質の低い男はこっちから切れ!女性を雑に扱う男性をフィルタリングして避ける方法
もう今さらなお話ですが、
このブログでは女性向けにセックステクニックをお伝えしています。
まあ、今ではテクニックだけではないというか、
テクニック以外のことが中心になってきてはいますが、
一応メインは「女性にセックステクニックをお伝えする」ことが目的であり、
女性にセックスが上手になってもらってパートナーを喜ばせてあげられるようになる、
というのが目的です。
しかし、セックスが上手になればなるなりのデメリットもあるもので、
その一つが「男性がつけあがること」です。
女性が奉仕すればするほど、それをいいことに態度が尊大になる。
こういう経験があるって女性も少なくないんじゃないでしょうか。
今回は、そんなことについて考えてみたいと思います。
まずは頂いたご質問の紹介です。
いつもメルマガを楽しみに拝読させていただいています。
私は50歳を過ぎて、女性としての終わりが見えてから、主人に満たされなかった性的な喜びを婚外に求めるようになりました。
死ぬときに後悔のないように!と。50歳の女性でも性的な対象と見てもらえるサイトを利用しています。
お互いが気持ちよくなれるように、フェラが上手になりたいと思って、鷹宮りょうさんの教材にお世話になって、しっかりイメージトレーニングもして、がんばりました。ところが、気持ち良くなってくれればくれるほど、私の女性としての扱いが雑になるというか、下に見られるようになるというか、高め合うような関係になれず、悲しいことが続いています。
何人かの男性でそうでした。私が頑張りすぎるのがいけないのでしょうか。
小出しにするような器用なこともできず、気持ちいい反応を見るとついもっと気持ちよくなってもらいたいと熱が入ってしまうのです。
どうコントロールして、いい関係をつづけたらいいか分かりません。
とても悩んでいます。
はい、この内容をご覧になって、ご自分にも心当たりがある方も多いのでないでしょうか。
特に、相手に尽くしてしまう”奉仕型”の女性に多いような気がします。
女性の方からすると、自分は相手に喜んでもらうために一所懸命に奉仕してあげるんだけど、
相手の男性は、色々尽くしてくれるのをいいことに、「もっとあれして、今度はこれして、
次はこうやって、もっともっとと」と、求めるばかりになってくる。
そして、気づいたら、
「あれ?私ばっかり奉仕させられてない?」
っていう、ギブアンドテイクが成り立たない、一方的なギブな状態が続いてしまう。
一時期、GiverとかTakerって言葉が流行ったことがありますが、
普通であれば、ギブアンドテイクはお互いが与えあって、お返ししあっての関係で成り立つものです。
どちらか一方が与えるだけとかもらうだけとかではなく、
双方が「与える」と「もらう」をバランス良く分担しあう関係。
5:5までとはいかなくとも、4:6とか6:4とか、
多少のアンバランスはあったとしても、10:0とか9:1みたいな関係には普通はならないものです。
でも、そのバランスが崩れて、
一方が与えるだけの関係になってしまうこともあるのです。
今回のケースであれば、男性の方が一方的に受け取るだけのTakerになってしまうことがあるのです。
与えること自体は悪いことではない
それで、こういう関係になってしまった場合、
特に女性の方が与える側になってしまうケースで多いのが、
女性は「自分が悪いのか?」と考えてしまうことがよくあるんですね。
「私がいけないのかな?」
「私に何か悪いところがあったのかな?」
「私の対応がまずかったのかな?」
と、自分が悪いと思ってしまいがちです。
でも、まず最初に知っておくべきなのは、
与えること自体は全く悪いことではありません。
相手に出し惜しみなくすべてを与えてあげる。
相手を満足させてあげるために徹底的に奉仕する。
このこと自体は全く悪いことではありませんし、引け目を感じる必要もありません。
むしろ素晴らしいことなのです!
相手に喜んでもらうために、持てるものすべてを使って喜ばせてあげる。
このこと自体は素晴らしいことだと思いますし、僕はそれで良いと思います。
何も間違っていないと思います。
通常であれば、思いっきり与えてくれた女性にに対して、
今度は思いっきりお返ししてあげようという気持ちが男性の方に生まれてくるものです。
与えて与えられてっていう関係が築き上げられていくものですし、
それがご質問の中にもある「高め合うような関係」というものですね。
恋人とか夫婦とかのような愛情がベースにある関係だとそういう関係になるのですが、
しかし残念ながら、今回のご質問のような割り切った関係の場合ですと、そういう関係が築けない場合があります。
与えられた男性が、ただのラッキーととらえてしまって、
もっと欲しがるだけの”欲しがるマシーン”になってしまうんです。
もちろん割り切った関係であっても、与え合う関係を築けることは全然あります。
与え合う関係を築けるかどうかは、もうこれは相手によるといっていいでしょう。
セックスのスキルは価値
セックスが上手であること。
セックスで相手を喜ばせてあげられること。
相手に目一杯の奉仕をしてあげられること。
これらはあなたが持っている「価値」です。
そして、相手の男性から求められる女性であるということ。
それだけで十分な価値をあなたが持っているという証拠でもあるのです。
つまり、あなたは大きな価値を持っている女性だってことなんですね。
このことに自信を持ってほしいんです。
自分は大きな価値を持っている、価値のある女性なんだと自信を持ってほしいのです。
往々にして、奉仕型の女性、特にセックスで奉仕に徹してしまう女性に多いのが、
自分に自信がない女性が多いんですね。
自信がないというか、自分に価値がないと思っていたり、
自分で自分を低く見積もってしまっていたりする方が多いのです。
自分を低く見積もってしまうと、どうしても男性に無意識に優位性を与えてしまいます。
無意識に変な上下関係を作ってしまうのです。
まあ、ご質問のケースではそういうのはなさそうな気はしますが、
そういう変な優劣関係を作ってしまっているケースもあるということを覚えていただければと思います。
何よりも、あなたには価値があるのです。
セックスで男性を喜ばせられるということは大きな価値です。
パートナーを喜ばせるために頑張って身につけたセックステクニックはあなたの持つ大きな価値です。
何よりも、男性から求められるあなたという存在そのものが大きな価値なのです。
ということを知っておいてください。
相手はあなたが選んでいい
さて、今回のご質問のような、男性がつけあがってしまってクレクレ君になってしまう場合、
「どうやったらそうならないようにできますか?」という問いになることが多いです。
なんとか相手の男性がそうならないようにしたい。
そのために自分は何をしたらいいのだろうか?と。
そういう視点で考えてしまうことが多いのではないでしょうか。
でも大事なのはそこではないと思うんですね。
先程、あなたには価値がある、とお伝えしました。
その価値を誰に提供するかを決めるのはあなたです。
あなたが自分の価値を提供する相手を選んでいいんです。
そう、あなたは相手を選んでいいんです。
大事なのは、どうやったら女性をぞんざいに扱わないようになるのかではなく、
女性をぞんざいに扱わない相手を選ぶことが大事なのです。
というのも、女性から奉仕されて、「お、これはいいぞ。もっとやってくれ」と
お殿様のようになってしまう男性は、元からそういう男性なのです。
女性側に何か原因があるとかそういう問題ではなく、
そもそもそういうタイプの男性だったというだけなのです。
だから、解決策とすれば、「そういう男性を選ばない」ということになるのです。
あなたには価値があります。
あなたは大きな価値を持っている女性です。
その価値を大切にしてください。
相手の男性が、あなたの価値に等価のモノを返してくれないようであれば、
あなたの大切な価値をその男性に提供する必要はありません。
等価交換をできる男性にだけあなたの価値を提供するようにしてください。
といっても、最初から等価交換できる相手かどうかはわからないと思います。
今回のように、体の関係になってからはじめてわかるというケースだって少なくないでしょう。
もし一度体の関係になって、それで相手が相応のものを返してくれないような相手であれば、
それ以上あなたの価値を相手に与える必要はありません。
あなたの価値を相手から取り上げていいんです。
あなたの価値はあなたのためだけのものです。
そして、それを誰に提供するか、誰に与えるかはあなたが選ぶべきものなのです。
あなたは相手を選んでいいのです。
あなたにはその権利があるのです。
相手を選ぶ見極めのポイント
では、どうやって相手を選べばいいのか?
ピンポイントで良い男性だけを見極められればいいのですが、
そんな簡単に見極められるものではありません。
確実に見極められるわけではないということを大前提として、
少しでも良い男性を見極められるようなヒントをお伝えしたいと思います。
そのヒントとは、面倒くさいハードルを超えてくれるかどうかです。
「楽してヤリたい」男性の思考
今回のご質問のような割り切った関係の場合、男性の心理としては
「できるだけ面倒くさくなく最短で女性とセックスがしたい」
という思考が根底にあります。
知り合った最初からエッチなトークをして、
できるだけ面倒なやり取りを抑えてすぐに会って、
会ったら食事だ何だと面倒なことを避けてすぐにホテルに行ってエッチしたい。
しかも、エッチも女性の方がどんどんご奉仕してくれるなら、
これぞラッキーとばかりに手間のかかる前戯など省いて、
自分が気持ちよくなれるプレイだけしてエッチを楽しみたい。
男性の根底には、こういう願望が流れています。
それこそ、身勝手な話ですが、
「できればお金も時間もかけずにヤりたい」という身勝手な思考。
もちろん、ここまで話が上手くいかないことはわかってはいるのですが、
あわよくば面倒な手間を省いてトントン拍子に話が進んでほしいな
っていう欲があるものなんですね。
直球で言えば、楽して自分の欲求を満たしたい、楽しておいしい思いをしたい、っていう。
こういった、楽しておいしい思いをしたい男性が、
今回のご質問のような「つけあげる男性」になりがちなのです。
ですので、こういう男性をフィルタリングしてあげればいいのです。
フィルタリングの方法
では、どうやってフィルタリングするのか?
楽しておいしい思いをしたい男性っていうのが、基本的に面倒くさいことを嫌がる傾向にあります。
つまり、面倒くさいハードルを設置してあげれば、フィルタリングすることができるんです。
例えば、知り合ってからエッチな話をする段階になると、
男性はエッチな話ばかりをしたがるようになります。
その時に、あえてエッチな話とは全然違う話を振ってみて、
その話にもちゃんと傾聴してくれるかどうかを試してみる。
会う時には、最初のご対面の日にいきなりエッチをするのではなく、
あえて「今日は食事だけ」と宣言してエッチ抜きで会う日を作ってみる。
それでもちゃんと会ってくれるかどうか、エッチ抜きという約束を守ろうとしてくるかどうか、
丁寧に接してくれるかどうかを試してみる。
何度かエッチをしてみて、扱いがぞんざいになってきたら、
あえてエッチを断ったり、エッチなし前提で会ってみる。
その時に相手が面倒くさがるか、それともちゃんと応対してくれるかどうかを試してみる。
こんな感じに、わざと男性が面倒くさいと感じそうなことを試してみるんですね。
男性が求めるからといって、その求めに全部応じる必要はありません。
あなたが持つセックスという価値を与えるかどうかは、あなたが決めていいのです。
あなたが価値を出し渋った時に、それでも誠実に対応してくれるかどうか。
それである程度フィルタリングすることができると思います。
もちろんこれで100%見極められるとは言いませんが、
それでもやらないよりはある程度は見極められると思います。
先程話した、自分を低く見積もってしまう女性に多いのが、
求められるがままに自分の価値をフルに提供してしまうんですね。
それで相手の男性も相応のものを提供してくれるのなら問題ないですし、
その場合はお互いに与え合う関係を築いていけばいいのですが、
必ずしもそうはならないケースもあるんですよね。
もし相手の男性があなたをぞんざいに扱うようでしたら、
あえてお預けを食らわして反応を見るのをオススメします。
そこですねたり、不機嫌になったり、だったらいいやみたいな態度を取るような男性なら、
あなたの方から関係を切る勇気を持つのも大切なことです。
あなたの持つ大事な価値と時間をそんな男に費やす必要はありません。
以上が、今回の質問に対する僕なりの考えです。
求められた回答とはちょっと違うかもしれませんが、まずは何より相手を選ぶというのがとても大切だと思います。
やっぱり、結局女性をぞんざいに扱うのだとしたら、それはその男性の本質的な性格からくるものだと思うんですね。
それを矯正するのは簡単なことではありませんので、だったらパートナーを変えた方が絶対にいいのです。
特に割り切った関係の場合は、セックスの部分が楽しめるかどうか、
満足感のある関係を築けるかどうかがとても大切です。
我慢して関係を続けるほど無駄なことはありません。
もし合わないと思ったら、すぐに関係を解消することも必要なことなのです。
そもそも男性から求められるということは、それだけあなたに価値があるからなんですね。
その価値を誰に提供するのかは、あなたが自分で選んでいきましょう。
あなたの価値を提供する相手を選ぶ権利があなたにはあるのですから。
以上、シゲでした。