愛撫での「くすぐったい」を「気持ちいい」にするためには？
セックスでは、「くすぐったい」ってキーワードがよく登場します。
愛撫していると、くすぐったいって言われることってありません？
イッた後に触られるとくすぐったいとかは別としてね！
でも、この「くすぐったい」って、気持ちいいのヒントになるんじゃないかな？とも思うんです。
今回、「フェラがくすぐったい」と言われたというご質問を頂いたので、
くすぐったいってことについてお話していきたいと思います。
まずは、頂いたご質問の紹介です。
パートナーがフェラをくすぐったがります
このサイトでお勉強させてもらってるおかげか、今までいつも上手いと褒められていたのに、初めて途中でやめて欲しいとお願いされました笑
彼曰く、今までフェラの良さを実感したことがなく、いつもくすぐったくて続行不可能とのことです
良さを知りたい、何とかくすぐったくなく頑張ってみてと言われました笑
何かコツとかあるんですかね？
もっと強めがいいのかしら…笑
これ、興味深い質問だなと思ったんですよね。
パートナーの男性が「くすぐったい」と言うのには、いくつか理由が考えられると思います。
まず、頂いたご質問の内容を整理していきます。
このサイトでお勉強させてもらってるおかげか、今までいつも上手いと褒められていたのに、初めて途中でやめて欲しいとお願いされました笑
とのことなのですが、これが、
以前は上手と褒められていたのに、僕のブログなどで勉強しテクニックを試してみたところ、
「くすぐったいからやめてくれ」と止められた、ということであれば、
僕がお伝えしたフェラテクが悪影響を及ぼしたのかもしれませんね。
今までは良かったのに、僕のテクニックが彼に合わず、良くない方向にいってしまった可能性があります。
僕は、ブログの中でフェラのテクニックを色々と紹介していますし、
『フェラテク上達法』というフェラテクを学ぶ教材も紹介しています。
ブログで紹介したテクニックも教材のテクニックも、
比較的誰にでも喜ばれるであろうテクニックだと思っていますし、
ブログにしろ教材にしろ、学んで頂ければ男性を喜ばせられる自信があって紹介しています。
ただ、やっぱり合う合わないはあるものなんですよね。
人間ですから、人によって好みって絶対違いますし、
万人に絶対に通用するテクニックなんてものはないと思います。
ですから、中には僕が紹介したテクニックが合わないって男性もいます。
ご質問者様の彼氏さんには、もしかしたら合わなかったのかもしれません。
とも思ったのですが、
ご質問を拝見すると、このように続きます。
彼曰く、今までフェラの良さを実感したことがなく、いつもくすぐったくて続行不可能とのことです
良さを知りたい、何とかくすぐったくなく頑張ってみてと言われました笑
ということは、
今までの男性には上手と言われてきたけれど、今の彼にはくすぐったいと言われる、
ってことなんじゃないか、と。
つまり、その彼は、
今までに何人かにフェラをしてもらったけど、一度も気持ちいいと思ったことがなく、
いつもされる度にくすぐったいと感じてしまって、フェラの良さがわからない。
そうなると話が変わってきます。
僕のブログや教材で学んだテクニックが合うかどうかというよりは、
彼にとってフェラという行為が合うか合わないかって話になってきます。
大抵の男性はフェラが好きなのですが、
中にはフェラが気持ちいいと思わない、フェラが好きではないって男性もいます。
この彼のように、別にフェラ自体は嫌ではないけど、良いとも思わない、
っていう男性も少ないながらにもいるんですね。
ただ、彼は、「くすぐったい」と言っています。
この「くすぐったい」っていうのは、キーワードだと思うんです。
セックスでは頻繁に登場するキーワードです。
この「くすぐったい」についてちょっと考えてみます。
「くすぐったい」は「気持ちいい」からちょっとズレているだけ
僕としては、「くすぐったい」は、気持ちいいの一歩手前だと思っています。
もちろん、どこまでいってもくすぐったい場合もあるとは思いますが、
くすぐったいがちょっとした条件によって気持ちいいに変わることって、セックスでは結構多いんですね。
「くすぐったい場所は性感帯だ」なんてこともよく言われたりします。
例えば、耳とか首筋とか背筋とかって、性感帯と言われます。
耳や首筋や背筋を愛撫されると感じる、っていう人も少なくありません。
でも、なんでもないときに耳や首筋や背筋を触られたりすると、凄くくすぐったいですよね？
耳に息を吹きかけられたらくすぐったいですし、首筋を撫でられたらくすぐったいものです。
ただ、それがセックスになると、感じる性感帯に変わります。
つまり、セックスでは、くすぐったいから気持ちいいに変わる条件が揃うからなんだと思うんです。
逆に言えば、くすぐったいというのは、気持ちいいに変わる条件が揃っていない、
気持ちいいの一歩手前にある状態なのではないかと思います。
セックスでもくすぐったいままの時は、「気持ちいい」からちょっとズレているから。
だから、そのズレを修正してあげるだけで、気持ちいいに変えることも可能なのです。
「気持ちいい」からどこがズレているかを探す
くすぐったいから気持ちいいに変えるためには、どこがズレているのかを探す必要がありますね。
それが見つかれば、気持ちいいに変えることも可能なわけです。
つまりは、どこかがカチッとハマれば、気持ちいいと思ってもらえる可能性があるわけです。
では、どこがズレているのか？
それはケースバイケースです。
例えば、ご質問にあったフェラの場合。
一つは、舐めたりストロークしたりの強さですよね。
ご質問の中でも、「もっと強めがいいのかな？」とありますが、
舐めたり咥えたりした時の強さによって感じ方って違いますし、
男性によってもどれくらいの強さが好きかは結構違います。
優しくフェラされるのが好きって人もいますし、強めのバキュームが好きって人もいます。
もう一つは、速さなんかも人によって好みが別れるところですね。
咥えてジュポジュポするストロークなんかも、
速くストロークされるのが好きな人もいれば、じっくりとストロークされるのが好きな人もいます。
舐めるのも、じっくりとした舌使いで舐められるのが好きな人もいれば、
チョロチョロと細かい舌使いで舐められるのが好きな人もいます。
スピードの使い分けっていうのも、一つのヒントになります。
それから、タイミングっていうのも結構重要だったりします。
タイミングというのは、例えば、
先ほど例として出した、耳とか首筋とか背筋とかへの愛撫。
それだって、なんでもない時に愛撫されるとくすぐったいですけど、
セックスの時になると感じる性感帯になるわけですよね。
その差は何かっていうと、セックスの時は感度や興奮が高まっているってことだと思うんです。
体の感度や精神的な興奮が高まっているタイミングだと、
普段ならくすぐったいと思えるような愛撫でも、気持ちいいと感じるわけで、
それは裏を返せば、くすぐったいと感じてしまうのは、
感度や興奮が高まっていないからだとも言えるんですね。
ですから、感度や興奮が高まっているタイミングに愛撫をすることで、
くすぐったいところへの愛撫も気持ちいい愛撫に変わるのです。
フェラの場合でも、ペニスがまだフニャッている時よりも
ギンギンに勃起している時の方が気持ちよさは何倍も違います。
それってやっぱり、感度や興奮が最高潮になっている時の方が気持ちよく感じからなのだと思います。
逆にフニャッている時や、まだ感度や興奮が高まっている前だと、
確かにくすぐったさを感じることもあるんです。
そこで、焦らしを使ったりするんですね。
あえて焦らすことで感度や興奮を高めるっていうのも、フェラで感じさせるための一つの方法です。
フェラに限らず、この感度や興奮のタイミングって結構重要だったりします。
あんまりアレコレ上げているとキリがないのですが、
強さ、速さ、タイミング以外にもズレのポイントってあると思います。
何れにしても、くすぐったいというのは、気持ちいいにちょっと惜しい状態だと思うんですね。
一歩足りない。その一歩を埋めることができると、
カチッとハマったかのように気持ちよさを感じられるようになると思います。
そういう意味では、くすぐったいというのは、気持ちよさのヒントでもあります！
もちろん、くすぐったいって言っているのをそのまましつこく攻めるのはダメですけど、
ちょっとズレを修正することで気持ちいいに変わることもありますから。
感度や興奮のタイミングなんかは、特に重要ですね。
それこそ、脇の下なんて誰もがくすぐったい場所ですけど、
感度や興奮が高まってくると、一気に気持ちいい性感帯に変わったりしますから。
まあ単にフェラが合わないって可能性もありますけどね。
最初にも言いましたが、少数ではありますけど、
中には何を工夫してもフェラが気持ちよく感じないって男性もいますので、
そういう男性の場合は、別の方法で気持ちよくしてあげましょう。
何もフェラだけが男性を喜ばせる手段ってわけじゃないですしね！
以上、シゲでした。
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