、触ってもらっても、
すぐに強い刺激が欲しくなったり、自分好みの強さの刺激が欲しくなったりします。
触ってもらえばもらうほど、早く快感の頂点を味わいたくなるという
せっかちな性分が男性は強いのです。
だからこそ、触ってからの焦らしが結構効果的だったりします。
手コキでペニスをしごいているけど、なかなか強くしてあげないとか。
フェラをしてあげているけど、なかなか咥えてあげない、なかなか激しくストロークしてあげないとか。
触ってはあげるけど、男性の欲しがる強さはお預けするという焦らし。
焦らしテクニックとしてかなり重要なのです。
僕の感覚では、2のパターンの焦らしの方が焦らされている感も強いですし、
焦らし特有の「相手にペースを握られている感」も感じるんですよね(笑)
それに興奮という点でも、強く感じる焦らし方でもあります。
だから、男性に対しては、有効な焦らしだと僕は思っているんです!
ただ、やっぱり焦らしとなると、1のパターンか3のパターンをやる女性の方が多いですし、
2のパターンの焦らしをする女性って意外と少ないんじゃないかな。
中には、そういう焦らしがあるってことを知らない女性もいるんじゃないかなと思うんです。
やっぱり圧倒的に多いのが、1のパターン。
次いで3のパターンという印象があります。
ですので、2のパターンの焦らしもぜひ使ってみてほしいですし、
もし知らなかったという方であれば、これを機に知って頂ければと思います。
寸止めはやりすぎ注意
さて、3のパターンの寸止め焦らしについても軽くお話しておきます。
3のパターンとは、男性がもうイキそう、イキたい状態になっているのに、
あえてイカせないで寸止めにするという焦らしですね。
これは、手コキとかフェラでよくやる焦らしで、
面白半分にやったことがある女性は多いんじゃないでしょうか。
挿入でもできなくはないのですが、やるとしたら騎乗位とかになりますね。
さて、そんな寸止めの焦らしですが、
先程もちょっと触れたように、やりすぎには注意です。
男性の勃起だったり、「イキそう!」という感覚である射精感って、
いつまでもキープできるものではなく、どこかで限界がくるものなんですね。
それを何度も何度も寸止めされていると、体力的に結構きつくなってきます。
体力と言っても、体の体力ではなく、ペニスの方の体力ですよ。
ギンギンに勃起してイキそうなほど射精感が高まっている、
いわばパンパンになっているペニスを何度も何度も寸止めしていると
もうペニスの方が疲れ切ってしまって、勃起力も徐々に落ちてきますし、
射精感の方も徐々になくなってきます。
つまり、イキたいピークをあまりにも過ぎてしまうとイケなくなってしまうのです。
女性が寸止めをしていると、男性の反応が面白くて、
何度も何度も繰り返してしまうことが結構あるんですよね。
僕も何度もやられたことがあります(笑)
ただそれも、あまりにも何度もやられてしまうと、
ペニスの方が逆にしんどくなってしまって、イキたくてもイケないし、
終いには勃起もしなくなってしまうなんてこともありました。
ですので、あまりやりすぎないようにしてくださいね。
ということで、焦らしの3パターンをご紹介しました。
個人的なオススメとして2のパターンを推してみましたが、
別に2のパターンが特別効果的というわけではありません。
今回2のパターンを推して紹介したのは、
1や3のパターンよりもやる女性が少ないってことと、
こういう焦らしが効果的だということを知らない女性もいるからです。
1も2も3も、焦らしとしては違った効果がありますし、
どの焦らし方も快感や感度を高めるのに非常に役立つテクニックです。
シチュエーションによってどれがいいかは変わってきます。
それに、どんな焦らされ方が好きかは、個人差がありますからね。
男性によって、1のパターンが好きな人もいれば、
3のパターンが好きだって人もいるでしょうし。
いずれにしても、この3つのパターンさえ頭に入れておけば、焦らしに関しては十分だと思います。
この3つのパターンを考えながら、
どういう焦らし方をしていこうかな?と色々と工夫をしてみてください。
焦らし焦らしと、セックスでは「焦らし」というワードがよく使われます。
でも、いざ「焦らし」と言われても、
どういう焦らし方があるのか、焦らしってどれだけ種類があるのか
意外とわかっているようでわかっていないようなものだと思うんですね。
たいてい「焦らし」というと思い浮かべるのが1のパターンであり、
実際にセックスで女性がやる焦らしって、だいたい1のパターンが多いですし。
でも、今回お話した3つのパターンを抑えておけば、
焦らしに関しては十分カバーできると思いますので、
この3つのパターンを使って焦らしにバリエーションをつけてみてくださいね!
以上、シゲでした。