「セックスが好きな男性」と「スケベな女性が好きな男性」とがいる。この違いわかります?
今日はちょっと概念的?なお話になります。
こうすれば云々のようなテクニック的な話ではないのですが、
セックスに対する男性のスタンスみたいな話になりますので、
理解しておくとかなり役に立つはずです。
では、お話のテーマは何かというと、タイトル通り
「セックスが好きな男性」と「スケベな女性が好きな男性」の違いについてです。
男性は基本的にセックスが好きです。
エロが好きです。
やらしいことが好きです。
女性が好きです。
まあ、最近は性欲がない、エロに興味がないというニュータイプな男性も増えているみたいですが、
基本的には男性はエロが好きでセックスが好きだといっていいでしょう。
ただ、「エロが好き」といっても、
そこには人それぞれ意味合いが違っていたりもするんですね。
性的傾向というか、好きの方向性というか。
今回は、大きく「セックスが好きな男性」と「スケベな女性が好きな男性」の2つに分けて解説していきたいと思います。
Aタイプ:セックスが好きな男性
まずは、「セックスが好きな男性」の方からです。
これをAタイプとしましょう。
多分、エッチな男性とか、エロいことが好きな男性とかって言われて、
最初に想像するのがこの「セックスが好きな男性」ではないかと思います。
これは文字通り、「セックスをするのが好きな男性」という意味になります。
人間だったら誰しも、とは言い切れませんが、
ほとんどの男性がセックスをするのが好きだと言っていいと思うんですね。
女性の体を触り、舐めたり、愛撫したり、
逆に女性から触られ愛撫され、そして挿入して射精する。
そういったセックスの一連の行為をするのが好きな男性です。
こう文章に書くと当たり前過ぎて笑えてきますが、
あくまでも自分がセックスという行為をすることが好きなのです。
Bタイプ:スケベな女性が好きな男性
一方、「スケベな女性が好きな男性」の方ですね。
これをBタイプとしましょう。
今回の記事はこちらがメインになります。
こういうタイプの男性がいるということを知っておいてほしいのです。
これちょっと説明が非常に難しいのですが、頑張って書いてみます!
スケベな女性が好きな男性というのは、女性の中にあるエロさ、スケベさを垣間見ることに興奮する男性のことを言います。
ここであえて「スケベ」と書いたのは、
エッチとか、エロいとか、やらしいとか、そういうポップな言葉よりもっと生々しいというか、
女性が内面に持っている他人には見せないようなスケベさを指しているので
「スケベ」という昭和的な言葉を使っています。
人間誰でも自分の中にあるスケベさって見せたくないものだと思います。
恥ずかしいし、かっこいいものでもないですし、知られたくない部分だと思うんですね。
誰だって他人に対しては良いイメージを持ってもらいたいと思うものですから、
自分の中にあるスケベな部分に関しては、極力表に出さないようにするのが普通です。
わかりやすく男性に置き換えてみると、
AVのコレクションなんかはそれにあたるかもしれません。
ちょっと人には言いづらい自分の性癖。
例えば、いいおじさんが実はJK物のAVが好きで集めてたとか、
人には全くそんな素振りは見せてないのに実はアナル物のAVを好んで見ているとか。
そういうのって、全然悪いことではないんですけど、
人に堂々と言うのにはちょっと躊躇してしまいますよね?
躊躇どころか、普通は詳細には言えません、特に異性には。
それは自分の中にある隠しておきたい”スケベさ”だからです。
あくまでも例として性癖を出しましたけど、これは性癖に限ったことではありません。
例えば、女性の中には、セックスをしている最中でも
どうしても相手の目が気になってしまったり、気恥ずかしさとかがあったりして、
フルオープンの気持ちでセックスができないという女性はとても多いです。
なんとなくどこか装ってしまうというか、セーブしてしまうところがあるようです。
これは言い換えれば、「淫らになりきれない」と言えます。
思いっきり淫らになりきれる、針を振り切って淫らさを出せる女性もいれば、
心のどこかで「エッチだと思われたくない」みたいな心理が働いて、
淫らな自分を出しすぎないようにセーブするスイッチが働いてしまう女性もいます。
セーブしている女性の方が多分圧倒的に多いでしょう。
「スケベな女性が好きな男性」というのは、
そういう女性の中にある淫らさを見るのが好きなんですね。
女性の中に隠しているスケベさを見るのが好きなんですね。
そして、女性がスケベであればあるほど興奮するのです。
装った女性の姿なんていらなくて、「エッチな子と思われたくな~い」なんて乙女心なんてどうでもよくて(笑)
とにかく女性の内面に秘めているスケベさを引き出したいんです。
そして、女性のスケベさや淫らさを引き出せて見ることができた時の喜びや興奮の方が、
場合によっては自分が射精することよりも強かったりもするのです。
例えばっかりになって恐縮ですが、これはセックスのプレイに限ったことではなく、
女性にオナニーの話を聞いたり、過去の浮気話を聞いたり、
そういう秘めたスケベな話や体験を引き出すことに興奮する人もいますが、方向性としては一緒です。
もちろんそういうのはカフェとかで話してる時とかに聞くわけじゃないです(笑)
それこそ、そういう告白をさせながらセックスをするのが興奮する人もいれば、
ラブホでセックスの休憩中にそういう話を聞き出したりする人もいます。
このように、セックスをすることそのものよりも、
女性の秘めたるスケベさを引き出すこと、淫らな女性の姿を見ることに
強い興奮や喜びを感じるタイプの男性がこのタイプになります。
射精に興味がない、女性をイカせることに興味があると言う男性
さて、ここでちょっと思い出してほしいことがあります。
過去に色々なご質問を受け付けてきて、僕なりにお答えをしてきました。
その中で以下ような男性に対する質問疑問が何度かあったのを覚えているでしょうか?
- 自分が射精することにあまり興味がない・こだわらないという男性
- 僕は自分がイクことよりも女性を喜ばせている方が楽しいと言う男性
- 自分がフェラされたり愛撫されることよりも、女性を愛撫することに重きを置く男性
- 自分は勃たないのになぜかセックス(挿入は抜き)をしたがる男性
などなど
多分昔からブログをご覧になっている読者の方なら、
そういえばあったなと聞き覚えがあるんじゃないかと思います。
普通男性って、自分が気持ちよくなること、自分がイクことを優先するイメージがあると思うんです。
前戯をおろそかにして自分ばっかさっさとイッてセックス終わらせちゃう、
なんて不満はあるあるだったりしますからね。
でも中には、女性に対しての奉仕を優先するというか、自分が気持ちよくなること、イクことは後回し。
後回しどころか全くの度外視する男性もいたりします。
そういう男性だと、女性からすれば「え、なんで?」って疑問に思いますよね。「それでいいの?」って。
だから僕のところにもご相談がくるのだと思います。
で、なぜそういう男性がいるかというと、
そういう男性はBタイプが強い男性である可能性があるんですね。
みんながみんなとは言いませんが、
単に性的傾向がBタイプである可能性があるんじゃないかと僕は思っています。
Bタイプの男性は、「女性のスケベさを見る・引き出すことに興奮する」わけです。
ですから、自分の前で女性が淫らな姿を晒しているのを見ることに興奮したり、
女性の中に秘めたスケベな部分を晒してくれるのに喜びを感じたりするわけですね。
だから極端な話、例え自分がイクことができなかったとしても、
女性のそういう姿を見るだけで十分な満足感を得られたりするのです。
女性からすれば、「え?いいの?」って思うかも知れませんが、
実は男性側の遠慮とか気遣いとかではなくて、
普通に満足感をちゃんと得ているから十分楽しめていたりします。
「俺の方は全然いいから」っていうのは、実は本音だったりもするのです。
年齢とともにBタイプに移行する男性が多い
で、このBタイプというやつは、年齢とともにBタイプに変わってくる男性も多いような気がします。
若い頃、20代くらいまでは、とにかくやりたい、たくさんやりたい、色んな女性とやりたい、
気持ちよくなりたい、射精したい、っていう自分が気持ちよくなることで頭がいっぱいなんですね。
しかし、年を重ねて体力も当然衰えてくるに連れて、
徐々に若い頃のようなセックスが当たり前のようにはできなくなってきます。
一晩3回できたセックスも1回が限界になり、
コンディション関係なくいつでもギンギンに勃起していたはずが、
日によっては全く勃起しないという日があったり。
人間ですから、年ともに体も心も変化していくもの。
僕自身もそれは凄く実感があります。
そのため、セックスに対する欲求の質も変わっていくものです。
徐々に肉体的な快楽から、精神的な満足感・充足感の方にシフトしていく男性も多く、
そういう人がBタイプに以降していくのではないかと思います。
みんながみんなではないですけどね。
ですから、ご質問でいただいていた、
射精にこだわらないとか、自分はイカなくていいとか、
自分が愛撫されるよりも女性に愛撫してイカせてあげることの方が好き
という男性は、やっぱり40代以上の男性に多いです。
年齢とともに性的な欲求の方も、より内面的・精神的な方向へ向かっていく男性が少なくないのでしょう。
AタイプとBタイプはきっちり分けられるものではない
一応今回はAタイプとBタイプの2つ分けて説明してきましたが、
男性の性的傾向がこの2タイプに完全に収まるものというわけではありません。
当然ですが、人の数だけ性的傾向はあるわけですから、
実際に分類しようと思ったらもっと多くのパターンに分けられるとは思います。
あくまでも今回はわかりやすいように、この2つに分けたというだけの話です。
そして、男性のタイプを綺麗にAタイプとBタイプに分けられるというものでもありません。
というよりも、どんな男性であっても、AタイプとBタイプタイプの両方の性質を持っています。
AしかないとかBしかないというのではなく、みんなAもBも内包しているんですね。
ただどちらの傾向が強いかの違いがあるわけなのです。
Aが60%でBが40%という人もいれば、
Aが30%でBが70%という人もいます。
どちらの割合を強く持っているかで、その人の性的傾向が変わってくると言っていいでしょう。
だから、先程の話で言えば、
若い頃はAが90%でBが10%の割合だったのが、
歳を重ねて40代になるとAが40%でBが60%に変化するということだって当然あるのです。
***
以上が、今回のお話です。
今回のメインは、Bタイプの性的欲求の形があるということをぜひ知っておいてほしいんですね。
結構これってあんまり世間的に説明されていないような気もしますし、
他のメディアとか見てもあんまり触れていないような気がするんですね。
でも、Bタイプの傾向を強く持つ男性ってかなり多いんです。
例えば、極端な話になれば、AVを見るにしても、
女優さんのインタビューが一番興奮するという男性がいたりもするんですね。
実際にセックスをしているシーンとかよりも、
女優さんが居酒屋で過去の性体験の話をしていたり、
過去に経験した人には言えないエッチの話をしていたり、
セックスに対する本音を告白していたりするシーンの方が興奮する
という男性も実際いるんですよ。
女性からすると「え?」って理解できないかもしれませんが、
その男性にとっては、その女優さんの内面にあるスケベな部分を垣間見ることに興奮するわけです。
もちろんAVですから、そういうインタビューだって台本はありますよ。
でも、それをわかってうえで、そこに興奮するのです。
これはあくまでも極端な例ではあるのですが、
男性の中にはそういう一面もあるということを知っておいてほしいなと。
これを知っておくと、男性の理解が進むんんじゃないかなと思っています。
あまりにも難しいことなので上手く説明できたかわからないですし、
理解してもらえたかわからないですけど、少しでも伝わったら嬉しいですね!
以上、シゲでした。