セックスに至るまでのストーリーを作ろう!それも立派な前戯です
よくエッチでは、前戯と本番と分けて言ったりします。
何が本番やねん!って感じですし、エッチは全てが本番だろ!
って感じですが、まあそれは置いておいて。
前戯と本番みたいに分けて言う場合は、本番=挿入のことを指します。
風俗の場合は、挿入のことを本番と言いますので、そこから来ているのかもしれませんね。
じゃあ前戯ってのはどこからどこまでを前戯というのか?
いや、「どこまで」の部分は挿入直前までだとして、
どこからを前戯と呼ぶのか?
ベッドに行って、「さあエッチするぞ」って運びになったところから?
それともお互いの体を愛撫し始めたところから?
ということで、今回は「前戯」についての話です。
まずは、ちょっと面白いブログ記事があったので、ご紹介します。
実はこちらは、キングコングの西野さんのブログの記事です。
簡単に言うと、西野さんにとってエッチで大事なのは、
「あの娘が今、僕の目の前で、こんな姿になっている」という瞬間。
その感覚を得るためには、「あの娘が」にあたるbeforeの姿も重要だと。
beforeがあるからこそ、「こんな姿になっている」の淫らなafterに興奮するんだ、
ということだと思うんですね。
だから、エッチの前のbeforeの部分。
つまり、食事をしたり普通のトークをしたりというのも前戯の一貫だと。
これ、僕は凄く共感したんですね。
一般的に前戯というと、キスをしたり女性の服を脱がしたり、
女性の体を触ったり舐めたりという愛撫をすることを指すと思います。
もちろんそれは間違いではありませんし、
通常の会話の中で「エッチの前戯」という言葉が出てきたら、
それを指すことだと考えていいと思います。
僕もブログの中で前戯という言葉を使う時は、
ベッドイン以降の愛撫全般を指して使っています。
でも、広い意味では、セックスに至るまでの過程全てが前戯とも言えるんです。
僕はそれをストーリーと呼んでいます。
単なる時間経過としての過程ではなく、
そこにはセックスへ至るまでのストーリがあるんですよね。
そして、そのストーリーの内容によって興奮度って結構変わってくるのです。
例えば、合コンで出会った男女がいるとします。
男性と女性が合コンで知り合い、LINEを交換したりします。
その後LINEのやり取りを続け、男性の方は女性に興味を持ちます。
合コンでLINEを交換するのはある意味ご挨拶みたいなものですが、
その後連絡を取り合い、「今度会おうよ」的なところまでいけば、
男性は少なからず女性に興味を持っていることになります。
この時点で、男性はその女性に対して、
多かれ少なかれ「やりたい」「やれたらいいな」という期待は持っているものなんですね。
その女性のことをオンナとして興味を持った時点で、
どんなに僅かであっても性的な興味を持っているものなんです。
そして、既にこの時点で前戯は始まっているとも言えます。
その後LINEでトークや通話をしたり、
会って食事や飲みに行ったり、どこかへドライブに行ったり。
その中で徐々にお互いの距離を縮めていくために、
男性はあの手この手を尽くすわけですよね。
時には押したり、時には引いたり、気を引くために色々と手を尽くすわけです。
そして、最終敵にやっとこさセックスへたどり着くのです。
この最初のアプローチからセックスにたどり着くまでには、
色々な出来事色々なやり取りがあり、そこにはストーリーがあります。
このストーリー自体が、その後のセックスの興奮に結びついてくるのです。
ストーリーが進むにつれて男性の興奮も蓄積されていき、
最終的にたどり着いたセックスでその興奮が爆発するわけですね。
で、このストーリーの中で、
例えば女性に性的アプローチの一貫として下ネタを話すこともあるわけじゃないですか。
例えば、「エッチ好き?」とか「どんな体位が好き?」みたいな。
それに対して女性がどんなリアクションを示すかで興奮が変わってきますし、
女性から結構ノリノリなりリアクションが帰ってくるとそれだけで興奮しますし、
その興奮がセックス本番での興奮に直結してくるのです。
言ってみれば、セックスへの期待感ですよね。
セックスができるだろうか?できるかもしれない。
どんなセックスをするんだろうか?どんなセックスができるだろうか?
気持ちいいのかなどうなのかな?彼女は上手いのかな?どんな体をしているのかな?
そんなセックスへの期待感が高まるに連れて興奮も高まり、
最終的にセックス本番で爆発するのです。
だから、ストーリーの中で、女性がやれそうな雰囲気を出してくれると
凄くセックスへの期待感が高まりますよね。
また逆に、女性が清楚な雰囲気を漂わせていれば、
いざセックス本番の時に見せた淫らな姿とのギャップで興奮も大きくなります。
例えば、
ナンパで声をかけて仲良くなった子と思いのほかいい感じに関係が進んでいき、
「アレ?もしかしたらこのままホテルいけるんじゃね?」
なんて思うことがあります。
そういったドキドキ感や期待感、それがセックス自体の前戯になるんですね。
だから、その後のセックスでは、
男性の興奮は凄く高まりますし、体の感度だって高くなります。
どういうストーリーが良いかではないんです。
いや、厳密に言えば、ストーリーの作り方によって、男性の興奮は変わりはします。
でも、まず大事なのは、ストーリーの中身よりも、
ストーリーちゃんと作ることが大事なんですね。
とはいえ、初めてのエッチの場合は、基本的にはストーリーは嫌でも作られます。
気に入った女性と初めてセックスするまでの間には、
男性は色々な妄想をしたり期待をしたりするものですから、
ファーストセックスへ至るまでのストーリーはそれほど意識しなくてもいいんです。
大好きな女性をあの手この手で口説いてなんとか付き合って初エッチって時でも、
合コンやナンパで知り合った子とそのまま行きずりのセックスをする時でも、
その間には絶対に男性の中では期待や妄想や興奮がうずまきますから、
ファーストセックスの時はストーリーをそれほど意識しなくてもいいかもしれません。
ただ、中にはストーリーがほぼ存在しないケースもあるんですね。
それが、既に結婚している夫婦や付き合っているカップルの場合です。
例えば、結婚している夫婦の場合は、
一日の寝る前になったら「今日しない?」「いいよ」みたいな感じで、
ストーリーも何もなくセックスが始まるケースってありますよね?
付き合っているカップルでも、
車でドライブしていてラブホが見えたら、
「ラブホ寄っていかない?」みたいな感じで、
ストーリーも何もなくセックスに突入することもあります。
これがダメってわけではないんです。
夫婦やカップルであれば、これって別に珍しいことではないですし、
いちいち毎回ストーリーを作っていたらやっていられません。
でも、毎回ストーリーのないセックスばかりになってしまったら、
それは当然マンネリを生んでしまうことになるのです。
ご夫婦に対しては、僕はたまにはラブホに行ってセックスしようと呼びかけています。
もちろん子供がいたり仕事があったりとそう簡単にいかないのはわかっています。
でも、夫婦でラブホに行くことで、
たまには気兼ねなく思いっきりセックスを楽しもう、
子供や家事や仕事のことを忘れて思いっきりセックスを楽しもう
という期待感や興奮に繋がっていきますよね?
「今度の日曜日にラブホ行こうよ」
そう予定を決めた瞬間からストーリーは動き出すんです。
夫婦があえてセックスをするためにラブホに行くというストーリーが、
期待や興奮に繋がり、夫婦のセックスライフに大きな刺激と喜びを
加えることができるのではないでしょうか。
またカップルの場合でも、
時にはあからさまに甘えてエッチしたそうな空気で接したりすることで、
「お、今日はどうしたんだろ?」みたいな感情を男性に湧き起こさせることができます。
そうすれば、「ちょっとラブホよってかね?」みたいなセックスとは
全然違ったストーリーを作り出すことができます。
カップルの場合であれば、電話やLINEで彼氏と話しながら、
「今度はこんなエッチしてみようよ」とか
「どこどこのラブホ面白そうだから今度そこでエッチしてみない?」みたいな
そんなやり取り自体も十分男性の興奮を高めるストーリーになります。
それから、ちょっと季節外れですが、
花火大会や夏祭りでの浴衣デートなんかも同様ですね。
浴衣を着込んだいつもと違った女性の姿に男性はドキッとするわけです。
それにお祭りというのはそれだけでテンションが上がりますので、
そこに女性の浴衣姿なんて加わったら、それだけで興奮度上昇です。
いつもと違う彼女、いつもと違う空気、
そしていつもと違うセックスへの過程。
そういったデート自体が既にセックスの前戯となっているので、
そういう時にするセックスはいつも以上に興奮するものであったり、
大胆になったり感じやすくなったりするものなんです。
だから、時にはあえてストーリーを作るんです。
毎回ストーリーを作っていたら大変ですが、
たまにストーリーをあえて作ることによってマンネリも防げますし、
「こいつとのセックスはやっぱマジでいいわ!」と
男性に再認識させることができると思います。
でも、これってセックスに限った話ではないですよね?
付き合う前のデートだって、
デートに行く前のドキドキからデートの楽しさは始まっていますし、
それこそ恋なんて、相手はどう思ってるのかな?付き合えるのかな?
っていうドキドキ感があるからこそ、恋が成就することへの喜びがあるわけです。
もっとさかのぼれば、遠足だって、遠足に行く前のワクワク感があるからこそ楽しいわけですしね。
「よーしやるぞ!はい、セックススタート!」
というのではあまりにも情緒にかけてしまいますよね。
どうしても仕方がない面はあるのですが、
時にはそこに至るまでの過程を盛り上げていきたいものです。
ですから、ストーリーというのを意識してみてください。
ストーリーというのがわかりづらいのであれば、「流れ」で構いません。
セックスに至るまでの流れをどういうものにするか、
それによっていざセックスをした時の興奮や快感も変わってきますからね。
セックスというのは単に体の交わりだけではなく、
精神的な部分をいかに刺激するかも凄く重要なことです。
そして、精神的な面も、何もベッドの上だけで刺激するだけでなく、
セックスに至るまでのストーリーで大いに刺激することができるんです!
AVなどでも、今は凄くストーリー性を重視したものが多いです。
セックスを見せるだけでなく、セックスに至るまでの過程を見せるんですね。
なぜなら、ストーリーの良し悪しによって、
その後のセックスの盛り上がりが全然変わってくるからなんです。
まあAVの話は置いとくとして、
一番いいのは、お互いにどんなストーリーを作ろうかと一緒に楽しめる関係です。
時には女性主導でもいいですし、時には男性主導でもいいですし。
時には一緒にどんなストーリーでセックスしようかと考えるのもいいと思います。
セックスのためのストーリーを一緒に楽しめるような関係になれ、
とても素敵なカップルになれるんではないかと思いますよ!
ちょっと男性を喜ばせるストーリーを考えてみてはいかがでしょうか?
以上、シゲでした。