早漏だった男性が、突然遅漏になることもありますよ!というお話
早漏か遅漏か。
実はこれって男性にとってはどちらも大きな問題だったりします。
問題というか、早漏がいいか遅漏がいいかというより、
早漏にしろ遅漏にしろ、当事者にとっては結構本気で悩んでいたりするのです。
さて、そんな早漏と遅漏なのですが、
早漏だった人が遅漏になることはあるのでしょうか?
今回はそんな話について考えてみたいと思います!
まずは頂いたご質問の紹介です。
いつも楽しみに読ませてもらっています。
付き合って2年になる彼とのことで最近悩んでいることがあります。主に2つ(遅漏について、膣のキツさについて)です。まずは遅漏について。
最初の頃は1週間に3回くらいのペースで、問題なくセックスが出来ていましたし、何なら早漏ぎみでした。
しかし、最近は射精まで辿り着かないことがあります(勃起は継続しています)。
そのとき彼は、暑いとイキにくい、と言っていたのですが射精に季節は関係あるのでしょうか??
また、早漏だったのに突然遅漏になることってあるのでしょうか。次に膣のキツさについて。
彼が正常位ではイキにくくなったので、最近は騎乗位でフィニッシュとなることが増えました。
ただ、挿入するときに彼がキツいと言います。逆に私はとても濡れやすい体質で、全くキツさも痛みも感じていません。
女性側が十分に濡れていても男性側がキツく感じることはあるのでしょうか。長文となり、すみません。どこかでテーマとして取り上げてもらえると助かります…!
はい、ご質問ありがとうございます!
上記のご質問には2つ質問が含まれているのですが、それぞれテーマが異なるご質問ですので、
2回にわけて記事にしていこうかなと思います。
今回は、前段の「早漏だった人が遅漏になることはあるのか?」ということについてです。
早漏になる方、遅漏になる方。
男性は人によって色々です。
原因も色々とあります。
肉体的なことが原因のこともあれば、精神的なことが原因の場合もあります。
ただ、原因をすべてあげていたらきりがないので、今回は割愛。
それに、まだまだ原因がわからないことの方が多いですしね。
しかし、今回のご質問の中にあるように、”コンディション”というのはとても重要です。
ご質問の中には、「暑いとイキにくくなる」と言われたとのことですが、
そこは個人差があるところで、みんながみんなそうとは限りません。
あくまでも、ご質問者様の彼の場合はそうなのでしょう。
でも、体のコンディションがイキやすさに関係することはよくあることで、
仕事で疲れているとイキやすくなったり、逆にイキにくくなったりするって話はよく聞きます。
ですので、レアだとは思いますが、人によっては季節や気温がイキやすさに影響するケースもあるのかもしれません。
さて、早漏だった男性が遅漏になってしまうことはあるのでしょうか?
実はこれが、”ある”んですね!
というのも、僕自身がその経験者だからです。
もともと僕は、早漏でも遅漏でもなかったのですが、
一時的に早漏気味になってしまった時期があったんですね。
早漏っていうほどではないのかもしれませんが、
フェラでイキそうになってしまったり、挿入してもすぐにイキそうになってしまったりと、
それまでと比べたら明らかにイキそうになるタイミングが早くなっていた。
原因はよくわかりません。
ぶっちゃけ、その当時付き合っていた女性との相性が僕にとっては良かったのもあって、
気持ちよすぎて早くイキやすくなっていたのが要因かなとは思っています。
相性が良くて気持ちいいんだったらいいじゃんって思うかもしれませんが、
早漏っていうのは男性にとっては女性が思う以上にコンプレックスになるもので。
せっかくのセックスなのに早漏のせいで早々と強制終了されてしまうのは嫌だって思うし、
それによって女性を満足させられなかったらどうしようって気持ちにもなるし、
早漏ってダッセーよなぁ、かっこ悪いよなぁって自分でも思うし、
女性にがっかりされたらショックだなぁって心配にもなるし。
まあ、想像以上に早漏っていうのは、男性の心に大きな不安を残すものなのです!
できれば早く治ってほしいし、少しでも長く持ってほしい。
今日は大丈夫かな?入れてすぐイキそうにならないかな?と、不安を感じながらセックスをすることになるのです。
今日も早かったらどうしよう。
早くイキそうになったらどうやって防ごう。
どうやったら長持ちさせられるかな。
早漏の時期っていうのは、そんなことが常に頭の片隅にある状態でセックスをするので、
どこかで不安やストレス、心配や恐怖をずっと感じている状態なんでしょうね。
セックスは大好きでたくさんしたいのに、早漏が怖くてセックスをするのが怖いっていう、
もの凄く二律背反した、矛盾した感情を抱えていたりするのです。
それがある程度に達すると限界を迎えたのでしょう。
ある時突然、今度は遅漏になってしまったのです!
遅漏といっても、入れてから射精まで1時間かかるとかのガチの遅漏とは違って、
普通よりもイクのに時間がかかる程度の遅漏なのですが、
早漏の時とは逆に、今度はイキにくくなってしまったんですね。
セックスをしていて全然気持ちいいんです。
オナニーとかだったら全然普通にいけるんです。
でも、セックスではイクのに時間がかかってしまうという。
この間まで入れてから5分ももたなかったじゃーん!
この前まではフェラだけでイキそうになってたじゃん!
なんて思いながらも、今度はなかなかイケなことに焦ってしまう状態になってしまったわけです。
イクのに時間がかかるだけならまだしも、
日によっては挿入してピストンしても全然射精感が高まってこなくて、
結局イケないままで終わってしまうこともあったりして。
遅漏になったらなったでまた違う不安がでてくるんですよね。
女性に、長すぎるって思われてないかな?
早くイケって思ってるのかな?
「私のせいでイケない。私とのセックスが気持ちよくないからだ」なんて思わせちゃったらやだな。
気にし過ぎかもしれませんが、そんなことを考えてしまって、これまた不安になったりします。
こんな感じに、早漏から一気に遅漏になった経験があるのですが、
僕のケースでは完全にメンタル的な部分が要因だったのだと思います。
ふいに何かの要因で早漏になってしまったことによって、
必要以上に悩んだり不安に感じてしまい、これがあらたなストレスを生んで、
全く逆の遅漏という現象まで引き起こしてしまうという。
結果的に、自然と遅漏もなおって、ごく普通にセックスができるようになりましたが、
治すのに特別に何かが効いたとか、何かコツがあったとかではありません。
本当に「時間が解決してくれた」という他ありません。
その時の彼女が、特に早漏に対しても遅漏に対しても、何も言わなかったのも良かったのだと思います。
早漏の時にたまに思わずフェラでイッテしまった時も、逆にそれを喜んでくれたり面白がってくれたりしてましたし、
遅漏の時も「早くイッテ」なんて焦らされることもなく、僕がイケなかったときでも、
「私は気持ちよかったよ」と特に気にする素振りも見せませんでした。
それはある意味救いになったのかもしれません。
よくこういう、男性が早漏、もしくは遅漏で悩んでいる時に、
「女性として何がしてあげられますか?」という質問をいただくことがあります。
残念ながら、基本的には、してあげられることはありません。
どういう理由で早漏や遅漏になったかにもよるのですが、
僕のように、メンタル面が理由で早漏や遅漏になったケースの場合は、
時間が解決するものだと思うんですね。
もしくは、男性のメンタル面が変わるしかないと思うんです。
ですので、女性ができることと言ったら、温かく見守ることです。
変に慰めようとしなくてもいいし、むしろ早いだの遅いだのには触れない方がいい。
ストレスやプレッシャーになることを言わないようにすること。
つまりは、いつも通りセックスを楽しむことです!
男性の方から、早漏や遅漏について自虐してくることもあると思います。
そういう時は、
「そう?全然気にならないよ」
「いつも通り気持ちいいよ?」
って、素知らぬフリするのがいいでしょう。
しいて言えば、早いとか遅いとかをいじらないようにするってことでしょうか。
女性の中には、悪気はなく冗談半分で、イクのが早いとか遅いとかをいじる人も結構いるんですよね
でも、意外とそのいじりが男性のプレッシャーになったりするものです。
表には出さないようにはしているものの、
自分がイクまでの早さや遅さを気にしている男性は多いので、
そこはあまりいじらない方が無難だと思います。
男性が特に悩んでなくてメンタル面が健全な場合は、そういういじりもありなんですけどね!
ということで、今回は、
「早漏の男性が突然遅漏になることもありますよ」というお話でした。
僕自身がその経験者なので、そのお話をさせていただきました。
早漏一つをとってみても、その原因は色々です。
メンタル面が要因の場合もありますし、
物理的というか肉体的な面が理由の時もあります。
オナニーのやり方が影響するとかね。
ただ、射精って、結構メンタル面が影響するものです。
疲れているとか、ストレスを感じているとかで射精の調子が変わることはよくありますので、
そこは温かく見守っていただけるとありがたいですね。
以上、シゲでした。