効果的な全身愛撫のやり方とコツを解説します!

あなたは、男性を愛撫する時に、全身愛撫をすることはあるでしょうか?
どうしても男性を愛撫する時って、
手コキとかフェラなど”ペニス”に集中しがちですが、
それ以外の体全身を愛撫することも効果的です。
全身愛撫をすることによって、感度を高めることが出来て、
快感を増幅することができますし、精神的な興奮を高めることもできます。
では、全身愛撫はどうやれば効果的なのか?
今回は、そんな話をしていきたいと思います。
まずは、頂いたご質問の紹介です。
はじめまして。
いつもシゲさんの投稿楽しみにしております。
何年もシゲさんのブログ読者の為、パートナーからも嬉しい評価をいただいております。パートナーとはお互い身体だけの割り切った関係であり、関係を持って早6年になりますが、セックスの相性もどんどん良くなり、日々新たな発見があります。
そんな最近の発見の中で気付いたのですが、私は相手の身体をひたすら舐め続けることが出来ます。
相手には、これは性癖だろうと言われたのですが。そんなわけで最近全身リップをするこよにハマりだしましたが、いまいち正しいやり方がわかりません。
ずーっと舐めることは苦ではなく楽しいのですが、やはりずっとひたすら身体を舐めていると相手のアソコも萎えてきますし。
(フェラや乳首攻めですぐに勃つんですけど)マッサージみたいで気持ち良いとは言ってくれるし、首の後ろが明らかな弱点とゆうこともわかったのですが、もっと気持ちよくなってもらいたいです。
一般的な全身リップとゆうのは、どれくらいの時間舐められるのが気持ちよくて、どこを舐められたら気持ち良いのでしょうか。
もちろん人によって違うと思いますが。
本当に全身一通り舐めた結果、乳首やアソコ以外で反応が良いのは太もも、背中、首の後ろですが、それ以外はどこを舐められたら気持ち良いのでしょうか。
全身リップで調べても、風俗のページに飛ぶだけでそんなに事細かく説明はありません。
よかったら参考に、シゲさんの理想とする全身リップを教えてください。
ここも攻めてみては!?とゆうオススメの箇所もあれば教えてください。宜しくお願い致します。
全身リップは、いわゆる口・舌で全身を愛撫することですね。
この全身リップが長時間できるってことは、性癖とも言えるかもしれませんが、
これができること自体は大変な長所だと思います。
これができないっていう女性も少なくないですからね。
まずは、全身愛撫をする際に、どこを愛撫したらいいのか?
つまり、男性の体の中で感じる性感帯はどこなのか?
ということですが、代表的な部分をあげてみたいと思います。
耳
首筋
背中
乳首
内もも
お尻
などが代表的でしょうか。
あとは、手や足の指が感じるという人もいます。
基本的には、上記の性感帯を攻めておけばハズレはないと思います。
オーソドックスですが、一番ハズレのない性感帯です。
もちろんそれ以外のところを攻めても全然いいですし、
全身愛撫という名前の通り、体の全てが愛撫対象と言ってもいいですね。
キスの時に、目を舐められたり、華にキスされたりすると興奮する
という人だっていますから。
ただ、代表的な性感帯と言うと、上記で挙げた部分かなと思います。
でも、これで終わっては面白くはありませんよね!
そこで、僕なりに、性感帯を見つけるコツというか、
ココを意識したら意外な発見があるかも!?
というポイントを解説したいと思います。
くすぐったいところは性感帯になるかもしれない
まず一つ目は、くすぐったいところを攻める、ということです。
くすぐったいところと言ったら、
例えば、脇の下とか、脇腹とか、足の裏とかですね。
くすぐったがりな人とそうでない人とがいますので、そこは個人差があると思いますが、
多かれ少なかれ、脇の下・脇腹・足の裏なんかは、くすぐったさを感じるでしょう。
ちなみに、僕はかなりなくすぐったがりの方ですね。
首元でくすぐるような仕草をされるだけで、くすぐったくなってくるタイプです。
で、当然くすぐったい部分を触られればくすぐったいわけですが、
くすぐったいということは、そこが「敏感な部分」だからなんですね。
首筋とか背中とかも、本来はくすぐったい部分なわけです。
セックスの時以外で、首筋や背筋を指で触られたら、くすぐったがる男性も多いと思うんですよ。
でも、セックスの時になると、そこがくすぐったい部分ではなく、感じる性感帯へと変わるわけです。
だから、くすぐったいところは感じる可能性がある部分とも言えるのです。
ただ、普通に愛撫してしまったら、当然くすぐったいわけですから、
愛撫のやり方をちょっと”セックスらしい”愛撫のやり方にする必要があります。
くすぐろうと思って愛撫したら、ただただくすぐったいだけになってしまうので、
くすぐる愛撫ではなく、感じる愛撫をする必要があるわけなんですね。
「気持ちよくしてあげよう」という意識で愛撫する
ここは、精神論っぽくなってしまうのですが、
気持ちよくしてあげよう、感じさせてあげよう、エッチに愛撫してあげよう、
という意識で愛撫することが凄く重要です。
ちょっと面白がってくすぐろうという意識で愛撫するのと、
気持ちよく、エッチな気分にしてあげようと思って愛撫するのとでは、
結構愛撫のやり方って無意識に変わってくるものなんですよね。
気の持ちようと言えばそれまでなんですけど、
その気の持ちようが非常に重要で、そこで差がついてくるものです。
「くすぐったくない?」と声をかける
「くすぐったくない?」と声をかけてあげる。
これも効果があると思います。
この一言があるだけで、「この子はくすぐろうとしているわけではないんだな」という意思を感じるので、
安心して愛撫を任せることができるんですね。
この「安心して」というのが結構重要で、
相手がいつくすぐってくるかわからないという不安があると、
安心して愛撫を任せることができなくなります。
「くすぐってくるんじゃないか?」という恐怖心があると、気持ちの面でどうしても構えてしまいますし、
構えれば構えるほど、余計にくすぐったさの方に意識がいって、くすぐったく感じてしまうのです。
そこで、「くすぐったくない?」と一声かけてもらえれば、
相手にくすぐろうという意思がないんだなと思えるので、
構える必要もなくなりますし、そうするとくすぐったさが気持ちよさに変わってくるのです。
もし「くすぐったくない?」と聞いて、「くすぐったい」と言われたら、
無理に続けるのではなく、やめることも大事です。
くすぐったいと言っているのに無理に続けてしまうと、
愛撫されることへの抵抗が増えてしまいますからね。
その辺は、上手に声を掛け合いながらコミュニケーションをとって、
気持ちのハードルを取り除いていくことがとても大切だと思います。
タッチ(愛撫)の強度を強めにする
ここまではどちらかというと、精神論、気持ち・心理に働きかけた話でしたが、
これはよりテクニック的なアプローチになりますね。
タッチの強度を強めにするというのも一つの方法です。
くすぐったい時って、基本的には弱タッチをされた時だと思うんですね。
サワサワと指で撫でられたり、舌先でチロチロ舐められたり。
多分、くすぐってやろうと思って触る時って、優しく触ることが多いですよね?
弱いタッチというのは、くすぐったさを感じさせやすいタッチです。
そのくすぐったさを緩和するためには、ちょっと強めなタッチにするといいと思います。
舐める時もちょっと押し付けるようにして舐めたり、
手で触る時だったら、指先ではなく手のひら全体で触るようにしたり。
そうやってタッチを強めにすると若干くすぐったさも緩和されるかなと思います。
あと、もう一つあるのですが、
それは後述する「メインとサブの2点攻め」の方でお話しします。
筋を意識して愛撫する
くすぐったい部分の他に、性感帯を探すヒントとしては、
「筋」を意識してみるといいのではないかと思います。
人間の体には、「筋(すじ)」といったものが色々ありますよね?
筋繊維なんかが代表的ですけど、そういった筋に沿って愛撫すると凄く感じるものなのです。
では、体の中で「筋」と呼べそうなところはどこなのか?と考えてみると、
首筋、背筋なんかはまさに筋ですよね。
首筋を愛撫する際には、筋に沿って上下に愛撫するの鉄板ですし、
背筋だって筋に沿って愛撫するのが鉄板のやり方です。
首筋や背筋を左右に横切るように愛撫することって少ないと思います。
そんな感じで、体の中にある筋を意識して、
その筋に沿って愛撫するのが、全身愛撫の一つのコツとも言えます。
首筋、背筋以外で考えてみると、足の付根の部分なんかも筋と言えますね。
足の付根の部分を筋に沿って愛撫するのもなかなか感じるものです。
あとは、全身愛撫とは若干ズレますが、
男性のタマの付け根辺りからお尻の穴を一本の線で結ぶ筋があります。
「蟻の戸渡り」なんて呼ばれたりしますね。
会陰(えいん)という呼び方の方が、女性には馴染みがあるでしょうか。
この部分なんかも男性が感じる性感帯です。
基本的に筋って、人間の体を上下に流れているものです。
その筋に沿って愛撫するというのが、全身愛撫をするうえで重要になると思いますね。
どこに筋があるのか?どんな筋が気持ちいいのか?
筋というのをヒントに性感帯を探してみてください。
ちなみに、全身愛撫とはかなり離れますが、
男性が感じるペニスの裏の「裏筋」なんかも、まさに筋ですね。
メインとサブの2点攻めで愛撫をする
さて、ご質問の中に、
「やはりずっとひたすら身体を舐めていると相手のアソコも萎えてきますし。」
とあります。
これは、仕方のないことなんですよね。
10代の若者であればまだしも、勃起の持続時間というのにも限界があります。
全身愛撫が長くなればなるほど、どうしても勃起が維持できなくなってきて、
途中で萎えてしまうのも仕方のないことなのです。
しかも、全身愛撫の場合は、ペニスへの直接的な刺激がありません。
だから、余計に持続させるのが難しいんです。
まあ、別に途中で萎えてしまって、再勃起させてあげればいいだけですので、
全身愛撫で萎えてしまった場合は、改めてフェラなり手コキなりで、
直接的な刺激を与えて再度勃起をさせてあげるようにしてください。
それとは別に、勃起を長くもたせる方法として、
あとは、先程お話しした、くすぐったさを緩和する方法としても、
僕は「メインとサブの2点攻め」をオススメしたいと思います。
どういうことかというと、
首筋を舐めながら、手で別のところを愛撫するとか、
乳首を舐めながら手コキをするとかですね。
1点集中で首筋だけを愛撫するとかではなく、
首筋を愛撫しながら、空いた手で別のところを愛撫するといった感じで、
メインの愛撫に加えてサブの愛撫を加えるわけです。
その効果は色々あるわけですが、
ここでは、「勃起の持続」と「くすぐったさの緩和」に絞って
お話ししていきたいと思います。
勃起の持続の効果
勃起の持続の効果を考えるならば、
サブの愛撫の方は、ペニスへの愛撫にするのをオススメします。
なぜ勃起が持続しないかというと、
やっぱりペニスへの刺激がないからなんですね。
乳首を舐められていても、それはそれで気持ちいいのですが、
ペニスへの刺激がないので、どうしても勃起がおさまってきてしまうんです。
それに乳首を愛撫されていたら、
男性の意識も乳首の方にいってしまいますので、
ペニスの方から意識がそれてしまいます。
人間は、意識が向いている方には力が向かいますが、
意識が向いていない方には力が向かわないものです。
ペニスって、勝手に勃起し続けているものではなくて、
ペニスから意識が削がれれば削がれるほど、
徐々に勃起の力も失われていくものなんですね。
ペニスを触っておくことで、男性の意識をペニスに残すことができるので、
何もしないよりは勃起の持続をアシストすることができます。
もちろん、いくらペニスを触っていたとしても勃起の持続時間には限界はありますが、
全くノータッチでいるよりは、勃起時間を長持ちさせることはできると思います。
別に本気でしごいたりする必要はないんです。
軽くしごく程度でもいいですし、それこそ軽く触れる程度でも十分です。
触ることで、ペニスに適度な刺激を与えることと、
男性の意識をペニスに残すことが大事なのです。
乳首舐めとペニスタッチの組み合わせだとしたら、
乳首舐めを本気で行うメインの愛撫として、
ペニスはあくまでもサブの愛撫として軽く触るくらいでいいんです。
むしろ、メインとサブは、愛撫の濃度に差をつけた方がいいと思います。
両方同じ濃度で愛撫すると、どちらに意識を向けていいかわからず、散漫になりますからね。
くすぐったさの緩和
もう一つは、くすぐったさの緩和の効果ですね。
例えば、脇腹を集中的に愛撫されたら脇腹に100%意識が向かいますので、
余計に敏感に感じ取って、くすぐったさを強く感じてしまいがちです。
しかし、そこに別の愛撫、つまりサブの愛撫も加えれば、
サブの愛撫の方も意識が向かいますので、脇腹への意識がいい具合に分散されて、
あまりくすぐったさを感じなくなるのです。
変な例えですが、
お腹が痛くてどうしようもない時に、なんとかその痛みを我慢するために、
腿をつねって痛みを堪えるって感じでしょうか。
腿をつねることで、腿が痛くなるわけですが、
その痛みによってお腹の痛みから意識をそらすことができる。
別の痛みによってお腹の痛さから意識をそらすことでお腹の痛さを誤魔化すことができる、
お腹の痛さを緩和することができるんですね。
それと似たような感じかと思います。
脇腹とか首筋とかを愛撫されてくすぐったいと感じていても、
他のところも愛撫されていればそちらの方にも意識が向かうので、
くすぐったさの方から多少意識が離れて、くすぐったさを感じにくくなります。
だから、脇腹を一点集中で愛撫されるとくすぐったくて笑ってしまう人でも、
ペニスをしごかれながらとか、乳首をいじられながらとか、太腿を撫でられながら脇腹を愛撫されると、
途端に感じ始める人もいたりするんですよね。
それは、くすぐったい感覚から意識を分散することで、
くすぐったさをあまり感じなくなるからなのだと思います。
でも、これって、男性だけではないと思うんです。
女性に両脇腹を上下に撫でるように愛撫するとくすぐったがる人であっても、
クンニをしながら両脇腹を上下に撫でると、急に感じ始めたりする女性も結構いますよ。
くすぐったさから意識を反らしてあげれば、
くすぐったいところというのは元々は敏感で感じやすい部分ですので、
くすぐったさが快感に変わっていくことも珍しくはありません。
いかにくすぐったさから意識を反らせるかが大事で、
そのためには2点攻めというのは効果的だと思います。
ということで、かなり長くなりましたが、全身愛撫についてのお話しでした。
全身愛撫でどこが感じるかは、当然人によっても変わってくるので、
ここを愛撫すればOkみたいなものがあるわけではありません。
ただ、今回の記事でお話ししたことを意識してやってみれば、
その人特有の性感帯を探すことも可能だと思います。
全身愛撫というのは、セックスにおいてはとても重要です。
長ければ長いほどいいというわけではありませんが、
全身愛撫があるのとないのとでは、快感の大きさも変わってくるものです。
どうしても男性を愛撫する時は、ペニスばかりに集中してしまいがちですが、
ペニス以外にも感じる性感帯はたくさんありますので、
セックスの中でしっかり見つけて愛撫してあげてください。
男性の感じるセックスの満足度が大きく変わってくると思いますよ!
以上、シゲでした。